夏季練習・夏合宿を迎えるに当たって、指導者や選手は以下のことを十分に配慮して臨むようにしましょう。
特に指導者は、選手の安全確保を最優先しチーム・指導者の責任のもと、夏季練習・夏合宿を実施するようにしてください。
- 気温の高くなる時間帯での練習や試合を控えると同時に湿度にも十分注意を払う。
- 試合時間や練習時間および内容に十分配慮する(長時間連続する練習、試合の回避および1日の試合数の制限(1試合以内)、練習内容の変更等)。
- 疲労度や体調などに十分注意し、常に各自でコンディショニングチェックを行うよう心掛ける(心拍数、体温、体重、汗の出方等)。
- 暑さに十分馴れておく。
- 水分の補給を十分にし、適宜休息をとる。
- 直射日光に対する対策をとる(裸体の禁止、風通し、吸汗のよい服装、帽子の着用、日焼け止めクリームの使用等)。
- 合宿地での医療機関を確認する。
- 雷には細心の注意を払い、付近で落雷のあった場合はすぐに練習、試合を中止する。
- グラウンド近くに日影があるかを確認し、なければ確保するよう努める。
- 人工芝では天然芝よりも表面温度が10度以上高くなるという報告や年齢による温度の感じ方に関する相違の報告もあるので十分注意を払う。
- 近年、スクールや中学生等の若年層、およびクラブでの重傷事故の増加が報告されているので当該関係者は十分注意を払う。
熱中症を予防するために
熱中症予防など、安全対策委員会からのお知らせです
雷に関する注意
練習・試合中における雷への対処を、簡潔にまとめました
脳振盪が疑われたら
脳振盪か否かの判断と、その後の対処についてまとめました
ポスター「For Safe Rugby」をダウンロード
参考:
日本体育協会「熱中症を防ごう」
http://www.japan-sports.or.jp/medicine/guidebook1.html
環境省熱中症予防情報サイト
http://www.wbgt.env.go.jp/
2014年6月
(公財)日本ラグビーフットボール協会
安全対策委員会