(公財)日本アンチ・ドーピング機構がドーピング防止規則違反の疑いがあるとして、暫定的資格停止処分としていたクボタスピアーズ所属、田中健太選手に対し、日本ドーピング防止規律パネルがドーピング防止規則違反として制裁措置を下記の通り決定しました。

1. 日本ドーピング防止規律パネルによる制裁の種類および内容等

対象: 田中健太選手(クボタスピアーズ所属)
違反の種類: 日本ドーピング防止規則違反
ドーピング検査による検体からの禁止物質「ツロブテロール」の検出
内容: 3ヶ月間の資格停止処分
期間: 2014年12月17日※-2015年3月17日(同日を含む)

※当該プレーヤーが違反が疑われる分析報告の通知を受け、暫定的資格停止処分を科せられた日付

2. 公益財団法人 日本ラグビーフットボール協会の対応

規律委員会を開催し、日本ドーピング防止規律パネルの決定内容を承認し、これを適用する。

◎公益財団法人 日本ラグビーフットボール協会

ジャパンラグビー トップリーグ 高島正之チェアマン(高は正しくは「はしご高」)

「このたび、日本最高峰リーグであり日本ラグビーの模範となるべき、ジャパンラグビー トップリーグに所属するチームの選手がドーピング防止規則違反によって資格停止処分となったことは、まことに残念です。今回の結果を厳粛に受け止めた上で再発防止のために、リーグに登録している選手、スタッフおよび関係者への指導徹底を、トップリーグ所属各チームと協力して行ってまいります」

【参考】 公益財団法人 日本アンチ・ドーピング機構公式サイト「ドーピング防止規律パネル決定報告」