ワールドラグビーから発表された「IMPACT Beyond 2019」に関しまして、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会から改めて以下の通りお知らせいたします。

■「IMPACT Beyobd 2019」の概要

モンゴルで行われたアジアラグビー理事会で発表された「IMPACT Beyond 2019」は、ワールドラグビー、アジアラグビー、日本ラグビーフットボール協会の三者のパートナーシップによる、アジア初開催となるラグビーワールドカップ2019日本大会のためのレガシープログラムです。

以下の4つの主要ポイントに重点を置き、各協会がラグビーへの参加者の拡大を図り、持続可能なビジネスモデルの育成を可能にするものです。
1. GROWING THE GAME IN JAPAN(日本におけるラグビー振興)
ターゲット:ラグビー登録人口を20万人以上にする(=日本ラグビー戦略計画2016-2020おけるKGI)
2. GROWING THE GAME IN ASIA(アジアにおけるラグビー振興)
ターゲット:アジアで新しいプレーヤーを100万人以上増加、プレーヤー人口を200万人以上にする
3. GROWING BROADCASTING IN ASIA(アジアにおける放送網の拡大)
ターゲット:アジア全土のプラットフォームでラグビーが広く放送される
4. GROWING THE GAME GLOBALLY(世界におけるラグビー振興)
ターゲット:RWC2019のインパクトを最大限活かして世界のプレーヤー人口を1,100万人以上にする


■日本ラグビーフットボール協会会長 岡村正 コメント

「日本ラグビーのミッションは、人々を豊かにし、社会の発展にも貢献していくことです。ラグビーという競技は身体、技能に加え、人格をも鍛えるスポーツとしてインテグリティ、すなわち真摯さを示し、次世代に伝えていきます。困難なことに果敢に挑む姿勢こそ、日本ラグビーのあるべき姿です。
2019年日本はアジアで最初のラグビーワールドカップ開催国になります。 ラグビーワールドカップ2019日本大会の成功と勝利こそが、日本ラグビー史上最大の挑戦です。日本ラグビーは、あらゆる人々や社会の活力になるために、2019年を越えて、日本を越えて、ラグビーを越えて、インパクトを与える『Big Try』への挑戦を続けていきます」

■日本ラグビーフットボール協会専務理事 坂本典幸 コメント

「2019年ラグビーワールドカップのホストユニオンである日本ラグビーフットボール協会では、「IMPACT Beyond 2019」とリンクした戦略計画及び普及戦略を先日発表いたしました。その中でも、World Rugby、Asia Rugbyと連携して、ラグビーの普及・育成に努めることを明記しています。日本ラグビーフットボール協会のみならず、ラグビーワールドカップ2019組織委員会やワールドカップ開催都市、キャンプ候補地の自治体および支部協会など関係者とも密に連携を図り事業を進めていきます。
また、日本国内はもとより、アジアでのラグビー普及・育成を目的に2011年に立ち上げたASIAN SCRUM PROJECTにおいて、Sport For TomorrowやJICA青年海外協力隊、JENESYSなど、国のプロジェクトとの連携をさらに拡大して参ります。引き続き関係省庁などの多大な支援の下、IMAPACT Beyond 2019におけるアジアへのラグビー普及・育成へも努めてまいります」


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ワールドラグビー、アジアラグビー、日本ラグビーフットボール協会、ラグビーワールドカップ2019組織委員会の連携
2017年5月10日 ラグビーワールドカップ2019日本大会プール組分け抽選会場にて

 

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