遠征メンバー・スケジュール ●5月6日(火) DAY9 ロンドン2日目。 本日から本格的な練習開始です。 ロンドンの季節は春とのことで、グラスゴーより少し温かく、日差しが降り注ぐと暑いぐらいの陽気です。 午前中は、先週末の試合のトータル時間によって、リカバリー組と近くの芝生の公園でのセッション組とに分かれました。 リカバリー組は、辰見トレーナーがしっかりとケアを行いました。 トレーニング組は、タックルスキル、ハンドリングスキルを中心に、フィットネスも行いました。 市内の中心に大きな公園があるのは、とても新鮮です。 午後のトレーニングではグラスゴーセブンズでの反省をもとに、ディフェンスを中心にセッションを行いました。 アップするスピードを意識し、ディフェンスは前に出ること。 ボールコールをしたら、必ず最後までディフェンスすることを意識。 見極めて、予測して動くことで、非常によいイメージを持ってセッションを終えました。 坂井キャプテンは「早くセットして上がるということを意識するのは、今日だけ。明日は同じことを繰り返さず、1つ上の段階のセカンドノミネートからできるように」と選手たちを鼓舞しました。 AMのトレーニングセッション 近くの公園にて 橋野 ロンドンの宿泊ホテルは、サッカーのチェルシーのホームに併設されているホテルです ●5月5日(月) DAY8 グラスゴーセブンズを終えたセブンズ日本代表チームは、気持ちを新たに、ロンドンへ向かいます。 朝早い時間帯にホテルを出発し、空港にてロンドン行きのフライトを待ちましたが、機体故障のため、しばらくゲートで足止め。予定のフライト時間より、1時間半後に出たアナウンスは代替の飛行機が飛ばないので各自でフライトを再度手配してほしいというハプニング。 このような不測の事態も、何度か経験しているベテランのシニアメンバーは、全く動じませんでした。 英国は連休中であり、フライトも混んでいましたが、最終的に、なんとかロンドンに向かう最終便のフライトの席を確保できたので、チームは一度ホテルに戻り、ホテルでアクティブレストとなりました。 夕方に再度空港に向かい、ロンドンのホテルに到着したのは、現地時間23:00過ぎとなりました。 いろいろなことが起きるセブンズでは、スケジュール変更や、それぞれの国の環境にすぐに慣れる必要があります。大会を連続していくなかでパフォーマンスをコンスタントに発揮できる適応力、順応力、タフさが必要になることを改めて実感した一日となりました。 グラスゴー→ロンドン間の荷物は前日夜にトラックで移動 グラスゴーでお世話になったリエゾンを囲んで フライトが遅延となり、トランプでリフレッシュする選手たち ロンドンのヒースロー空港にようやく到着して、ホテルまで移動 渡邊 合谷 細谷 ロマノ 今回のリエゾンを務めてくれるマークさん(左)とマットさん(右) リリダム ディフェンスの追い方について説明をする大島 坂井キャプテン ●5月2日(金) DAY5 本日、追加招集メンバーが合流して、全員そろってのトレーニングを行いました。 翌日からの試合に向け、練習試合のオーストラリア戦の反省である「ストレートアップ」と「ノミネート」をしっかり意識して、アタック・ディフェンスを行いました。また、カナダとの大会初戦に向けたイメージを膨らませて、最後のトレーニングを行いました。 夜のミーティングでは、メンバー一人一人が大会に向けて決意を語りました。「いま僕たちがここにいられるのは、ここにいない、昨年のアジアセブンズシリーズのメンバーや、東京セブンズ、香港セブンズのメンバーの頑張りのおかげ。彼らのためにもいい結果を出そう」と坂井キャプテン。 しっかりと結果を出して、次につながる大会になるよう選手スタッフで結束を高めました。 3日は予選プールで、カナダ、イングランド、フランスと戦います。 クラブハウスの屋根の上にのぼってビデオ撮影する、川口アナリスト グラスゴーセブンズのリエゾンをつとめる、グラハムさん(左)とクリスさん(右) 7人制代表初キャップの、細田選手 NZの留学から合流した、橋野選手 ●5月1日(木) DAY4 本日は前日、前々日とはうってかわり、雨のパラつく肌寒い気候となりました。 午前中はオーストラリア代表と7分2セットのホールディングケームを行いました。怪我人が出ているためベストメンバーで臨めず、残念ながらスコアはトライ数0-4でした。 ワールドシリーズを初めて戦う選手が3名とフレッシュなメンバーになっていますが、ベテラン選手が中心となって本日出た課題を修正し、グラスゴーセブンズに臨みます。 夜は、スコットランド協会のウェルカムパーティーに参加しました。その後はチームディナーを行い、チームとしての一体感を高めました。 グラスゴー市長挨拶 VIPの挨拶を聞く、各国選手たち 今回の移動はバスではなくこちらのミニバン2台 ●4月30日(水) DAY3 本日はグラスゴーに来てからの疲れも考慮して、午前中の練習はキャンセルし、各自でリカバリーを行いました。 午後はグラスゴーセブンズの会場である、Scotstounスタジアムの見学を行いました。 こちらの会場は、ラボダイレクト・プロ12(前セルティックリーグ、マグナーズリーグ)のグラスゴーウォーリアーズの本拠地であり、スコットランドでもラグビー人気の高い場所です。 今回のグラスゴーセブンズは、スタッフも初めてということもあり、チームルーム、ウォームアップエリア、分析ルーム、選手の休憩場所、駐車場からの動線などを入念にチェックしました。 本日の最低気温が4度と、到着日に半そでで練習をしていたのが嘘のような寒さです。グラスゴーに来てから日に日に寒くなってきており、コンディションを万全にして週末の試合に臨みたいと思います。 明日5月2日は大会前の最後の練習になります。 キャプテンズフォトPhoto: JRFU/ Martin Seras Lima Photo: JRFU/ Martin Seras Lima ●4月29日(火) DAY2 前夜は時差の影響もなく選手はしっかり睡眠をとることができました。 本日から本格的なトレーニングを開始。瀬川ヘッドコーチは「この1週間でチームとしてどれだけ成長できるかが重要」と選手にハッパをかけました。 ブロウアウトをしてからハンドリングなどセブンズの基本スキルを確認し、その後、少人数でのアタック・ディフェンスを行ってグラウンドでのトレーニングを終了しました。 午後はジムで汗を流し、近くの大きなスーパーマーケットで選手個々が必要な物品を購入しました。 30日はオーストラリア代表とホールディング形式での試合を行います。 ●4月28日(月) DAY1 22時に成田空港を出発した男子セブンズ日本代表チームは、10時間のフライトでドバイへ到着。ドバイで4時間のトランジットを経て、今度は約8時間のフライトで現地時間のお昼にグラスゴーに到着しました。 グラスゴーは気温12℃と予想以上に暖かく、半袖でも外を動き回れるぐらいの陽気です。 午後はグラウンドに出てブロウアウト(息を上げるトレーニング)を行い、夜の時間まで長時間の睡眠はとらずに時差ぼけを解消しました。