第1日 試合結果詳細はこちら ■プールG第2戦 3月28日(金)16:12<日本時間: 3月28日(金)17:12>キックオフ 日本 41 19-0 0 トリニダード・トバゴ 22-0 香港セブンズ(HSBCセブンズワールドシリーズ2014-2015コアチーム昇格決定大会)の第1日、セブンズ日本代表はトリニダード・トバゴとの第2戦も無失点で制してプールGの2位以上を確定、準々決勝進出を決めた。 ロマノ・レメキがウルグアイ戦でのハイタックルで1試合の出場停止になったことなどから、先発メンバーを第1戦とは入れ替えて臨んだトリニダード・トバゴ戦。この試合も日本がボールを保持する時間が長く、自陣22mライン内には一度も入らせない、危なげない試合運びだった。 ウルグアイ戦で2トライのトゥキリがこの試合でも前半2、5分と連続で2トライ。折り返し直前にはボールを大きく左オープンに回して桑水流がトライを加えた。後半0分にはこの大会がセブンズ日本代表デビューとなるリリダムが初トライ。その後も久しぶりのセブンズ日本代表復帰となる北川のトライなどで加点し、6分には背後に蹴られたキックに戻ってセービングした福岡がそのままビッグゲイン、最後は藤田につないでトライを挙げて締めくくった。 2試合連続の快勝に、坂井キャプテンは「良い準備に良い試合の入り。予定通りです」。それでも、瀬川ヘッドコーチは「相手との攻防がないので、手応えをつかんでいるとはいえない」とトーナメントに向けて慎重な構えを崩さない。その中でも、2試合連続で相手にトライを許さなかった防御には「規律を守っているということで、選手が良く考えてプレーしている。ディフェンスではジャパンがやりたいことができている」と評価した。 アジアセブンズシリーズから出場 経験豊富な橋野 後半にトライした桑水流。主要大会の出場数はチーム1多い 2試合ともスターティングメンバーとして出場 ロトアヘア キッカーとしてもチームを支える坂井キャプテン 男子セブンズ日本代表として初のトライ。ジョセファ・リリダム 合流間もない北川も早速トライ トライにつながるカウンター攻撃を仕掛ける福岡 福岡に続き同じ大学生の藤田も今大会初トライをあげる 香港セブンズには日本から原田隆司レフリーも参加している ■プールG第1戦 3月28日(金)14:00 <日本時間: 3月28日(金)15:00>キックオフ 日本 24 19-0 0 ウルグアイ 5-0 2014-2015年シーズンのHSBCセブンズワールドシリーズのコアチーム入りをかけた香港セブンズで、セブンズ日本代表はトライを許さない快勝スタートを切った。 対戦相手は2009年のワールドカップ・セブンズで敗れているウルグアイ。しかし、この日は日本が序盤から主導権を握った。試合開始から坂井のコントロールされたキックで日本ボールのチャンスが続く。前半2分、左サイドでボールを受けた福岡が持ち味の快足を活かして先制トライ。2分後には左サイドを坂井が抜け出し、クロスしてボールを貰ったトゥキリがタックルを外してポスト下にトライを挙げた(坂井ゴール成功)。前半終了間際にも坂井がトライを追加。タッチライン際からの難しいゴールも決めて、19-0とリードして折り返した。 後半の序盤、自陣で守りに回ったが、東京セブンズでの経験を通じて防御に自信を深めたチームはあわてない。落ち着いて守り切ると、ターンオーバーから一気に敵陣へ。5分にトゥキリがこの試合2本目のトライを奪って24-0とし、最後までウルグアイにトライラインを越えられることなく試合を終えた。 瀬川ヘッドコーチは「良いスタートを切れた。先制点を挙げたことで、落ち着いて試合を進められることができた」と振り返り、「攻撃力のあるウルグアイをノートライに抑えられたことは、選手たちにも自信になる」と話した。これから待ち受ける戦いに向けては、「これまで取り組んできたことは東京セブンズで世界トップクラスにも通用した。香港セブンズでも、自分たちのプレーをしていく」と話し、課題にスクラムの安定とタックルの高さをあげた。 トゥキリからパスを受けた福岡が先制トライ セブンズ日本代表として初出場のリリダム 坂井コンバージョン(前半のロテのトライ後のキック) 前半4分にトライを奪ったトゥキリ 久しぶりのセブンズ日本代表復帰となった北川(右)