男子セブンズ日本代表香港遠征レポート｜日本ラグビーフットボール協会｜RUGBY：FOR ALL「ノーサイドの精神」を、日本へ、世界へ。

香港セブンズ遠征メンバー　|　遠征・大会スケジュール

●3月27日（木）　DAY3

香港セブンズを翌日に控え、セブンズ日本代表は２７日、試合前日練習で最終調整を行いました。

グラウンドで坂井克行キャプテンは「頭をクリアにして、やることを整理していこう」と話し、一つ一つこれまで取り組んできた事を踏まえながらディフェンスからアタック、スクラムやペナルティからのセットプレーなどを確認しました。

蒸し暑さの中しっかり水分補給

コミュニケーションをとりながらディフェンス

セットプレーからチャンスを

トレーニング後には２８日からの香港セブンズの試合会場となる香港スタジアムへ行き、グラウンドやロッカールームの位置などを確認しました。

芝生の状態を確かめる北川と桑水流(奥)

夜は翌日の試合に向けたミーティング、そしてジャージープレゼンテーションが行われました。
瀬川智広ヘッドコーチは「ディフェンスはよくなってきている。７分、７分、しっかりディフェンスしよう。後は勝ちたい気持ちが大事。自分たちを信じて戦おう」と話し、試合ジャージを選手一人一人に手渡しました。初めてセブンズ日本代表としてジャージを手にしたジョセファ・リリダムは「明日から最後まで、絶対勝ちましょう。ワールドシリーズに行きましょう」と笑顔でジャージを手にし、皆に呼びかけました。

坂井キャプテンは「前回大会の借りを返す機会を得られた事、この大会に出場できるということは、ここにいないアジアセブンズシリーズを戦ったメンバーがいたからということも忘れずにプレーしたい。最高の準備ができたので、勝ってみんなで笑って帰りましょう」と締めくくりました。

いよいよ２８日から香港セブンズが始まります。HSBCセブンズワールドシリーズ2014-2015のコアチーム昇格を目指すセブンズ日本代表への応援、どうぞよろしくお願いします。

●3月26日（水）　DAY2

２６日のセブンズ日本代表は朝食後のストレッチからスタートし、午前中はウェイトトレーニングを行いました。

ジムまで歩いて移動

昼食後にはセブンズワールドシリーズ出場１６チームと、コアチーム昇格決定大会出場１２チームの全キャプテンが集まる写真撮影が行われ、日本代表からは坂井克行キャプテンが参加しました。

コアチーム昇格決定大会出場１２チームキャプテン

午後はセブンズワールドシリーズのコアチームであるスペイン代表とトレーニングマッチ。最高気温が２５℃を超える蒸し暑い気候の中、タッチゲームによるトレーニングマッチ７分間を２本行いました。トータルのトライ数は日本代表が１(北川智規)、スペイン代表が２という結果でした。

対スペイントレーニングマッチ後の円陣JPG

ホテルでプールリカバリー

IRBの選んだ東京セブンズ2014のドリームチームのメンバーに選出されたロマノ・レメキは「東京から続いて調子はとてもいい。今チームはとてもレベルアップしている。初めての香港セブンズをとても楽しみにしている」と力強く話しました。

好調をキープ　レメキ

トレーニング後の本日の夕食は和食。納豆やおでんなどを食べて英気を養いました。

試合前日となる２７日、セブンズ日本代表は香港スタジアムでキャプテンズランを行います。

東京セブンズ2014の南アフリカ戦のトライがIRBの選ぶベストトライのうちの一つ、またファン投票によって"Fans' Favourite Try"に選ばれたジェイミー・ヘンリー
　「ファンの皆さんに最も好きなトライとして選んでもらったことはびっくりしている。あの時はリプレーを見なくてもトライだと自分ではわかっていた。香港セブンズでもいいトライを取ってチームのために頑張りたい」