9月10日、IRBを訪問し2011年ワールドカップ日本招致を正式に表明した日本ラグビーフットボール協会真下専務理事。右はシド・ミラーIRB会長

日本ラグビーフットボール協会は、本年9月10日に、2011年ラグビーワールドカップ日本招致への意思をIRB(アイルランド・ダブリン)に正式に表明致しました。

日本ラグビーフットボール協会では、昨年8月に2011年ラグビーワールドカップ招致準備委員会を設置し、様々な観点からラグビーワールドカップ日本招致の可能性について検討を重ねてまいりました。そして、その準備委員会からの報告を元に、本年7月の理事会で、正式にワールドカップ招致に立候補することを決定いたしました。このほど新たに2011ラグビーワールドカップ招致実行委員会を発足させ、招致に関しての具体的活動を開始することになりました。

2011年ワールドカップの立候補受付期間が本年9月末日であるため、本年9月10日、真下昇専務理事(招致実行委員会委員長)、堀越慈日本協会理事(IRB日本代表理事)、徳増浩司日本協会事務局長代理(招致実行委員会ワーキンググループコーディネーター)の3名がIRBを訪問して正式に立候補の意思を伝えました。

IRBからはシド・ミラー会長、マイク・ミラーCEO(ワールドカップ委員会マネージング・ディレクター)が出席し、ラグビーのグローバリゼーションの点でも日本での開催は大変意義のあることであり、IRBとしても日本開催に対して大変強い関心を持っていると表明しました。また、森・前内閣総理大臣が中心となって今年4月に結成された国会ラグビークラブなどの活動に対しても、政界からの支援という点で大きな関心を呼びました。

2011年の招致活動の中心的組織として、来る10月に森・前内閣総理大臣に最高顧問をお願いして「ワールドカップ招致委員会」が発足します。委員長は日本協会町井会長が務め、広く政財界から有識者をお招きして、強力な招致活動を行っていく予定です。

10月18日に第一回特別委員会を開催し、委員会終了後、特別委員会報告として記者発表を行います。この発表には特別委員会のメンバー構成、招致スケジュール、招致ロゴ、今後のアクションプラン等を発表する予定です。