iRB sevens 香港

4月2日(日)

プール戦を1勝2敗で終えましたが、得失点差でプール3位チームの上位に入り、プレートトーナメントに出場しました。
プレートトーナメント初戦はカナダ。結果はご存知のとおり12-22で敗退してしまいました。

選手はすばらしいパフォーマンスを見せてくれましたが、やはり最後はフィットネスの差が出てしまいました。各国が香港セブンズに照準を合わせ準備を進めています。現状日本は、香港セブンズまで約1ヶ月あいてしまうこの時期に最高のパフォーマンスを見せるためには、香港セブンズ前はもちろんのこと継続した強化で各IRBシリーズに参戦して経験を積んでいくことが重要になります。シンガポールではさらによい成績を残せるよう頑張りたいと思います。

なお、カップトーナメントではイングランドが劇的な逆転勝利で史上初の香港セブンズ4連覇を成し遂げました。(総務:内田)

4月1日(土)

香港セブンズ2日目、ニュージーランドに挑みました。日本のラグビーをしよう、体を張って戦おうということを目標に日本ボールのキックオフ。NZがワイドに攻めてきますが、果敢なプレッシャーとビッグタックルでゲインさせません。

対ニュージーランド戦
対ニュージーランド戦

逆に、1分、平からの飛ばしパスで三木が右スミにトライ。日本が先制しました。その後NZのシンビンがあり、ロコツイが速攻でトライ。12-0と差をひろげます。NZも個人技で1トライ返しますが、ボールのリテンションやタックル成功率でもNZにひけをとらず、前半が終了。

後半1分NZがまたも個人技でトライをとり同点にされますが、ジャパンも食い下がります。3分、一瞬の隙からロコツイが50mの独走トライで19対12とします。NZもミスマッチでその後1トライを返しますが、ジャパンのタックルが冴えカウンターで守りきります。後半7分、試合終了かと思いきや、小吹選手のビッグタックルが無情にもハイタックルを取られ、シンビン。ラストワンプレーにかけるNZに日本も6人でがんばりますが、最後に人数的有利を生かされ、トライをとられ逆転負けしました。NZと接戦に持ち込んだジャパンに会場は大喝采。すばらしい、印象に残る試合だったようです。本当に最後まで勝てる試合でしたが、世界の強豪にも対等に戦える自信が選手に芽生え、次のシンガポール戦、52-0と一蹴。得失点差でプレートに進むことになりました。初戦はカナダです。日本のラグビーを見せるようがんばります。応援お願いします。(総務:内田)

対ニュージーランド戦 対ニュージーランド戦
対ニュージーランド戦 対ニュージーランド戦

3月31日(金)

香港セブンズが始まりました。今年は30回目の記念大会であり大観衆の中、日本対スコットランド戦が行われました。ご承知のように、スコットランドには5-33で負けてしまいました。ボールをまわし続け、走りまくり、極力コンタクトを避ける、といったことがプレッシャーであまりできず、逆にそれをスコットランドにされてしまいました。

香港スタジアムの雰囲気に圧倒されたこと、気負いすぎて気持ちが空回りしたことなど、さまざまな要因が挙げられますが、この敗戦から選手は次につながる何かを感じてくれたようです。

今回の傾向として各チームが昨年ジャパンがやっていたプレスディフェンスを取り入れており、ディフェンスのチェックが厳しくなっています。このようなことも考えて1日のNZ、シンガポールに挑みたいと思います。(総務:内田)

予選プール1日目、スコットランド代表には5-33で敗れる
予選プール1日目、スコットランド代表には5-33で敗れる

予選プール1日目は夕方から行われた
予選プール1日目は夕方から行われた

3月30日(木)

香港での最後の練習です。やり残したことはないか、確認しあい、有意義な練習ができました。最後はタックルの練習で打倒スコットランドを誓い、終了しました。

今週の香港はいわゆるラグビーウィークで、10人制の世界大会「香港テンズ」も行われており、日本からもタマリバ、エーコンなど、また、トップリーグで活躍中のケフ、マクラウド、バファロファなどが出場し、すばらしいプレーを見せていたようです。31日から香港セブンズ本番です。応援よろしくお願いします。(総務:内田)

3月29日(水)

前日に引き続きよい天候のもと、調整が行われました。また午後からはカナダとの練習試合も組まれました。カナダは、昨年のワールドカップからメンバーが変わっているようですが、2週間前に行われたCOMMON WEALTH(英国連邦競技会)では競合相手に良い結果を残しており、強化が進んでいるようです。

白熱した練習試合ではコミュニケーションが良く取れ、外側にボールをまわし、コンタクトを避けるジャパンのスタイルが多く見られました。スコアーも4本ー2本でジャパンが勝ちましたが本番でのカナダの破壊力も侮れません。コンスタントによい試合をするためにも、さらに声を出して試合に臨むことを確認しました。(総務:内田)

3月28日(火)

27日の試合をビデオで振り返りながら、反省点、修正点を話し合い、練習で確かめ合いました。香港に到着してから、初めての晴天で、気温が上昇し選手たちも少々バテ気味でしたが、「声を出すことがコミュニケーションにつながる」という合言葉で引き締まった練習ができました。

各国チームも続々と到着し、大会への緊張感も増してきました。また、ポジション争いも熾烈で、選手同士の切磋琢磨が見られてきました。明日はカナダと練習試合をする予定です。(総務:内田)

練習
練習

香港セブンズ。大会まであと3日
香港セブンズ。大会まであと3日

3月27日(月)

27日はナイターで香港代表チームと練習試合があるため、午前中はその試合に向けての調整を行い、サインを確認しました。
夜7時から香港代表チームとの練習試合。7分×4本を行いました。国内合宿から続くチームプレーの完成度チェックや選手選考も兼ねていますが、選手には自分自身をアピールする場でもあります。

結果は快勝でしたが、若手とベテランがもっとかみ合えばさらに成長するチームであることがわかりました。そのためにはもっと声を出し、コミュニケーションを取ること。遠慮しないで大きくプレーをすることが大切です。明日以降の課題として、がんばりたいと思います。(総務:内田)

香港代表チームと練習試合
香港代表チームと練習試合

香港代表チームと練習試合
三木選手

3月26日(日)

成田空港午前発の航空機で香港に到着しました。イースターホリデーの最終日ということもあり、香港国際空港は大変な混雑でした。

到着後、アクティブレストも兼ねて、グラウンドで軽く汗をながしました。あまりはっきりしない天候で、湿度も高くじめじめしていますが、体調を整えがんばりたいと思います。(総務:内田)

◎桑水流選手
「こんにちは、福岡大学2年の桑水流です。今回の香港セブンズに参加させていただき光栄に思っています。香港に着いて最初に思ったことは、すべての建物がでかいということです。マンションもホテルも小学校も、最上階を見ようとすると首が痛くなります。今回の大会はベテランの選手が多いのでいろいろなことを学びつつ、自分のベストを尽くしたいと思っています。応援よろしくお願いします」

香港に到着
香港に到着

桑水流選手
桑水流選手