IRB JUNIOR WORLD CHAMPIONSHIP 2009
(IRBジュニアワールドチャンピオンシップ2009)

国際ラグビーボード(IRB)は、本年5月1日に開かれた理事会で、2009年に開催される「IRBジュニアワールドチャンピオンシップ」(IRB Junior World Championship)を、日本で開催することを決定しましたので、お知らせいたします。

本大会は、昨年まで開催されていた「19歳以下」と「21歳以下」の国際大会を「20歳以下」を対象とした「IRB Junior World Championship」として新設。第1回大会は、本年6月にウェールズにて開催されます。IRBが開催する世界大会としては、4年に一回開催されている「ワールドカップ」、「ワールドカップセブンズ」に続く大会となります。

ウェールズにて行われる第1回大会は、日本を含め、南アフリカ、イングランド、ニュージーランドなど16カ国が参加します。
4つのプールに分かれた予選のあと、各プールの1位ー4位チーム同士による決勝トーナメントを実施し、6月6日から22日まで計40試合が行われます。

2009年、日本にて行われる大会についての日程及び会場等につきましては、決まり次第、お知らせいたします。

◎真下昇 日本協会副会長・専務理事
「IRBジュニアワールドチャンピオンシップ2009の日本開催の決定を大変うれしく思います。この大会の日本開催は、日本およびアジアのラグビーの発展にとって、大変歴史的な意義を持つことになるでしょう。また、ワールドカップ2015年の招致をめざす日本協会としては、大きな国際大会を経験できる貴重な機会です。関係者が一丸となって本大会を成功させ、日本ラグビーの力を世界にアピールし、アジアにおけるラグビーの発展に貢献できることを確信しています」

◎ベルナール・ラパセ 国際ラグビーボード(IRB)会長

「IRBジュニアワールドチャンピオンシップが来年、日本で開催されることを大変喜ばしく思います。本大会はIRBにとって、世界で活躍する次世代のスタープレーヤー達に、国際舞台で力を発揮する機会を提供するという意味で、非常に重要な大会です。また、本大会を成功させるためには高い水準での運営も重要となりますが、日本には、求められる施設と基盤が揃っています。トップリーグの成功、根強い大学ラグビーの伝統もあり、日本の皆さんが、ラグビーワールドカップに次ぐ規模と重要性を持つ今大会、世界トップの若手プレーヤー達の戦いを見ることができるこの機会を、歓迎してくれることでしょう。
また日本は、成長を続けているアジアラグビーの中心的存在であり、IRBの戦略にとって重要な存在です。今大会が、しっかりとした商業・メディア・放映の基盤を通じて、日本のラグビー発展と、今後に受け継がれていく方向性を提供する機会になると信じています」