帝京、圧勝で2年連続の決勝戦へ

第46回全国大学選手権大会準決勝第2試合は、昨年のファイナリスト帝京大学が復活を目指した明治大学を退け、2年連続の決勝へと歩みを進めた。

帝京大学は、明治に先制を許したものの、相手のペナルティーをしっかり得点に変え逆転すると、そのまま終始ゲームの主導権を握り5トライを奪い圧勝。昨年のリベンジを果たすべく決勝戦に勝ち進んだ。

本日の結果により、1月10日に行われる決勝戦は東海大学対帝京大学の対戦となった。強力FWを擁する両校の対戦だけに激しい試合が予想される。史上9校目の大学王座に輝くのは東海か、帝京か。大学日本一を決める決勝戦に相応しい好ゲームを期待したい。

東海大学、接戦を制し、初の決勝へ

新春、1月2日に行われた大学選手権準決勝第1試合では、初の決勝進出を目指す東海大学が、2年ぶりの決勝進出を目指す慶應義塾大学を19対14で破った

東海大学は、前半29分ゴール前のラインアウトから自慢のFWで押し込みトライを取ると、息をつく間もなく33分にリーグ戦トライ王・豊島がトライを奪い12対0で前半をリードすると後半、慶應義塾大学の猛攻をFLリーチ、CTB吉田らを中心とした前に出るディフェンスで凌ぎきり、悲願の大学日本一に王手を掛けた。