●7月25日(日)~26日(月)(帰国)

結果は、4位。11月のアジア競技大会に向け、再始動です

予選プールDを1位で通過した女子日本代表チーム。
いよいよ、大会2日目のメダルトーナメントです。
1戦目の準々決勝は、3月に行われた「香港ウィメンズセブンズ」で戦い敗れた、香港との対戦。大会前より、鈴木(彩)キャプテンは、「香港にリベンジしたい!」という強い気持ちを持ち、挑みました。結果は、24-0と、圧勝。香港へのリベンジを果たし、大会の目標であった、「3強入り」に向け、1歩前進しました。

香港戦、スクラム   中国戦、ハーフタイム
香港戦、スクラム 中国戦、ハーフタイム

準決勝は中国戦。中国も、昨年12月に行われた「東アジア競技大会」の1・2位決定戦で敗れ、金メダルを奪われてしまった相手との対戦。この試合もリベンジ、と臨みましたが、7-19と、東アジア競技大会に続き、敗退。中国は、東アジア競技大会からもセブンズに力を入れ、強化を続け、着実に強くなっていました。アジア大会で、再度リベンジに挑戦し、金メダル奪取です。

中国戦、Go Japan!   中国戦、ベンチ
中国戦、Go Japan! 中国戦、ベンチ

タイ戦へ
タイ戦へ

いよいよ、最終戦の3位決定戦。
金・銀メダルの獲得はできなかったが、目標であった「3強入り」に向け、鈴木キャプテン率いるジャパンは、変則的な本大会のため、日本は、1試合多く戦い、体力も限界に近づいていましたが、チームを一つにして、強豪タイ代表戦に臨みました。
前半6分に、予選プールから、体を張ってチームを鼓舞してきた高橋選手が怪我を負い、負傷交替というアクシデントが起きましたが、キャプテンを中心に、力を出し尽くして戦いました。
結果としては、0-19とタイに完敗。目標であった「3強入り」を果たすことができませんでした。

4位という結果に終わり、落胆する選手たちでしたが、11月のアジア大会で、必ずアジアNo.1になり、金メダルを獲るために、さらなる強化を図っていくことを改めて感じていたようです。

鈴木キャプテンからは、「今回は準備時間も短く、ミスが起こると試合中に修正することが難しかった。大会まであと4ヶ月。この期間で今回の個人、そしてチームの修正点をしっかりと把握していきたいです。時間は決して長くはありませんが、十分にあると思って、練習に励みたいです。引き続き、女子ジャパンへのご声援、宜しくお願いいたします」と力強いコメント。
アジア大会まであと約4ヶ月。
アジアNo.1、金メダルを目指し、そして、2015年の五輪出場を果たすために、女子7人制チーム、再始動です。

今回、日本でご声援いただきました、選手・スタッフのご家族の方、また、ファンの皆さんに御礼申し上げます。
引き続き、女子チームへのご声援、何卒宜しくお願いいたします!

試合を終えて1
試合を終えて1

カザフスタンと
カザフスタンと

中国・タイと
中国・タイと

試合を終えて2
試合を終えて2

26日、ホテルを出発前に、MASAKI(リエゾン)と  
26日、ホテルを出発前に、MASAKI(リエゾン)と

26日、空港にて
26日、空港にて

26日、成田空港に到着   26日、取材を受ける黒岩ヘッドコーチ
26日、成田空港に到着 26日、取材を受ける黒岩ヘッドコーチ

●7月24日(土)

大会1日目、予選プール、1位通過!!

大会初日の24日、速報の通り予選プールを全勝で通過しました。
前日までの曇り空から一転、晴天の下でのゲームとなりました。気温35度、湿度77%というラグビーをプレーするには厳しい条件でしたが、選手全員が総力を尽くし、予選プール1位を勝ち取りました。

初戦の相手は、マレーシア。課題であるゲームの入りは、キックオフからのノーホイッスルトライと上々の滑り出し。一気に主導権を握りゲームを進めます。着々とトライを重ね、52-0の大差で初戦を飾りました。

続くラオス戦も、46-0と大差の勝利。そしていよいよウズベキスタン戦。昨年の大会4位の強豪(日本は鳥インフルエンザの影響により渡航自粛のため昨年は不参加)。

ウズベキスタン戦、ピッチへの入場を待つ選手
ウズベキスタン戦、ピッチへの入場を待つ選手

キックオフレシーブで試合開始。練習通りの動きが決まりノーホイッスルの先制トライ。その後は反則が続き波に乗ることができず、トライを許します。しかし、前半終了間際ターンオーバーから大きく展開し、再度リードを広げ前半を終了。後半も開始早々、スクラムから左右に大きく展開しトライ。その後再度トライを奪われるものの終了間際に突き放し、22-12でノーサイド。

明日から決勝トーナメント。初戦の相手は香港。先の香港セブンズでは僅差で負けた相手。リベンジします!

大会初日には、日本の方々の多くの応援をいただきました。また現地日本人会の方々からは差し入れをいただきました。この場をお借りして、心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。

ゲーム前の個人アップ中。ゲーム会場は3万人収容のスタジアム   独走、そしてトライ!
ゲーム前の個人アップ中。ゲーム会場は3万人収容のスタジアム 独走、そしてトライ!

スクラムサイドを突破する山口選手   ロッカールームでメンバー発表
スクラムサイドを突破する山口選手 ロッカールームでメンバー発表

●7月23日(金)

大会前日、試合に向け、最終調整

大会前日、会場となる広州ユニバーシティタウンスポーツセンタースタジアムのサブグラウンドで最終調整を行いました。このスタジアムでは、今年最大のターゲットとしている「第16回アジア競技大会」も11月に開催されます。その前哨戦となるこの大会、選手のモチベーションも、いやがうえにも高まります。

選手は、移動の疲れも見せず元気いっぱい。これまで準備してきたゲームプランを再確認しました。今大会のチームの成果目標は「3強」、それを達成させるための実行目標を、選手同士で話し合い決定しました。「First Thing First」。最初にやるべきことを100%全力でやる。ウォーミングアップの入り、ゲームの入り、キックオフのキック、キャッチ、ファーストタックル、そのひとつひとつがチームのリズムを作ります。そこにフォーカスすることが結果につながると確信しています。

明日から本大会。初戦の相手はマレーシア。この初戦に全力で臨みます。
日本からのご声援、宜しくお願いいたします。

アップ会場で調整中   プレーの合間に確認を行う
アップ会場で調整中 プレーの合間に確認を行う

初代表&最年少、鈴木(実沙紀)選手
初代表&最年少、鈴木(実沙紀)選手

●7月22日(木)

女子7人制日本代表メンバー、中国・広州へ出発

7月24日・25日に中国・広州にて行われる「IRBアジアラグビーウィメンズセブンズチャンピオンシップ2010(以下アジアセブンズ)」に向け、22日午前、女子7人制日本代表メンバー12名とスタッフが戦いの地・広州へ出発しました。

11月に同会場にて行われる「第16回アジア競技大会」の前哨戦として行われる本大会は、女子7人制のライバル国、中国やタイ、カザフスタンも参加します。女子7人制日本代表チームは、アジアNo.1を目指し、まずは、今回のアジアセブンズで3強入り、そして優勝し、アジア競技大会メダル獲得へ弾みをつけていきたいです。

3月の香港ウィメンズセブンズで、「U23女子7人制日本代表」キャプテンを務めた、鈴木彩香選手(横濱ラグビーアカデミー所属)は、本大会でもキャプテンとして、チームを引っ張ります。
鈴木選手は、「3強入り、そして優勝を目指して、練習してきました。まだ修正することはありますが、現地での練習も集中し、大会に臨みたいです。日本からのご声援、宜しくお願いします」とコメント。
黒岩純ヘッドコーチからは「とにかく、3強入りが目標。しっかり戦い、11月のアジア競技大会に弾みをつけたい。今回の大会が女子7人制日本代表チームにとって、大変重要な大会です」と話していました。

女子7人制日本代表は、23日に大会会場で練習を行い、本大会に臨みます。
女子チームへのご声援、宜しくお願いいたします。

これから出発です   鈴木彩香キャプテン
これから出発です 鈴木彩香キャプテン

優勝目指して頑張ります
優勝目指して頑張ります