日本代表メンバー
■DAY10:2011年9月9日(金)オークランド

フランス代表戦の前日となった9日、日本代表チームは、試合会場であるノースハーバー・スタジアムでキャプテンズランを行いました。

明日の試合に臨む選手たちは、この日のために準備を重ねてきました。明日の試合の重要性や大切さは、チームの全員が感じています。今大会、最高の成績を残すためにも、ひいては日本ラグビーのためにも何としてでも勝たなければならない試合です。そして、何よりも日本の勝利を信じて応援し続けてくれているサポーターのためにも勝利を届けたいと思います。

今日キャプテンズランの前にグラウンドでは、菊谷キャプテンを中心に円陣を組み気合を入れて練習に入りました。そして行われたトレーニングでは、ウォーミングアップで大小のグリッドを使ったパススキルや、タックルドリルで体を温めました。アタック・ディフェンスシステムの確認を行ってキャプテンズランに入りました。試合を想定し、オプション選択を行うなど、選手たちの意思統一も十分でした。時間的には、1時間程度でしたが、試合前日に相応しい緊張感を持った練習となりました。

キャプテンズランを終えても、FWはラインアウト、キックオフディフェンスを確認し、試合に向けた準備をやり残すことなくすべてをやり尽くしました。
いよいよ明日は、フランス戦です。2003年ワールドカップから8年。やっとリベンジを果たすときが来ました。日本が持つスピードあるディフェンス・アタックを武器にフランス代表に挑みたいと思います。
明日10日18時(日本時間15時)キックオフ。日本代表が新たな歴史を開く足がかりになる試合をしたいと思います。日本代表への熱い応援をよろしくお願いします。

キャプテンズラン後、囲み取材&記者会見が行われました。
◎ジョン・カーワンHC
「明日、フランスと対戦できることに、エキサイトしています。明日の試合では、ジャパンの勇敢な姿勢を見せたいと思います」

◎平 浩二選手
「前回のワールドカップは、多くの新しい経験を得ることができました。今回、こうして日本代表に選ばれたことは、嬉しいですが、試合に勝つことが目標です。明日の試合では、相手のセンターよりも、素早くそしてプレッシャーをかけていきたいです」

◎畠山健介選手
「フランスのスクラムは強いですが、イタリア戦でヨーロッパのスクラムを経験できたことは大きいです。明日の試合では8人でまとまって勝負したいと思います」

日本代表が「フランス代表戦」前日、キャプテンズランを実施
日本代表が「フランス代表戦」前日、キャプテンズランを実施
日本代表が「フランス代表戦」前日、キャプテンズランを実施
日本代表が「フランス代表戦」前日、キャプテンズランを実施
日本代表が「フランス代表戦」前日、キャプテンズランを実施
日本代表が「フランス代表戦」前日、キャプテンズランを実施
日本代表が「フランス代表戦」前日、キャプテンズランを実施
日本代表が「フランス代表戦」前日、キャプテンズランを実施
■DAY8:2011年9月7日(水)オークランド

今日のシルバーデールは天気に恵まれました。各自念入りなストレッチの後、フットワークタックル、ビジョンドリル、Rシステムやディフェンスシステムなど取り入れたハードな練習メニューを順調にこなしていました。
また、様々なキックプランを使用したゲームプランの確認を繰り返しました。その後、チーム全体でのアタックディフェンスを行い、各自レベルアップするため、インディビュアル練習に励んでいました。

午後のオフにチームビルディングの一環として、ジェームス・アレジ選手が企画したオークランド観光ツアーに出かけました。オークランド湾でのジェットボート体験、オークランド戦争記念博物館見学、南半球一高いスカイシティタワーからオークランド市内をパノラマビューで一望しました。その後、チームディナーを行い、改めてフランスとの一戦へ気持ちを高めました。

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■DAY7:2011年9月6日(火)オークランド

ウォーミングアップで体を温めた後、スキルローテーションで、アップフィールドラック、ラインディフェンス、ラインアタックを行い、それぞれのスキル向上に努めました。その後、グループに分かれ、ランナーシステムとラックテクニックを実施。ランナーシステムでは、ディフェンスをつけたアタックディフェンス形式で行いました。

FW/BKユニット別でスクラム、ラインアウト/ラインアタックなど細かいプレーの確認が念入りに行われました。チームアタックディフェンス練習では、より強度が引き上げられた状態で、試合を意識した練習を実施。息が上がった状態で激しい練習が進められたものの、集中力を切らさず最後までコミュニケーションを取り、しっかりとした練習ができたと思います。それぞれのファクターにフォーカスすると非常に質の高いプレーが多く見られました。激しく粘り強いディフェンスも見られ、チーム内での競争力や意識の高さが伺えました。

一部練習は、一般公開され、約200人のシルバーデールの住民の皆さんや地元小学生が見守っていました。その後、ミニラグビー教室、サイン会、写真撮影など、短い時間ではありましたが、交流を深めることができ、楽しい充実した時間を過ごすことができました。

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■DAY6:2011年9月5日(月)オークランド

今日のシルバーデールは、朝から日差しが強く天候に恵まれました。本日は急遽、日本代表とも交流のあるノースハーバー州代表との合同練習が組まれました。

ウォーミングアップで体を温めた後、スキルローテーションで、アップフィールドラック、ラインディフェンス、ラインアタックを行い、それぞれのスキル向上に努めました。そしてユニット別に分かれて、FWはラインアウト、BKはラインアタックを実施。両ユニットとも、状況を見る判断力やパスやスローイングの正確性が問われる内容でしたが、一人一人が自分たちのやるべきことを遂行し、目指すレベルのトレーニングができました。

その後、合同のチームアタックディフェンス練習では、日本代表とノースハーバーそれぞれが2チームに分かれ、より強度が引き上げられた状態で、ディフェンス、アタック、そしてキック戦術を用いて、より試合を意識した練習を実施。継続した時間のなかで疲れた状態でも自分たちがやるべきプレーをやり切り、精度をあげていくことが大きな目的です。ウォーターブレイクのみで、息が上がった状態で激しい練習が進められたものの、集中力を切らさず最後までコミュニケーションを取り、しっかりとした意識の高さが伺えました。

午後からは、FW/BKに分かれ、ウェイトトレーニングで更なる体幹強化に励んでいました。また、日本代表選手7名が、RWCレガシープログラムの一環として、地元シルバーデールにあるレッドビーチ小学校を訪問しました。日本のトップリーグでコーチ経験のあるアンドリュー・ターナーさんが世話役となり実現いたしました。NZに来る前に、同小学校の子供たちから応援メッセージをたくさん頂いており、当日も約100人の生徒が代表チームを歓迎してくれました。

レガシープログラム内容は、4クラスに分かれ、日本語の授業を体験。その後、全クラス合流して歓迎会が開催され、選手ひとり一人からの自己紹介のあと、質疑応答、記念写真撮影などを実施。短い時間ではありましたが、地元の子どもたちとの交流を楽しんでいました。

最後に子どもたちから日本代表への手作りのエール・ソングが披露されました。

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しっかりとコミュニケーションをとりながら、さらに良いスクラムを目指す 念入りにストレッチでクールダウン 正確性が問われるスローイング
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堀江選手 好調の川俣選手 大野選手、練習後の囲み取材にて
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メディア取材に応じる小野澤選手 海外メディアから取材を受ける田中選手 意気込みを語る宇薄選手
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海外メディアの質問に答えるカーワンHC 連日各社からの取材に応じる菊谷キャプテン
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歓迎式典の模様
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ラグビー日本代表特製ステッカーを配布する今村選手、日和佐選手 教室を訪問する吉田選手とウェブ選手 こちらはトゥプアイレイ選手と田中選手との記念写真
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ガンバレ、ラグビー日本代表

FUMI's Diaryこんにちは。
ニュージーランドで、日本人の男性に「何歳ですか?」と聞かれたので、「26歳です」と答えたら「若いですね」と言われ、逆に「何歳ですか?」と尋ねたら、「19歳です」とはっきり言われたジャックです(笑)。
今回は、JKの友人であるティムさんの家に日本代表全員でBBQに招待してもらいました。
ティムさんは、今回日本であった地震の被災地の方々40人をNZに招待するという素晴らしいボランティアをして下さっている心温かい方です。
この話を聞いて、僕達日本人にもまだまだできることがあるのではないかと、改めて考えることができました。
もう一度一人一人が日本国民全体のことを考えて、日々の生活を送りましょう。

それでは今回は、内容を書く前にどうしてもこの日記に登場したいというイケメン日本代表がいるので、皆さんに誰か当ててもらいましょう。

ヒント1・・・とにかく真面目で仕事人です。

ヒント2・・・結構毛深くて、特に眉毛はボーボーです(笑)。
ヒント3・・・NZとフィジーのハーフで、髪の毛チリチリ日本語ペラペラのFLです。

もうお分かりでしょう!!

僕らのヒーロー、マイケル・ジェフリー・リーチ選手です。
そんなリーチからまずは一言いただきましょう。

リーチ「こんにちは!マイケル・リーチです。もうワールドカップですね!とさっきまでご飯を食べながら選手達で話をしていました。振り返ると、あっという間でした。4月の宮崎合宿から始まり、アジア五カ国対抗、パシフィック・ネーションズカップ、イタリア遠征、リポビタンDチャレンジ、そしてニュージーランドなう(笑)。ワールドカップまでの道のりは、凸凹が多かったのですが、今はチーム全体がよくなってきていると思います。とにかく初戦を凄く楽しみにしています」

そんなラグビーが大好きでNZ出身のリーチからコメントをもらいながら、日記を書き進めていきたいと思います。

BBQが行われたのは、クリスチャンハーバーという自然に囲まれた場所でした。
始めにマオリの代表の方の挨拶があり、次にマオリの歓迎の歌を歌ってくれました。そして勇敢な人に贈られるティキという木の刀をプレゼントしてもらい、最後は子ども達がNZ伝統のハカまで披露してくれました。日本代表は、オールブラックスと同じグループにいる敵だというのに、みんなが温かく迎えてくれて、そして子ども達は純粋に僕達に尊敬の眼差しを向けてくれていました。ラグビーは本当に国境関係なく楽しめて、ラグビーを通して誰もが仲間になれるんだなと感激しました。日本人の方々も多く参加してくれていたので、気軽に楽しむことができました。

リーチ「日本はいろんな国に愛されていると思います。世の中には色んな人種があって、たまに合わないこともありますが、スポーツでこうしてBBQなどをして交流し、子ども達が違う人種の人と話したり遊んだりすることで、もっと豊かな社会になると思います。アフターマッチファンクション のような試合後の相手との交流はラグビーにしかないので、こうしたラグビー文化を増やしていきたいと思います」

こんなに日本語が上手いリーチに英語のレッスンを頼んでみてはどうですか(笑)?

そんな歓迎を受けた日本代表は、お返しにチームソングである「上を向いて歩こう」を歌い感謝の気持ちを伝えました。日本代表が手拍子をすると、聞いていた皆さんも一緒になって手拍子をしてくれたので、本当に盛り上がり楽しい時間が過ごせました。

挨拶が終わると、いよいよBBQの始まりです。

肉やソーセージはもちろん、いなり寿司やサンドイッチ、そしてなんといってもマオリ伝統料理のハンギーが出てきたので、みんな無我夢中で食べていました。(ハンギーとは、前回フィジーで説明したロボと同じような料理です。)

まさかNZのBBQでいなり寿司が食べられると思っていなかったですし、またデザートには手作りのラグビーボール型ケーキをご馳走になりました。
どの料理も本当に美味しくて、そして何より温かい手料理だったので、涙が・・・と思ったのですが、この涙は勝利した時まで取っておきたいと思います。

最後は日本の被災地の方が挨拶をしてくれました。
日本の震災がある前には、カンタベリー州のクライストチャーチでも大きな震災があり、お互いの国と国が助け合っていこう、という強い想いを聞けて良かったです。

リーチ「僕もこのスピーチを聞いた時にとても感動しました。とても丁寧な日本語で、本当に日本代表にメッセージを伝えようとしているのを感じました。言葉一つ一つしっかり考えてスピーチをしてくれました。スピーチ冒頭で『僕はラグビー日本代表と一緒の時間を過ごせて夢のようです』と言われた時に、僕はほんとに日本代表なんだなと実感しました。僕達は、人に夢を与える力があって、一緒にいるだけで人を幸せにできる魅力もあります。そんな僕達にできる事は、家族、友達、恋人を震災でなくした人達のために闘いたいと思いました。どんなことがあっても立ちあがる事が大事なことなんだとこのスピーチを聞いて思いました。ラグビーと一緒で、やられても立ちあがり走り続けて下さい」

リーチの実家もクライストチャーチにあるので、同じような気持ちだと思います。
僕はこの人の話を聞いて、今僕達がワールドカップに出場できることを幸せに思うと共に、僕達の闘う姿を見てもらい少しでも元気や勇気を届けられればいいなと思いました。その為に皆さんの熱い応援をよろしくお願いします。今回の日記は熱い想いを書いてくれたリーチのコメントで締めたいと思います。

リーチ「今年はいろんなことがあって、4年に1度しかないワールドカップもあります。みんな自分達が立てた目標を達成することが大事だと思います。僕はラグビーが好きで楽しいからラグビーをやっています。どんな時でも楽しむことを忘れずに頑張りたいと思います。辛い時や苦しい時頑張れるように、熱い応援よろしくお願いします」

■DAY5:2011年9月4日(日)オークランド、ワークワース

オークランド滞在5日目。本日ラグビー日本代表は、完全休養日としました。今日は、チームアクティビティの一環として、カーワンHCの知人の別荘で、ラグビー日本代表の歓迎ランチ会が開催されました。

オークランドから南へ約1時間の所に位置するワークワースは東海岸とワインの産地への玄関口です。地元マオリ部族からの歓迎の言葉、歌、そしてハカが行われました。マオリ部族オリジナル木製ナイフを日本代表に贈呈。昔、部族で一番強い戦士(俊敏性があり、最後まであきらめない)が使用していたものの複製で、もうすぐ始まるワールドカップでの代表の大いなる健闘を特別に祈願。カーワンHCより、歓迎に対しての感謝、サムライ戦士として初戦フランス戦では、東北、日本を忘れることなく勇気あるプレーでチーム一丸となって戦うことを明言。感謝の気持ちを込めて、チームソングである「上を向いて歩こう」を歌いました。

今日のランチはマオリ族のハンギ料理が振舞われました。ハンギとは、主に肉や野菜を籠に入れて、熱した石が底に置かれている穴に埋めて蒸し焼きにするマオリ伝統の料理手法です。非常に手間と根気のいる料理の為、現在は特別なお祝い事の際にしか作られませんが、本日は特別な一日となりました。

また今回の式典は、主催者であるティムさん(日本在住経験もある)がカーワンHCに提案し実現したものです。マオリ文化、地域コミュニティとの交流、また日本・NZとの草根の交流プログラムとして、日本人会の方々や被災地である宮城県や福島県の子どもたち20名とそのホームステイファミリーも招待されていました。

最後に、被災地からの留学生  のスピーチがありました。被災地に対する留学生の思い、生きていることへの感謝、そしてラグビー日本代表の活躍を通して、東北に勇気と元気をとの激励の言葉とパワーをいただきました。

今日は、貴重な体験をすることができ、ラグビー日本代表一同、感謝の気持ちでいっぱいです。主催者をはじめ、関係者の皆様ありがとうございました。

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田中選手 上田総領事ご夫妻と 被災地からの留学生の皆さんと
■DAY4:2011年9月3日(土)オークランド

オークランド滞在4日目。チームミーティングの後、練習会場である「シルバーデールラグビークラブ」へ移動。練習2日目の今日は、ウォーミングアップからスキルローテーションまで流れるようにテンポ良く行われ、チームとしての基本スキルの高さ、正確性が感じられました。チーム全体で3ブロック、激しいプレッシャーの下、より試合を想定した時間設定のなかで、ディフェンス、アタック、そしてキッキングを用いたゲームプランを集中的に行いました。その後は、ユニット別に分かれ、FWはスクラム、BKはラインアタックを行いました。FWのスクラムでは、スクラムマシーンを相手にしっかりとしたスクラムを組み込みました。BKは、様々なアタックオプションをチェックしました。
引き続き、インディビジュアル練習では、パンチパスやゴールキック、ラインアウトなど個人スキルアップを目指し、黙々と練習に励んでいました。

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見て、判断そしてアクション NZ到着後のファーストスクラム キックオプションもチェック
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BKへの早い球出しをする田中選手 日本が得意とするディフェンスシステム ラインアウトのセットプレーを確認
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効果的なラインアタック ラックからの素早い球出しでテンポを上げる ラインアウトのバリエーションも確認
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一投一投念入りに 早くて、高いラインアウトを 素早いサポートでワイドに展開
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ドゥーリーACより細かい指示を受けるBK陣 アタックは素早く仕掛ける ファーストゲームを目指して
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バリエーションを加えたキッキングの練習 フランス戦ではスクラムが重要な鍵となります スクラム練習
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円陣を組んでFWのユニット練習終了 低いタックルを目指して センター今村選手(いまむ)
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大型ウィング遠藤選手 連日の取材インタビューに応じるカーワンHC 海外メディアのフラッシュインタビューに応じる菊谷キャプテン
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急成長の日和佐選手 期待のNO8谷口選手 フッカー青木選手(あおさん)
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通訳の中澤さんから英語の指導を受ける菊谷キャプテン RWCキャプテンPRビデオ撮影
■DAY3:2011年9月2日(金)オークランド

オークランド滞在3日目。当地での練習をスタートしました。
練習が行われたのは「シルバーデールラグビークラブ」のグラウンド。日本代表が昨年6月のNZ遠征で使用した練習会場でもあります。このクラブからはオールブラックスのバックス、ルーク・マカリスター(オークランド・ブルース)ら名選手が数多く輩出されています。ロッジからバスで約30分のところにあり、4面の緑のラグビー場が並んでいます。
クラブ関係者によるとワールドカップに向けて、クラブハウスの改修や警備強化、芝生手入れなど、日本代表を迎え入れる万全な準備が行われてきたそうです。

午前中は、ヒューメコンサルタントと太田正則フィットネスコーチの指導の下、念入りなストレッチを行い、ウォーミングアップではボールゲームやビジョンドリル、キックキャッチ・デフェンスなどを行い、体を温めました。
その後、FWはラインアウトのサインプレー、BKはラインアタックに移行しました。途中、大雨に見舞われましたが、両チームともコミュニケーションが図られ、練習初日としては完成度の高さが伺えました。
午後からは、BK/FWに分かれウェイトトレーニングに意欲的に取り組んでいました。

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シルバーデールRFC 念入りなストレッチが行われました ビジョンドリル
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スピードドリル スキルドリル ボールゲームで体を温めます
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素早い球出しをするニコラス選手 勢いをつけてボールを受け取る北川選手 声を張り上げたディフェンスライン
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ベテラン大野選手 調子も上々、谷口選手 1対1でのアタック&ディフェンス
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日本が得意とするパンチパス リフトアップのタイミングを確認 アングルを変えてゲインラインを突破する小野澤選手
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ラインアウトからのセットプレー ジャパンの司令塔アレジ選手 激しいぶつかりあい
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こちらはSHコンビ田中選手と日和佐選手 サインプレーを確認しあうBK陣 ラインアウトでのコミュニケーションは大事な鍵となります
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細かな戦術の指示を聞くBK陣 サインプレーを確認するFW陣 より高く、より確実に
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フラッシュインタビューを受けるカーワンHC TVインタビューに応える平島選手 メディア取材に応じる平選手
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ちょっぴり緊張気味のリーチ選手 公式写真撮影の前にメイクアップをする田中選手 日本のラグビーファンから多くのメッセージが寄せられました。ありがとうございました
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地元NZからもメッセージが続々と
■DAY2:2011年9月1日(木)オークランド

午前中、選手は、各自宿泊施設近くのプールでリカバリーセッションを行いました。小雨にも関わらず、昼から、IRB、RWC2011組織委員会、オークランド市による公式歓迎行事が、オークランド中心地にあるアオテア・スクエアで盛大に行われました。日本チームが最初に到着したということもあり、多くのオークランド市民、ファンやサポーター、地元の小学生、在オークランド日本人の皆さんが集まって下さいました。

マオリの歓迎儀式で始まり、チームを代表して菊谷キャプテンが神聖な儀式に参加。そして多くの観客、メディアが見守るなか、主催者であるラパセ会長(IRB)、ブラウン市長、ロシュRWC2011組織委員会・会長による歓迎スピーチがありました。
ポフィリ(ポウフィリ、ポウヒリとも言われる)はスピーチや踊り、歌、ホンギという挨拶などで構成されるマオリの伝統的な歓迎の儀式です。

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アオテアスクエアに到着 菊谷キャプテンがチームを代表して儀式に参加 マオリダンス&ソングで歓迎
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歓迎式典 大型ビジョンでも上映されていました チームを代表してスピーチ。菊谷キャプテン

その後、代表選手、スタッフ全員にRWC2011キャップが贈呈されました。チームを代表して、菊谷キャプテンが、「このワールドカップでは、今まで練習してきた日本スタイルのラグビーを披露したい。また日本・NZが共に震災という困難に立ち向かうためにも、自分たちのプレーを通して、元気や感動を届けたい」と強い意気込みを語りました。

続いてランチレセプションでは、太田GMより、今回の歓迎式典、レセプション開催に対する謝意が伝えられました。最後に感謝の気持ちを込めて、チームソングである上を向いて歩こうを歌い、本日の公式行事全てが終了しました。

いよいよ明日から、ワールドカップ初戦であるフランス戦に向けて、本格的な練習が開始されます。

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大勢の皆さんが歓迎行事に駆けつけてくださいました 在オークランド日本人の皆さんからも激励をいただきました
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キャップ贈呈式とフォトセッション ファンやサポーターと握手をする代表選手団
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リーチ選手、キャップをかぶっています(右から二人目) 中央にJKと日和佐選手
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皆が手にしているのは、キャップ 右はJK。地元のヒーローです
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レセプション会場 太田GMよりスピーチ

FUMI's Diaryこんにちは。
まだまだ緊張していないジャックに緊張感を与えて下さい(笑)。
今回は、先日行われた壮行会(8月29日、都庁)での選手達の気持ちを聞きたいと思います。
まずはジャックの気持ちを書きたいと思います。

ジャック(田中史朗)
「壮行会ではたくさんの人達に激励をしていただいて、改めて日本代表のジャージの重みを感じることができました。今から大会が終わるまで、今まで生きてきた中で一番集中したラグビー生活を送りたいです」

あおさん(青木佑輔)
「色んな激励の言葉や温かい言葉をいただきました。石原さんの言葉にもあったように、『楽しむだけなら自分の金でいけ!!』と言われましたので、しっかり結果を残していきたいと思います」

たけ(宇薄岳央)
「壮行会であんなに眩いフラッシュを浴びたのは初めてで、それでもサッカーや野球に比べると少ないので、もっとラグビーを日本でメジャーにしたい気持ちが強くなりました。大会が終わって帰ってくる時は、また都庁の上で祝勝会を開いていただきたいと思います。その時は、太陽の光よりも眩しいフラッシュを浴びたいと思います(笑)」

リーチ(マイケル・リーチ)
「純粋に勝たないといけない!!と思いました」

いまむ(今村雄太)
「色んな人の言葉を聞いて、皆さんは本当にラグビーが好きで本当に僕達に期待しているということが伝わってきたので、結果を残して帰ってきたいという気持ちになりました」

ふってぃー(藤田望)
「改めてファンの方々の大きな期待に気付かされました。僕らのそれらに対する答えは、やはり結果を残すことですし、2019年日本開催のワールドカップに繋がるような試合をしなければならないと思いました」

ラッシー(平島久照)
「あの場に立って、ワールドカップが始まるという良い緊張感を改めて感じました。今までやってきたことを100%出して、熱いゲームをしないといけないと感じました。これまでのゲームの中でも、ベストゲームをして勝ちたいと思います」

ウェビー(ウェブ将武)
「ファンの多さに驚いたと共に、チームに元気をもらいました。去年から日本代表がワールドカップに行くことは決定していましたが、今回の壮行会で、自分がワールドカップに行くという実感が湧き、戦いに行くという覚悟ができました」

こうちゃん(平浩二)
「あの場に立って、こんなにもサポートしてくれているのだから、試合に勝って恩返しがしたいです。以上、現場から平のこうちゃんでした(笑)!!」

わさ(日和佐篤)
「都知事などの激励の言葉もあり、改めて勝たなければならないという気持ちになりました。日本代表一丸となって頑張りたいです」

ともき(吉田朋生)
「ワールドカップ直前になって、たくさんの人に集まってもらい凄く注目の的になっているので、その期待に応えるべく結果を出してラグビー人気に貢献したいです。一戦必勝で頑張ります」

たい(上田泰平)
「たくさんのファンの方に元気をもらい、勝ちたいという気持ちが一層高まりました。皆さんに恩返しができるように精一杯戦ってきます」

いたる(谷口到)
「みんなの期待の大きさを感じて、改めて気が引き締まりました。ニュージーランドでは必ず結果を残して帰ってきたいと思います」

ライノー(ニコラスライアン)
「ワールドカップでプレーするのは初めてなのでとても楽しみです。チームに関しては、最低でも2試合勝ちたいですが、ワールドカップの全試合の経験も楽しみです」

カビリ(バツベイシオネ)
「ワールドカップは初めてなので興奮しています。あの場に立って、すぐにでも試合がしたくなりました。2試合勝つことは絶対で、あとの2試合もしっかりチャレンジして良い結果を出したいです」

また(川俣直樹)
「いよいよワールドカップが始まるんだなと思いました。森会長がおっしゃった通り全試合100%で挑みたいと思います」

日本全国の想いを1つにして、この過酷で楽しいワールドカップを勝ち抜きましょう。みんなで日本のラグビーの歴史を変えましょう!!

 

■DAY1:2011年8月31日(水)オークランド

小雨が降る午前8時、ラグビー日本代表は無事ラグビーW杯の開催地であるNZ・オークランドへ到着しました。オークランド空港到着時には、マオリソングとダンス、日の丸の旗を振る地元の子供たちや多くのサポーターの盛大な歓迎を受けました。

その後、オークランド市長から「日本代表の皆さん、ようこそオークランドへ。NZも春に向かい桜が咲くシーズンです。日本代表も、このラグビーW杯での大活躍を期待します。NZの多くのファンが応援しています」と歓迎の言葉がありました。

日本チームからは、菊谷キャプテンが代表してスピーチを行いました。まずは、キアオラ(マオリ語でこんにちは)と挨拶すると式典会場は盛り上がりました。熱い戦いを繰り広げること、また日本、NZ両国が地震被害に見舞われたことに触れ、両国チームが協力して勇気と感動を伝えたいと意気込みを語っていました。最後に、チームソングである「上を向いて歩こう」を熱唱しました。

日本代表「ラグビーワールドカップ2011」現地レポート 日本代表「ラグビーワールドカップ2011」現地レポート 日本代表「ラグビーワールドカップ2011」現地レポート
オークランド国際空港にて ラグビー日本代表チームがNZに無事到着 歓迎式典に向かう代表メンバー
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オークランド市長からの歓迎の言葉 マオリダンスで歓迎されました チームを代表して菊谷キャプテンがスピーチ
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多くのNZ在住日本人の皆さんありがとうございました 日本チームが1番目の到着ということもあり、多くの報道陣が取材に
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地元NZメディアからの注目度は高いです 取材に応じる菊谷キャプテン

その後、ホテルに移動。地元シルバーデールの小学生の皆さんが花道を作って日本代表選手団を歓迎してくれました。午後からは、プールでリカバリーセッションを行い、各自コンディションを整えていました。
また、太田団長、カーワンHC、菊谷キャプテン、大野選手、小野澤選手、宇薄選手、リーチ選手が到着後はじめての記者会見を開きました。

カーワンHC
「日本からの移動で少し疲れました。ワールドカップに向けてやるべき準備はやりました。あとは、本番に向けて、体調を整え、メンタル面を強化し、実力が発揮できるように準備をしたいと思います」

菊谷キャプテン
「このワールドカップで日本代表としてプレーできるということが、僕のラグビー人生にとって最高の舞台だと思います。どこが相手でも試合をやるからには、一戦一戦を勝ちにいく気持ちで臨みたいです」

大野選手
「4年に一度のワールドカップの舞台、自分の持っている全ての力を出し切る覚悟で試合に臨みたいです」

小野澤選手
「勝つために何ができるか。まずは個人としてできることをしっかり取り組み、いいパフォーマンスに繋げたいと思います」

宇薄選手
「NZに到着後、多くのNZ国民やファンの皆さんから、温かい歓迎を受けて、あらためてワールドカップの凄さを肌で実感しました。まずは初戦フランス戦に選ばれるよう練習に励んで、大きな事に挑戦したいです」

リーチ選手
「自分が生まれた国NZでワールドカップが開催され、また(自分自身が)ワールドカップ日本代表に選らばれたことは幸せです。気持ちを引き締めて頑張りたいと思います」

日本代表「ラグビーワールドカップ2011」現地レポート 日本代表「ラグビーワールドカップ2011」現地レポート
シルバーデールの小学生の皆さんによる歓迎 こちらは日の丸ペインティング
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花道を作って代表チームを迎えてくれました ウィリアム選手 上田選手
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青木選手 堀江選手 湯原選手、日和佐選手
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到着後はじめての記者会見 太田GMとカーワンHC 菊谷キャプテン、大野選手
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左からリーチ選手、宇薄選手 取材に応える小野澤選手

FUMI's Diaryキオラ(マオリのあいさつ)!!
ワールドカップの舞台でも気合いたっぷり坊主頭のジャックです。
(説明・・・毎年シーズン前は先輩の三宅さんに頭を刈ってもらっています。(笑))

FUMI's Diary
今回は、ワールドカップ開催国であるニュージーランドに到着してからの心温かい歓迎について書くと共に、感謝の気持ちを書きたいと思います。成田空港からの長いフライトを終えて、疲れていた僕達を迎えてくれたのは、オークランド知事やダンスを踊ってくれるマオリの方々、そしてたくさんの日本人やファンの方々でした。
マオリのダンスで盛り上がり、オークランド知事の面白い歓迎トークで盛り上がり、最後は日本代表キャプテンの菊谷トーク&チームソングである「上を向いて歩こう」を歌って、日本代表と、来ていただいた皆さんと一緒にとてつもなく盛り上がり解散となりました。

2019年の日本ワールドカップでは、この時以上に盛り上がりたいと思います!!
その為には僕達が結果を残してラグビー人気を上げるしかありません。翌日にも、オークランドの中心のクイーンストリートにある広場でマオリの歌やダンス、オークランド知事の歓迎トークやマオリ語の歓迎トークなどたくさん激励をしていただきました。
ラグビーでこんなに盛り上がる国があるでしょうか?
小さい子ども達は、フェイスペインティングや旗を振ったりして日本を応援してくれていたし、カメラ撮影やテレビ撮影の方々が僕達日本代表を撮影するためにたくさん来ていました。
壮行会でも思った事ですが、このワールドカップで僕達が結果を残すことで、次世代の子ども達に夢や希望、そして未来のラグビー人気をプレゼントできるのではないかなと思います。

これだけ盛大な歓迎をしていただいたニュージーランドに感謝すると共に、今まで日本のラグビーを支えて下さった方々に感謝したいと思います。
本当にありがとうございます。
この感謝の気持ちをラグビーのプレーで表現し恩返しをしたいです。
日本ファンの皆さん!! 共に闘い、共に勝利しましょう!!