去る11月3日、セブンズブロックアカデミー「パートナークラブ」である神奈川タマリバクラブが、地元神奈川県の7人制ラグビーの普及と強化へのサポートの一環として、神奈川県ラグビーフットボール協会主催の第4回セブンズラグビーフェスタにおいて、女子選手のセブンズアカデミートライアウトをサポートしました。

今回の取り組みは、日本協会が年6回実施している「セブンズアカデミー」に参加する優秀な選手を地域から発掘することを目的に実施されたもので、日本協会から、選手発掘を担当する勝田タレントIDマネージャーが参加し、トライアウト(測定)とスキルセッションを行いました。

タマリバクラブ、神奈川県第4回セブンズラグビーフェスタをサポート   タマリバクラブ、神奈川県第4回セブンズラグビーフェスタをサポート
神奈川県協会長井氏より 勝田タレントIDマネージャーより「真剣にオリンピックを目指そう!」
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女子日本代表鈴木陽子選手も参加 真剣に話を聞く参加者たち
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50mダッシュ測定 立ち幅跳びの測定

当日は、地元神奈川の女子中高生約20名が参加し、セブンズアカデミー選手への選出、そしてその先にある将来の日本代表を目指してチャレンジしました。

また、今回、神奈川県出身で先日のアジアウィメンズセブンズチャンピオンシップにも参加した女子7人制日本代表の鈴木陽子選手も参加し、後輩たちの指導に当たりました。自分たちと同年代で同じ地元出身の日本代表選手に指導してもらうことは、参加者たちにとっては非常に良い刺激になったのではないでしょうか。

50m走、立ち幅跳び、立ち5段跳びといった日本協会標準の測定種目の他、選手たちの判断力、ステップ、接点でのボディコントロールなどのスキルチェックも行い、勝田タレントIDマネージャーの目が光ります。勝田氏からは、年代別の日本代表選手の基準値や、日本代表に求められる要素などが示され選手たちのモチベーションはいやおうなしに上がります。
さすが、女子日本代表を多数輩出している神奈川県の選手だけあり、参加者たちは殆どがタグやラグビーの経験者で、基本が出来ており、全体的なレベルも非常に高いものでした。

タマリバクラブ、神奈川県第4回セブンズラグビーフェスタをサポート   タマリバクラブ、神奈川県第4回セブンズラグビーフェスタをサポート
接点でのスキルチェックは激しさを増す 相手を抜く技術もテスト
タマリバクラブ、神奈川県第4回セブンズラグビーフェスタをサポート   タマリバクラブ、神奈川県第4回セブンズラグビーフェスタをサポート
タマリバクラブのスタッフがアドバイス タマリバクラブ富野氏からもひとこと

最後には7人制ラグビーに必要なスキル練習も行い本日のセッションは終了。測定結果などを基に選考が行われ、優秀な選手は今後のセブンズアカデミーに招集されます。

勝田氏からは「今回、セブンズアカデミーに呼ばれる選手もいるかもしれないし、呼ばれない選手もいると思います。ただ、これが全てではなく今回呼ばれなくても日本代表を目指して頑張り続けてほしい。今回呼ばれなかったからとあきらめてしまうような選手は最初から可能性は無い」との話がありました。
鈴木選手からも「一緒にオリンピックをめざし、神奈川から一人でも多く日本代表を輩出することを目指して頑張りましょう!」とエールが送られました。

セブンズブロックアカデミー「パートナークラブ」は、7人制ラグビーを中心に、地域における「普及」から、選手の「発掘」、「育成」にわたり、地元のクラブチームが、日本・地域・都道府県のラグビー協会と連携し、その推進役として協力いただくことを目的に創設されたものです。

今後、神奈川県協会では神奈川タマリバクラブの協力を仰ぎながら、今回参加した選手をはじめとした女子選手などを定期的に集めた7人制の練習会を定期的に開き、「ブロックアカデミー」として機能することを目指し行く予定です。

タマリバクラブ、神奈川県第4回セブンズラグビーフェスタをサポート
鈴木選手も参加して3対3の抜きあい
タマリバクラブ、神奈川県第4回セブンズラグビーフェスタをサポート
最後に全員そろって