U20日本代表遠征メンバー | 直前強化合宿スケジュール ■2012年6月12日(火) ついにJWRT直前合宿最終日。明日にはアメリカに向かって発つことになります。日本でやり残したことがないよう最後まで集中していきたいところです。 午前中は少しユニットで確認した後、再びグラウンドでのストレングスセッションが行われました。前回よりも高い意識で自分達を追い込むことができていたように思います。 午後になると天気が崩れ、練習時には強い雨が降っていました。しかし、「合宿最後の練習をしっかりやりきる」という強い気持ちを選手達は持っていました。練習も今合宿で最もハードなものでしたが、最後まで声を切らすことなく気迫のこもった練習を行うことができました。 練習後はホテルで日本ラグビーフットボール協会主催の壮行会を開いていただき、選手・スタッフがひとりずつそれぞれの抱負を述べました。また、夜のミーティングではこの合宿の振り返りとJWRT初戦の対戦相手となるジンバブエの過去の試合映像を見ました。 この直前合宿を通してチームとしての成熟度が格段に増したように思います。初日に中竹監督が語った「戦闘集団」に確実に近づいていっています。アメリカに渡ってからも一日ごとに強くなって最高の状態でJWRTに臨みたいと思います。応援よろしくお願いします。 ■2012年6月11日(月) 本日の午前中の練習は、チーム全体でのアタックディフェンスの合間合間にサーキットメニューを組み込み、負荷がかかっている状態でも質の高いプレーができることを目指しました。練習の最後にはポジショナル練習も行い、それぞれのポジションで必要なスキルを磨いていました。 午後はユニットの時間を長くとって練習しました。FWはセットプレーやラックサイドの攻防を中心に、BKはラインDFを中心に取り組みました。途中FWが行っていたハーフウェイラインからゴールラインに向かっての50mモールにはBKも熱い視線を送っていました・・・。 夜は昨日に引き続き特別講師をお呼びしてセミナーを開いていただきました。本日は兵庫県立大学環境人間学部准教授の荒木香織先生にお越しいただき、「スポーツ心理学&メンタルトレーニング」について話していただきました。途中からスタッフも含め全員参加のゲーム形式のワークがあり、全員で盛り上がりました。ただ楽しいだけでなくこのワークの中に様々なことにチャレンジしていく上で大切なことが詰まっていました。 明日はいよいよJWRT直前合宿最終日となります。明日一日を大事に過ごし、最高の準備をしてアメリカに行きたいと思います。 ■2012年6月10日(日) 昨日の悪天候が嘘のように晴れ渡った空が広がりました。午前中はグラウンドで下農S&Cコーチによるストレングスセッションが行われました。器具を使わない自重によるトレーニングは約1時間に渡りました。相当厳しいメニューだったようで強い日差しも相まってセッションが終わる頃には選手達はへとへとになっていました。 午後は練習前のミーティングで中竹監督からDFシステムについてのレクチャーがあり、その成果もあってグラウンドでの練習ではこれまでよりもレベルの高いDFができていました。ATも課題としていた動きだしが良くなり、今日一日でもチームの成長を実感することができました。 夜は特別講師として一橋大学大学院国際企業戦略研究科の楠木健教授をお招きして「ストーリーとしての競争戦略:優れた戦略の条件」という題目で講演をしていただきました。ビジネスとラグビーを結びつけて選手達にわかりやすいように戦略について話していただきました。選手達にも大反響で、選手からは「こういう授業を受けたい!」というような声まであがっていました。是非今日の講演を今後に生かしてもらえればと思います。 ■2012年6月9日(土) 本日はあいにくの雨となりましたが、早朝から辰巳の森海浜公園ラグビー練習場にて1時間に渡り練習を行い、午後に行われる試合に向けて意識を高めました。 午後は東京ガス大森グラウンドにて東京ガス様に練習試合を行っていただきました。強い雨風の中でのゲームとなり、両者ともにエラーの多い展開にはなりましたが、一進一退の白熱した攻防が続き、最終スコアは20-17でU20代表が勝利することができました。 辛くも勝利を収めたものの、雨が降っていたとは言え満足できるプレー内容ではなく、選手達からもまだまだという声が聞こえました。アメリカ、ソルトレイクで行われる本大会までもう試合をする機会はありませんが、練習の中で自分達の手によって更に個人・チームの力を高めていきたいと思います。 ■2012年6月8日(金) 本日から5日間に渡るJWRT直前合宿が始まります。前回のWales遠征から多少のメンバー変更はありましたが、再びU20日本代表28名がJWRT優勝の為に集結しました。今回は、明海大学事務部学生支援課、鈴木課長また、ラグビー部顧問、熊沢様のご尽力のおかげで、明海大学様の施設を利用させていただくことができました。心より御礼申し上げます。 選手達は宿舎集合後すぐに選手達のみでプレイヤーズミーティングを行い、これまでU20代表というひとつのチームとして積み重ねてきたものを再確認しました。 その後の全体ミーティングでの中竹監督の話の中で、「戦闘集団」になろうという言葉がありました。このチームには上手さや賢さはあるが、「闘う」ことに関しては弱さがある。逆にここを克服できればJWRTで必ず優勝できる、と中竹監督から選手に話がなされました。この話を受け、その後の練習では気迫のこもった良い練習ができました。 JWRTの開幕も間近に迫り、いよいよという空気がチーム内にわいてきました。これまで積み上げてきたものが嘘ではなかったことを結果で証明するべく、選手スタッフ一同全力で戦います。今後とも若き桜の戦士達へのご声援よろしくお願いします。