■2月28日-3月2日

2月28日から3月2日にかけて、U20カテゴリー世代(19 - 20歳)の有望な人材を発掘・育成するプロジェクト「TIDシニアキャンプ」第1回合宿を、専修大学伊勢原グラウンドで実施いたしました。

U20世代の有望選手発掘・育成プロジェクト「TIDシニアキャンプ」第1回合宿レポート
沢木ヘッドコーチ
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ゲーム形式トレーニング
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早朝トレーニングの様子。ジムとマットで交互にファンクショナルスキルを実施 1 早朝トレーニングの様子。ジムとマットで交互にファンクショナルスキルを実施 2
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早朝トレーニングの様子。ジムとマットで交互にファンクショナルスキルを実施 3 早朝トレーニングの様子。ジムとマットで交互にファンクショナルスキルを実施 4
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ユニット別トレーニング 1 ユニット別トレーニング 2
U20世代の有望選手発掘・育成プロジェクト「TIDシニアキャンプ」第1回合宿レポート
ユニット別トレーニング 3

今回は計37名の選手達(メンバー表はこちら)が参加し、沢木敬介ヘッドコーチのもと「TIDシニアキャンプ」としての活動がスタートしました。第1回合宿のテーマは「S&C(ストレングス&コンディショニング)」に重点をおいた強化です。時間は短いながらも、実戦形式の密度の濃いトレーニングを集中して行うことで、実際に試合で対応できるスキルの精度を高めていきます。
また、練習前の調整も全員でまとまって同じことをするのではなく、選手各自のペースで行うのが沢木ヘッドコーチの考えです。「自分なりのルーティーンを自分で作っていくのも大事なこと」(沢木ヘッドコーチ)なのです。

始動ミーティングでは、高崎利明コーディネーターから、これまでの日本のU20世代が戦ってきたJWC・JWRTや現在のU20日本代表の世界における現在の位置付けについて説明がありました。その後、沢木ヘッドコーチから、合宿の方針やU20日本代表に成り得る選手に求める資質について説明がありました。方針の大きな軸は「ファンダメンタルスキル(基礎的なスキル」と、「接点で負けないフィジカル」、この2つの向上です。そして沢木ヘッドコーチの掲げた資質は、「ラグビーに対してハングリーになれる選手」。全ての面(フィジカル、精神)においてタフな選手であることが求められます。
選手達はこれにより、自分達の目標=U20日本代表に選ばれて、JWRT優勝・JWCに昇格するということと、そのためにしなければならないことが明確になったようです。

3日間のトレーニングは、FW・BKに分かれてコーチ陣も参加し、毎回ルールを変えたタッチフットのようなゲーム形式で何本も連続して行いました。選手達は息を切らしながらもゲーム形式ということで楽しんで行うことができ、笑顔も見られました。また、「つらくなった時も膝に手を付かない」という合宿の約束をしっかりと意識していました。初めて顔を合わせる選手も多く、当初はぎこちない様子も見られましたが、ゲームを重ねることでコミュニケーションが深まっていきました。

トレーニング以外には、フロントロー、バックロー、BKの3ユニットに分かれてのフィットネスとスキルトレーニングを実施しました。

第2回合宿は3月7日から10日まで実施予定です。「TIDシニアキャンプ」に参加しているこのメンバーは、JWRT優勝・JWC昇格を目標としたU20日本代表への選考対象となります。U20日本代表を目指し研鑽を積む選手たちに、ご声援のほど、よろしくお願い致します。