■2013年6月15日(土)
男子7人制のラグビーワールドカップ・セブンズ直前候補合宿(2013年度セブンズシニアアカデミー)の2日目は、6:15からの早朝トレーニングで始まりました。
宿舎の裏山にある1kmの登り坂でタイムトライアル。走り終えた後は下山しながらリカバリーを行い、中腹まで下りたところで、今度は100mの登り坂ダッシュを3セット。短時間のうちに、強度の高いトレーニングを繰り返し行いました。
1kmの登り坂ランは想像以上に長くてハードなものでした。
各選手の登り坂ダッシュの様子。
夏井選手、トゥキリ選手
坂井選手、江見選手
吉野選手、小原選手
後藤選手、奥中選手、ラトゥイラ選手
羽野選手、豊島選手
選手たちはお互いに声をかけて励まし合いました
全てのダッシュを終えた後、坂の上にいる選手たちが坂の下にいるスタッフたちに「ダッシュ1本目!」と声をかけて、選手が作るアーチまでダッシュするよう仕向けました。結局、4人のスタッフも選手と同じ100mの登り坂ダッシュを行いました。
アーチを抜ける見山S&Cコーチ
太田チームディレクターもこの表情
アイスバス中。手前から夏井選手、後藤選手、吉野選手
アイスバス中。左手前から時計回りにトゥキリ選手、江見選手、ラトゥイラ選手、奥中選手、小原選手、羽野選手
早朝トレーニングの後は午前、午後練習ともにグラウンドでアタックにフォーカスしたトレーニングの練習を行いました。
午前はブレイクダウンにフォーカスしたトレーニング。
時間にして60分。ボールキャリアのボディーコントロール、サポートプレー、
低さなどを意識したトレーニングを行いました。トレーニングの強度はそれほど高くありませんでしたが、クオリティーは高いものになりました。
午後はスペースアタックドリルとフィットネスを組み合わせたトレーニングを行いました。時間にして60分。強度とクオリティーの高いトレーニングになりました。スピード、走行距離ともに過去最高を記録。満足いくレベルに到達しました。
セブンズシャトルの後藤、夏井選手
ブレイクダウンスキルドリル
スペースに仕掛けるドリル
チームトークをする桑水流選手
プールトレーニング
夕食後のミーティングでは、ワールドカップ・セブンズで対戦するスコットランドの特徴と我々のキープレーを確認。最後は今日の練習ビデオで改善点を指摘しました。
ワールドカップ・セブンズトップ8以上を目指す我々は、もっと全力でぶつかり合うトレーニングをしなければ到底目標を達成できないことを確認しました。
15日のウェールズ戦の歴史的勝利にセブンズチームは感動しました。15人制日本代表から勇気と誇りをもらい、次は7人制日本代表の番だと心に誓いました。
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菅平高原に群生するシダ。ニュージーランド代表(="Silver Fern")を意味します。
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