ワールドラグビーが定める「ラグビー殿堂」に、テストマッチ通算69トライの世界最多記録を持つ元日本代表の大畑大介氏が選ばれましたので、お知らせします。
大畑氏は全世界で131人目の殿堂入りで、日本では2012年に殿堂入りした元日本代表の坂田好弘氏に続いて2人目になります。
大畑 大介 (おおはた・だいすけ)
生年月日: 1975年11月11日
競技歴: 東海大学付属仰星高校→京都産業大学大学→神戸製鋼コベルコスティーラーズ
→ノーザンサバーブス(豪)→モンフェラン(仏)→神戸製鋼コベルコスティーラーズ
現職: 神戸製鋼コベルコスティーラーズ アンバサダー 追手門学院大学 客員教授 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会アスリート委員会委員 ラグビーワールドカップ2019 アンバサダー
日本代表歴: 58キャップ(初キャップは1996年11月9日の韓国戦=台北)
大畑大介氏コメント
「いつも私を支えてくれた家族、現役時代に一緒に戦ってきたチームメイトやスタッフ、そしていつも声援をおくってくれたファンの皆様に、まずは深く感謝申し上げます。
更には、この名誉に私を導いてくれた『ラグビー』というスポーツに心から感謝したいです。
このたびの殿堂入りに選出頂けたこと、とても光栄に感じています、と同時に大きな責任も感じています。
まだまだ若輩者の私が殿堂入りに選定された本当の意味は、日本、アジアにラグビーというすばらしいスポーツを普及し、ラグビーをグローバルスポーツにする使命を託されたのだと思います。
まさに今回の殿堂入りは、大畑大介への期待値が込められた栄誉だと考えています。
3年後にアジアで初めて開催されるラグビーワールドカップ日本大会を成功に導くこと、更には日本ラグビーの素晴らしさを世界に発信してゆきたいと思います。
このような活動が、私を殿堂入りという名誉に導いてくれた『ラグビー』への恩返しになると信じています」