現地時間8月9日19時45分(日本時間8月10日3時45分)にアイルランド・ダブリンで行われた「女子ラグビーワールドカップ2017 アイルランド大会」第1戦 対女子フランス代表戦の試合結果をお知らせします。
詳細につきましては、女子ラグビーワールドカップのオフィシャルウェブサイトをご覧ください。

対戦 結果
プールC第1戦 女子日本代表 14-72 女子フランス代表

■第1戦 対女子フランス代表戦 試合後コメント

■有水剛志ヘッドコーチ

「フランス代表戦に持っていきたい状態までチーム力を高めることはできたが、課題にしていた最初の20分間でそれを出せる状態まで持っていくことができなかった。ワールドカップ本番では、80分間、“ギリギリ”の部分を出し続けられないと勝負にならない。
次戦に向けてはもう一度リセットして、これまでやってきたフェーズアタック、チームディフェンス、セットピースを、“ギリギリ”の場面で出せるようにしていきたい」

■齊藤聖奈キャプテン

「試合の入りにこだわってきたが、最初のキックオフで自分たちの予想していなかった方向に蹴られた事に対処できず、相手のトライにつながってしまった。フランス代表は一人ひとりのスピードが速くて、自分たちが強みにしているセットピースのスクラムも上手く組むことができず、チームディフェンスも切り裂かれてしまった。
みんな初めてのワールドカップ出場で良い緊張感を持っていると言っていたが、それなりに緊張していたと思う。フランスはワールドカップの常連国で、そこに経験値の差が出た。
ただ、フランス代表から2トライ獲れたことは自信になったので、中3日で良い準備と修正を行い、次戦に臨みたい」

■野田夢乃

「ディフェンスの寄りの速さなど課題を見つけられたことは収穫になった。アタックについてはハイテンポで攻めれば通用するという手応えがあったので、あとはそれを継続することができれば、格上のチーム相手にも通用すると感じた。トライを獲れたのはフォワードが前に行き、スペースを作ってくれたお陰。初戦の収穫を活かして、次のアイルランド代表戦では勝ちにいきたい」

■津久井萌

「フランス代表は想像以上にスピードが速く、自分がカバーに回らなければいけない場面で追いつくことができなかった。ただ、こちらも早く球出しをすれば相手も追いつかないことがあったので、次戦は強みを活かして勝ちたい」

■江渕まこと

「前半は最初にトライを獲られてしまったものの、その後、タックルも前に入ることができ、勝つ気持ちでプレーできたと思うが、後半で崩れてしまい、精神的にも少しやられてしまった。試合の流れが変わる局面でも強気でいかないと、同プールのアイルランド代表、オーストラリア代表には勝てない。タックルについては、マークした相手に狙って入っていくことができた」