メンバー・スケジュール

12月24日

冷え込み厳しい京田辺の早朝6時、第3回TIDキャンプも最終日を迎えました。今日もS&Cセッションからスタート、早朝からALL OUTしました。帰りの交通事情もあり、スケジュールは忙しいですが、選手は解散まで本当によく頑張りました。

今回のキャンプ最後のセッションは復習と宿題提示。入念なウォーミングアップの後、期間中取り組んできたブレイクダウン、ハンドリングスキル、ダブルタックルの復習を行いました。コーチの言葉に各々がポイントを意識し、再確認しながら実践しました。積極的なコミュニケーションによるアウトプットとハードワークに、選手たちの意識の変化と明らかな成長を感じることができました。昨日のゲームの疲れをみせるどころか、充実と成長を実感した表情とパフォーマンスを発揮する選手達にスタッフも評価を新たにしていました。

グラウンドで行われた閉校式ではスタッフ全員からコメントがあり、U20日本代表遠藤哲HCからも「取り組んできたことを発揮できることが君たちの一番の能力である」と評価をいただきました。最後に第43期高校日本代表薬師寺利弥監督より今回の合宿のレビューと来たるセレクション、強化合宿そしてアイルランド遠征に向けた熱いメッセージが伝えられ、合宿を終了しました。

最後に参加者全員で記念撮影!

今回のキャンプを実施するにあたり、多くの皆様からご協力とご理解、ご尽力を賜りました。宿舎やグラウンド、トレーニング施設等をご提供いただき、また人的なサポートや練習相手も快く引き受けてくださった同志社大学ラグビー部様、バランスを考慮した美味しい食事をご提供いただいた同志社生協様、サプリメント等をご提供いただいた(株)明治様、そして、快く選手を派遣してくださった選手所属校、多くの皆様のご協力とご理解、ご尽力により、大変充実した素晴らしい時間を選手、スタッフともに共有することができました。特に今合宿の準備段階から昼夜を問わずサポートいただいた同志社大学ラグビー部3回生の江口友規君には大変お世話になりました。新シーズンも頑張ってください。
最後になりますが、今回のキャンプの実施に携わった全ての皆様のご厚意に心より感謝申し上げます。今後も引き続きよろしくお願い申し上げます。


12月23日

第3回TIDキャンプ2日目。本日の日程は、早朝S&C、午前グラウンドセッションそして、午後は関西大学ラグビー部の皆様の胸をお借りしての合同練習となりました。
恒例の早朝ストレングスセッションで一日が始まりました。6時から上半身を中心にトレーニング開始。2人1組でフォームを確認しながら、互いに声をかけ合い、意識高く取り組みました。コーチ陣の熱のこもったカウントは、まだ少し残っていた高校生たちの緊張も吹き飛ばしました。

朝食と短いレストを挟んで午前セッション前のMTG。こちらでは今回ご一緒いただいているU20日本代表遠藤哲HCよりお話をいただき、選手は、目の前の目標だけでなく、これからの競技生活での長期的目標にも触れることができ、モチベーションの高まりを感じました。

その後アメリカンフットボールグランドに場所を変えて行われた午前セッション。いつも通り里コーチによる「Speed」&「SAT」メニューからスタートです。キーワードは「GAO」「BAKUHATSU」。目指すラグビースタイルである「High Speed Rugby」の完成に向けて、徹底して取り組み続けています。続いて2チームに分かれてATBDとDFのセッションを交互に実施します。ATBDではHigh Speedを生み出すためのBDを構築するべく、「Drive」「One Kill」「Hammer」をキーワードに高強度で短時間セッションが展開。DFパートは「Knee line」「Double Tackle」です。こちらも高強度で激しいプレーでした。午後のゲーム形式合同練習に向けて、緊張感も高まってきました。

シャワー、昼食をはさんで、バスで移動です。過密な日程ですが、選手はタフに戦い抜いています。一時間程度で関西大学に到着。

合同セッションはUNITとゲーム形式でお願いしました。UNITでは今回の合宿は19名で行っているためできていなかった「スクラム」「ラインアウト」や「キックカウンター」等をじっくりさせていただきました。またゲーム形式ではこれまでの合宿と今回の合宿で取り組んでいる「High Speed Rugby」に必要なスキル及びマイクロスキルをゲームの高負荷の中でいかに発揮できるかにフォーカスしました。同時にそれはセレクションポリシーでもあります。
「Selection to Selection」次回セレクション合宿への生き残りを懸けた戦いにふさわしい各選手のパフォーマンスでした。

関西大学ラグビー部の皆様のご親切な対応により、ストレス無くプレーに集中することができました。この場をお借りして関西大学ラグビー部の皆様に御礼申し上げます。
今回の合宿も株式会社明治様にプロテインやゼリー等のサポートの他に選手に向けて食事・栄養に関するアドバイスもいただきました。


12月22日

本日より、京都府京田辺市・同志社大学京田辺キャンパスの施設をお借りし、「第3回TIDユースキャンプ」が始まりました。今回のキャンプは、6月のキヤノン、9月の和歌山上富田に続き3回目のキャンプとなります。花園全国大会への出場権を逃した選手の中から選ばれた19名を招集し行われる今キャンプのテーマは「Selection to Selection」。2018年1月30日から行われる予定のセレクション合宿に残れるかどうかの最後のチャンス、「生き残りを懸けた戦い」です。選手たちにとって、ここで自身を最大限にアピールすることが、高校日本代表への道へと繋がります。

14時に集合した選手達は、メディカルチェックと各種身体測定を行い、キックオフミーティングに臨みました。今合宿のスタッフの自己紹介と選手間でのアイスブレイクの後、薬師寺利弥第43代高校日本代表監督から今キャンプのテーマ、キーワードが提示され、文字通り「生き残り」をかけた緊張感のあるキャンプがスタートしました。

グラウンドに移動し、しっかりとウォーミングアップを行い、立ち幅跳びと1km走の測定。その後、以下のようなトレーニングが行われました。

・里コーチによるスピードセッション、ハイスピードラグビーに必要なスキルの確認とトレーニング

・2チームに分かれて、ATとDFのセッションを交互に展開。ATは馬場コーチ、DFは今田コーチがメインで担当

・ユニットセッションではFWは同志社大学様のスクラムマシーンをお借りしました。BKはハンドリングの基本を徹底しながらハイスピードラグビーのキーワードである“Second”を意識したトレーニング

ピックアップセッションは僅かな時間を大切に集中して取り組みます。