女子日本代表(サクラフィフティーン)は7月5日(金)から7月20日(土)、オーストラリア遠征を実施しました。
この遠征では2017年の女子ラグビーワールドカップ アイルランド大会以来のテストマッチ2試合を行い、女子日本代表は女子オーストラリア代表(ワラルーズ)に対して第1戦は5-34、第2戦は3-46で敗れたものの、13人の選手が初キャップを獲得しました。
2021年の女子ワールドカップ ニュージーランド大会への出場を目指し、サクラフィフティーンはこれからも強化を図って参りますので、引き続きのご支援応援をお願い申し上げます。

 

今回の遠征を終えたレズリー・マッケンジーHCの総括コメントと、初キャップ獲得選手のコメントは以下の通りです。

<レズリー・マッケンジー ヘッドコーチ>
全体的に今回のツアーに関してはとても満足しています。この2試合のスコアをみて現在の立ち位置を現実的に考えることは大切だと思います。そして生まれたてのチームのスタッフと選手には多くの学ぶ機会があったことに対し、謙虚に、また感謝の気持ちを持ってその価値ある学びを持ち帰りたいと思います。
私たちは、このテストマッチの第2戦で新しいコンビネーションにもチャレンジし、またプレッシャー下での反応についての情報を集めることができました。それは、来月以降のプランニングにとても参考になるものです。またこのチームが団結し、共に楽しい時間を過ごしていることを目にするのは、私にとっても非常にスペシャルなことでしたし、団結して共に過ごすことは、アウェイでプレーする際には本当にポジティブなことです。
今回のツアーは、2021年の女子ラグビーワールドカップ(WRWC)の予選への準備という観点で、私たちのラグビーが現段階でどこにあるのかを知る、絶好のチャンスだったと思います。

 

<玉井希絵>初めての日本代表としてのテストマッチで見えたものは、新たな課題ばかりでした。ただ、一生忘れられない景色と経験がありました。この経験を2年後のワールドカップに生かすべく、自身に向き合ってまたトレーニングに励みます。本当にありがとうございました。

<北野和子>
今回初めて日本代表として試合に出させて頂き、フィジカルの差がとてもあり、世界と戦うことの厳しさを痛感しました。今回得た課題に向かって、これからの練習に励み、必ずレベルアップしたいと思います。これからも応援よろしくお願い致します。

<細川恭子>
初めての海外遠征で試合にフル出場させて頂き、海外の体の大きい人に負けないような体づくりを、これからしていきたいと思いました。 

<阿部恵>
オーストラリア代表は大きかったし強かったし速かったのですが、通用する部分は絶対あると感じました。次は自分からチームのテンポを作って、貢献して勝てるように、この経験を生かして成長していきます。ありがとうございました。

<葛西杏奈>
初めて日本代表として試合に出て緊張もしましたがとても楽しめました。通用する部分もある中で世界との壁も感じました。もっと成長できるように引き続き頑張りたいと思います。応援ありがとうございました。

<名倉ひなの>
今回のオーストラリア遠征で初キャップを頂けて大変光栄です。また、これまで関わってくださった方や応援してくれる家族に喜んでもらえてとても嬉しいです。これからも2021に向けて精進して参りたいと思います。 

<庵奥里愛>
今回のテストマッチでは通用する部分と課題の両方が見え、とても貴重な経験を積むことができました。所属チームに帰っても、今回の遠征での課題にしっかり向き合いトレーニングを行います。

<村上愛梨> 
目指してきた場所へのチャンスを初めて頂けたことにとても感謝しています。今回のツアーでバックアップとして合宿に参加し追加招集して頂けた上に、このように最後まで遠征に参加できた事を本当に光栄に思います。この経験を2021年に繋げていく糧にしてこれからまた努力していきたいです。ありがとうございました。宜しくお願い致します。沢山のサポート本当にありがとうございました!!

<今釘小町>
私にはこの遠征がすごく良い経験になりました。また大きな舞台で戦えるようにこれからも鍛え、レベルアップできるよう頑張っていきます。本当にありがとうございました。

<永井彩乃>
私にとって今回の初キャップは、とても感慨深いものでした。これまでは合宿に呼ばれても、メンバーには入れないことが多く、いつも悔しい思いをしてきました。今回の遠征で初キャップを得ることができ、とても嬉しく思います。選んでいただいたレズリーヘッドコーチには感謝しかありません。これで満足することなく、もっと日々精進して、自分の欠点と向き合ってスタートメンバーに選ばれたいと思います。応援ありがとうございました。

<永岡萌>
オーストラリア代表との試合が、自分自身にとっては初キャップの試合になりました。フィジカルの強さやスピード感の違いなど、実際に体験することができ、とても良い経験になりました、また、新たな課題点も見つかりました。これからも頑張ります。 

<鹿尾みなみ>
初めての日本代表としてのテストマッチでキャップを頂けて、とても光栄です。日本代表としての誇りと自覚を持って、目の前のことに全力で取り組み、日々精進していきます。

<小鍛冶歩>
とてもいい経験ができて良かったと思います。これからもっと試合に出られるように日々の練習を頑張ります。

※津久井萌選手のキャップ数に誤りがありました。お詫びして訂正します。
 遠征前のキャップ数 誤:8、正:9