U-12ミニラグビー競技規則(中学年・高学年用)につきまして選手の安全を考慮し、下記の通り通達いたします。


【改正内容】

〇「第9条 不正なプレー 30.危険なプレー、不行跡【Original】」を「31.危険なプレー 追加事項 【Original】」とし、下記の通りに改める。

「プレーヤーは、無謀な、または、他者に対して危険な行為はいかなるものもしてはならない。

以下は危険な行為となる。

・フェンドオフ(腕を横に振り相手を払いのける行為)・胸部よりも上への働きかけ・ノーバインドタックル・襟を掴む・後ろ等から肩口を掴む・体当たり・引き倒す・振り回す・突き倒す(押し倒す)・ 頭突き・逆ヘッドとなるタックル

罰:ペナルティ」

 

 〇「第9条 不正なプレー」に「32.ローヘッド 【Original】」を加え、下記の通りにする。

「32. ローヘッド 【Original】

いずれのプレーヤーもモールへの参加を含む全ての局面において頭を肩や腰より低く(ローヘッド)した状態でプレーをすることはできない。  

具体的にはボールの争奪、及びタックル時、ボールを確保する行為、ラッ クの形成前からラック・モール形成時を含めた全てのプレーにおいて、故意、 あるいは継続的に顔を下に向け、肩や腰よりも頭を下げたままプレーすることをいう。  

ボールの位置から離れたスイ―プや頭が下がる突っ込み、ブリッジング、 或いはボールに対して蓋をするような行為もローヘッドとなる。   罰:ペナルティ」

 

〇「第9条 不正なプレー 31. コーチについて【Original】」を「33. コーチについて【Original】」に繰り下げる。

 

〇「確認事項」として下記文言を末尾に加える。

「(公財)日本ラグビーフットボール協会普及育成委員会小学生部門申し合わせ事項

脳振盪、脳振盪の疑いがあり医師、指導者、レフリーの判断で競技を離れたプレーヤーは、当日の試合の出場は認めない、またその後のプレー復帰は日本協会の定める脳振盪ガイドラインの段階的復帰プロトコル(GRTP)に従うこと」