公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:森重隆、東京都港区)は、現在ヨーロッパ遠征中の女子15人制日本代表(サクラフィフティーン)の齊藤聖奈選手と南早紀選手が、女子バーバリアンズに招待されましたので、両選手と浅見敬子女子15人制日本代表強化委員長のコメントをお知らせします。
バーバリアンズは、1890年にウィリアム・パーシー・カープミール氏によってイングランドで創設された招待クラブで、女子バーバリアンズは2017年に初めて結成されました。遠征や試合の時だけ世界各国から選手が招待されてチームを編成します。今回の女子バーバリアンズは11月30日(土)にカーディフ(ウェールズ)のプリンシパリティ・スタジアムで女子ウェールズ代表と試合を行います。
男子日本代表選手ではこれまでに、林敏之氏、元木由記雄氏、田中史朗選手、ホラニ龍コリニアシ氏、藤田慶和選手の5人がバーバリアンズに招待されて試合に出場していますが、女子日本代表選手では今回の2人が初めての招待となります。

■齊藤 聖奈選手

「いつも日本ラグビーへのご声援ありがとうございます。このような名誉あるチームに招待していただき、とてもうれしく思います。私を支えてくれた家族をはじめ、サポートしてくださっている方々に感謝します。バーバリアンズでは、ラグビーはもちろん世界のチーム文化なども学び、交流したいと思っています。また世界で活躍するトップ選手たちとラグビーを楽しみたいと思います。日本代表選手の誇りを持ってベストを尽くします。これからもご声援よろしくお願いします!」

南 早紀選手

「いつも応援いただきありがとうございます。このたびバーバリアンズに招待していただいたこと、大変光栄に思います。同時に世界各国の選手と共にプレーできることをとても楽しみにしています。自分の持ち味であるセットプレーがどこまで通用するか、挑戦していきたいと思います。少し緊張もしていますが、日本代表選手として誇りをもってプレーします。応援よろしくお願いいたします」

■浅見 敬子 女子15人制日本代表強化委員長                     

「このたび、齊藤選手、南選手の2人が栄誉あるウィメンズバーバリアンズに招待されました。日本の女子ラグビー界にとっても大変に名誉なことであり、この上ない喜びです。招待していただきました女子バーバリアンズのJo Yappヘッドコーチはじめ、関係者の皆様に心より御礼申し上げます。そしてこれまで両選手に対し、ご支援ご声援いただきましたすべての皆様、そして日本ラグビーを支えてくださるすべての皆様に感謝申し上げます。
今回の招待は、両選手を通じて、日本そしてアジアの女子ラグビーの認知にもつながり、多くの女子選手たちに希望を与えてくれました。両選手が、オフフィールドでも知見を広げるとともに、誇りをもってすばらしいパフォーマンスを発揮することを願っております」