2020年3月24日

新型コロナウイルス対応で、日本協会として、4月5日(日)までの期間の高校生以下を対象とした大会を原則として延期・中止とすることを2月28日付通達『高校生以下対象の大会の延期・中止のお願い』でお知らせさせていただきました。

このたび、3月20日にスポーツ庁政策課より発信された「各種スポーツイベントの開催に関する考え方について(令和2年3月20日時点)」に基づき、以下の方針とすることとしました。

地域での大会開催においては3月19日に新型コロナウイルス感染症対策専門家会議から示された「地域ごとの対応に関する基本的な考え方(※)」や「大規模イベント等の取扱い」、「多くの人が参加する場での感染対策のあり方の例」を参考にして、選手関係者の安全を最優先し、実施の可否について慎重に判断をいただきたくお願いいたします。

 

■全国的な大規模イベント等に相当する大会は中止・延期を継続(5月6日まで)

 

■地域での大会開催については、選手関係者の安全を最優先し、実施の可否について地域ごとに慎重に判断して実施または中止・延期(4月6日より)

 

支部協会におかれましても主旨をご理解の上、加盟都道府県協会に周知徹底いただけますようよろしくお願い申し上げます。

 

※「地域ごとの対応に関する基本的な考え方」からの抜粋 

感染状況が拡大傾向にある地域では、まん延のおそれが高い段階にならないように、まずは、地域における独自のメッセージやアラートの発出や一律自粛の必要性について適切に検討する必要があります。その場合、社会・経済活動への影響も考慮し、導入する具体的な自粛内容、タイミング、導入後の実施期間などを十分に見極め、特に「感染拡大が急速に広まりそうな局面」や「地域」において、その危機を乗り越えられるまでの期間に限って導入することを基本とすべきだと考えます。 

感染状況が収束に向かい始めている地域並びに一定程度に収まってきている地域では、後述するように、人の集まるイベントや「3つの条件が同時に重なる場」を徹底的に回避する対策をしたうえで、感染拡大のリスクの低い活動から、徐々に解除することを検討することになると考えます。ただし、一度、収束の傾向が認められたとしても、クラスター(患者集団)発生の早期発見を通じて、感染拡大の兆しが見られた場合には、再び、感染拡大のリスクの低い活動も含めて停止する必要が生じえます。 

感染状況が確認されていない地域では、学校における様々な活動や、屋外でのスポーツやスポーツ観戦、文化・芸術施設の利用などを、適切にそれらのリスクを判断した上で、感染拡大のリスクの低い活動から実施してください。ただし、急激な感染拡大への備えと、「3 つの条件が同時に重なる場」を徹底的に回避する対策は不可欠です。