メンバー


8/27

合宿最終日。夏らしい、もくもくとした雲がこれでもかと立ち込め、前回合宿のようにまた雷かと心配でしたが、最後の最後までよく晴れました。東京、大分ともに無事に合宿を終えることができました。

コロナに熱中症、そして先が見えないメンタル面のストレスと、気になることは尽きません。それでも、手洗い、消毒、ソーシャルディスタンスを怠ることなく、それらがすっかり当たり前に溶け込んできているのを感じます。お互いに声をかけあって、むしろ楽しみながら対策しているような姿を見ていると、さすがセブンズファミリーだなと思います。お互いのことを守るため、そして大好きなラグビーに安心して打ち込むため。合宿終了時のチームミーティングでは、次の合宿までそれぞれがきちんと対策を続けて、また元気に集まることを約束しました。

早くまた練習が公開され、たくさんの方とお目にかかれますように。皆さん、引き続き一緒に感染対策していきましょう!



8/26

合宿3日目、今日がこの合宿の山場だと感じる選手たちは、朝から少し気が重そうでした。グラウンドについて、練習メニューを確認する顔つきも一層険しく…

 

 

おそらく東京と大分でほとんど同じ光景だったのだろうなと想像します。しかしグラウンドに出ればスイッチオン。東京も大分も一緒に走りました。


選手の写真を撮ろうとするとどうにも暗く、逆光だなと角度を変えるのですが、やっぱり暗い。よく見れば、みんながどんどん日に焼けているだけでした。顔も腕も、本当によく焼けました。今日もたっぷり日焼けしながらめいっぱい走り、クタクタの選手たちでしたが、カメラを向けると目線や笑顔をくれます。「ありがとう」と伝えると、「僕たちカメラの会社ですから!」と中川選手。


 明日は最終日。最後まで東京・大分One Teamで!



8/25

昨日はラグビーの日だったということで、本日は選手たちの様々な経験などをご紹介したいと思います。

 

まずは、これまでで一番印象に残っている試合について。合谷選手、彦坂選手、羽野選手の3名は、リオデジャネイロオリンピックのNZ戦をあげてくれました。

 

合谷選手:「今までで一番大きな試合だったけど、準備してきたことをすべて出し切れた試合でした。」

彦坂選手:「NZに勝ったこともさることながら、あの試合でアキラ・イオアネ選手に5mくらい吹き飛ばされたことが忘れられません。」

羽野選手:「日本人でNZに勝ったことがある選手がどのくらいいるのかと考えたときに、すごいことをやったなと。でもお客さんが全然いなかったので…あれをまた東京スタジアムでやりたいと思っていました。」

 


なかなかリオオリンピックの話をゆっくり聞く機会がなかったのですが、3人とも活き活きと話してくれたのが印象的でした。

 

次に、ヘンリー選手は、かつてセブンズのオーストラリア代表として出場したワールドシリーズについて話してくれました。

ヘンリー選手:「チームは、それまでにプレートでは何度か勝っていて、次はトーナメント優勝を目指していました。そして幸運にもロンドン大会で勝つことができたのです。その年、ずっと負け続けていた南アフリカとの決勝になり、そんな相手を下しての優勝は本当に嬉しかった。もう10年くらい前の話ですが、ファーストトライを取っていいスタートだったことを今でも覚えています。」

 


ワールドシリーズのトーナメント優勝という貴重な経験を持つヘンリー選手。これからも、ぜひたくさんのことを教えてほしいなと思います。

 

続いて、セブンズの大会の中でも一番の盛り上がりを見せる香港セブンズ。JAPAN7sにとっても、もちろんたくさんの思い出がある大会ですが、いつも客席にはフィジーの大応援団が目立っています。フィジーにとっての香港セブンズとは一体どういうものなのか?フィジー出身の副島選手とロテ選手に聞いてみました。

「フィジーにとって香港セブンズはホームゲームのようなもの。フィジーの選手は、香港セブンズに出られてやっと、フィジー代表という感覚です。」

 


本来、今年の4月に私たちも香港でワールドシリーズへの昇格をかけて戦う予定でしたが、残念ながらコロナの影響で大会は中止になってしまいました。あの大歓声のスタジアムには、少し特別な高揚感があります。選手たちの話を聞いて、早くまた、世界中のスタジアムで、そしてたくさんの観客の前で試合ができる日が戻るといいなと思いました。

 

ファンのみなさんにもぜひ、過去のJAPAN7sや、海外のチームや大会のことなども興味を持っていただけると嬉しいです。そして私たちは、今のこのチームで、新しい歴史を作っていきます。個性豊かなJAPAN7sを、引き続きよろしくお願いいたします。

 



8/24

8月24日は「ラグビーの日」なのだそうですね。そんなラグビーの日に、男子SDSは、前回に引き続き、東京と大分にわかれて合宿を開始しました。キックオフのミーティングは両地域をオンラインで繋いで行っていますが、オンラインでも、みんなの顔が見えるのは嬉しいものです。たくさんの我慢や苦労を強いられる状況が続きますが、私たちは社会の模範となるべく、日本代表としての果たすべき役割を考えて、いまやるべきことを丁寧にやっていくことを再確認しました。

そんな「自分たちのいまやるべきこと」のひとつとして、前回合宿でユースの選手たちに動画でメッセージを送りました。オリンピックが延期になり、来年の開催も不確定ではありますが、そんな中でも努力し続ける代表選手の姿がユースの選手たちの希望になるように。アシックスカップなどの大会が中止となり、なかなか合宿で集まることもできないセブンズのユースの選手たちが、セブンズファミリーとしてこれからもセブンズを楽しんでもらえるように。様々な願いを込めました。

「ラグビーの日」と聞いて、皆さんにセブンズのことも少し思い出していただけていれば嬉しいです。本日より4日間、東京も大分もハードワークします!