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6月9日(水)

本日は午前にウエイトトレーニングをしてから、午後はまたチームビルディングとミーティングを行いました。今合宿ではここまで、セブンズの歴史や、対戦国などを学んできましたが、ミーティング最終日の本日は、「今」にフォーカスし、選手スタッフそれぞれのコミュニケーション力を問うゲームを行いました。英語で出題されるクイズでは海外出身の選手にリードしてもらったり、断片的な情報を集めて答えを出すゲームでは、全員で力を合わせたり。ラグビーでポジションがあるように、チームの中でもやはり役割があります。それぞれが、お互いのキャラクターや役割を把握して、補い合い、活かし合う。フィールド外でもこうした関係性を築いていくことが、チームのパフォーマンスに繋がるのだろうと思います。初日から通して、選手vsスタッフで対決してきましたが、すべてのゲームが終わり、1点リードで見事選手が勝利しました。

明日、チームは解散し、ほんの数日のオフののち、再び集合します。さらに心身ともにハードな日々となりますが、チーム全員で乗り越えて行きたいと思います。


6月8日(火)

合宿3日目もチームミーティングからスタートしました。本日は「相手を知る」と題し、オリンピックで対戦する国について調べるセッションを行いました。各国にちなんだクイズや、特徴を分析するなど、ラグビー以外の側面から各国を掘り下げていきました。これまで実際に戦ったり関わったりしたときの印象や思い出なども織り交ぜながら、ディスカッションしました。

頭を使ったあとはもちろんラグビーの練習も行いました。明日もミーティングにトレーニングに、めいっぱいの1日になる予定です。



6月7日(月)

本日はパウロ・ナワルコーチにゲストスピーカーとして来ていただきました。今では日本ラグビー界ではフィジー人の選手はとても身近ですが、1991年、フィジーからラグビー選手として初めて日本にやってきたのがパウロさんでした。とても素晴らしい様々な経歴から、たくさんの経験を話してくださいましたが、フィジー代表として出場した香港セブンズで26—0でNZに勝利して優勝した話(決勝でNZに完封で勝利したのは未だにこの試合だけだそうです)、ヘッドコーチとして臨んだ1999年の香港セブンズでスコットランドに勝利してプレート優勝(9位)し、カップ優勝(1位)ではない日本から大畑大介さんが大会MVPに選ばれた話など、とても興味深いお話でした。いまこうして自分たちがこのチームにいるのは、パウロさんのような先駆者と、たくさんの偉業を成し遂げた方々がいるからだと改めて実感しました。パウロさん、本日はありがとうございました。


6月6日(日)

男子セブンズは、今合宿よりオリンピック第四次スコッドとして活動を開始しました。

合宿初日、岩渕ヘッドコーチが掲げた今合宿のテーマは「五輪と向き合う、チームと向き合う」。コロナ以降、チームはオンラインあるいは合宿中に様々なことを話し合ってきました。オリンピックまで50日となり、選手選考もいよいよ佳境ですが、ここでまた、ひとりひとりがきちんとチームのことを考えられるかどうか。夜は早速、セブンズの歴史クイズをはじめとする、チームビルディングも兼ねたミーティングを行いました。これから自分たちが歴史をつくっていく上で欠かすことのできないセブンズの、そしてチームの歴史。今回は5日間の短い合宿ですが、非常に有意義な合宿になりそうなことを感じさせる初日でした。