公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:森重隆、東京都港区)は、11月14日(日)女子スコットランド代表対女子日本代表(於:スコットランド)試合終了後の女子日本代表ヘッドコーチ、キャプテンらのコメントをお知らせいたします。 本試合は、36-12(前半10-12)でスコットランド代表が勝利しました。


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■レスリー・マッケンジーヘッドコーチ

「先週の試合からメンバーも変えながら、我々がやりたいプレーを突き詰めていきたいと考えている。先週やれなかったことがどれだけできたか、今後何をやっていくべきか、確認をしていく。

選手はよくやってくれた。少し苦労したが、スコットランド相手に自分たちのやり方を貫いていた。ハーフタイムで話をして、創出・改善できるようになった。一人少なくなったが、選手たちには柔軟性があり、反応、激しさ、継続が良かった。

後半疲れが出てくることは想定内で、コンタクトの厳しさは良い教訓になった。スコットランドのブレイクダウンを経験できたのも良かった。素晴らしい学びの機会だった。

更にテストマッチを戦い、経験をして感覚的なものを養っていく必要がある。今日のレフリングは、早いラグビーができるものだった」

 

■南早紀キャプテン

「14人になっても、自分たちのやってきたことは変わらず、相手が嫌がる速いプレーを継続しようと話した。ユーティリティーなプレーヤーがハードワークをしてくれたのが良かった。

後半相手が疲れている時に、更にテンポを上げてトライを獲ることができなかった。重さで前に出てくる相手に対して受けるのではなく、もっと前に出続けなければいけない。自分たちがやってきたことをいかに試合で出すかにフォーカスしてこの1週間やってきたので、それについてはこの試合で随所に見られたので、改善されたと思っている。

前回の試合からメンバーが変わったが、国内合宿からメンバーが固定されることはなかったので、組み合わせのフィットには問題はなかった。海外でプレーしている選手がチームに良い影響を与えてくれている。テンポの速さにはフォーカスしていて、相手に効果的であったのは自分たちの収穫であり、強みになる」

 

■加藤幸子選手

「フォワードが7人になっても変わらず、これまでやってきたことをそれぞれが全うしようと話し合った。実際に前半は全員がハードワークをしたことで、14人以上の仕事をやり通すことができた。(前半終了間際の自身の)ゴール前のトライは、前回のウェールズ戦後の課題で、ゴール前でどのようにトライを取り切るかを徹底して練習してきたので、それが結果として実ったことは嬉しい。アイルランド戦は、この遠征で培ってきたものを全て出し切れるように頑張りたい」

 

■齊藤聖奈選手

「フォワードが7人になってもやることは変わらないので、落ち着いて対応出来た。チームの中では1つのポジションだけでないマルチプレーヤーが多いので、1プレー1プレーで大事なポジションから埋めてプレーすることを優先した。(前半終了間際、ラインブレイクから)インゴールまではいけたがトライを決められなかったのが課題。決まればチームにモメンタムを起こすプレーになれた。今回のヨーロッパ遠征では2戦負けているが、自分たちの成長を感じることができている。アウェーでの戦い方にも慣れてきたので、最後のアイルランド戦では自分たちの存在を証明する。引き続き、ご声援よろしくお願い致します」

 

■小牧日菜多選手

「初めて桜のジャージーを着てプレーすることができて本当に嬉しく、誇りを持ってプレーすることができた。身体の大きな相手と戦うということで、低く前に出るプレーを今日のターゲットにしていたので、アタックで自分らしく前に出るプレーが出来て良かった。次戦に向けて、アタックでもディフェンスでも前に出続けてハードワークし、チームにいい波を持って行けるようなプレーをしたい」