■2013年5月7日(火)

東京合宿もとうとう最終日。
夜にはアラブ首長国連邦(UAE)へ向けて発ちますが、早朝練習は健在です。

最初はそれぞれ30kgのダンベルを持っていた大野選手ですが、
大野選手には軽すぎたのか、結果的に40kgのダンベルをあげていました。

ウェイトを持ちながらジョン・プライヤーS&Cコーディネーターが
手をかざしているところまであげるホラニ選手。

小野澤選手が見守るのは10歳以上年下の中村選手。

そして午前練習が行われたサントリーグラウンドでは、練習前に
円陣を組んで青空チームミーティング。UAE戦へ向けたメンバーが発表され、
みんな笑顔で拍手で称えます。

チームの全体練習では選手たちの表情ももちろん一転。
初キャップとなるウィング選手。

足の負傷から早期復活を果たした小野澤選手も、早速スターティングメンバー入りです。

そして、2007年4月以来約6年ぶりの日本代表での出場となる霜村選手。

昨日の練習から、練習中に”ハーフタイム”として、試合を想定した形での
休憩、リカバリーを取るようにしています。これはハーフタイム前の準備で
水分補給、エナジーゼリーなどがずらりと人数分並べられています。

ハーフタイムでは、前半の練習メニューの反省などがBKとFWにわかれて行われ、
FW陣では畠山選手が「もっと声を出していこう。FWから出さないと!」と
檄を飛ばす場面も。

練習後半の最後には毎日の練習で欠かさないスクラム。
ボールのデリバリーまで丁寧に行いました。

UAE遠征メンバー以外は宿舎に帰ってからは解散となるため、
練習最後に再度チームミーティングを行いました。
ハーフタイム明けに
ジョーンズ ヘッドコーチから「前半の練習の質が悪い、このまま練習を
終わりにするか!試合に出る若手がシニアプレーヤーを倒さなくてどうするんだ!」と叱咤激励されたこともあり、後半の練習はグッと質があがりました。

廣瀬キャプテンからは「トップ10はエディーさんに連れていってもらうものではなくて、自分たちで行くもの。みんな昔はたくさん失敗して今がある」と
若手メンバーが多く選出されたUAE遠征メンバーへ向けて言葉をおくりました。

10日(金)にアジア五カ国対抗最終戦となるUAE戦、現地時間20時キックオフです(日本時間11日1時)!
TVでの放送はありませんが、香港代表戦同様、
こちらの大会公式ユーストリームでご覧頂けます。

みなさんの応援よろしくお願いします。

■2013年5月6日(月)

本日の早朝練習はフロントローが対象になりました。
ジョン・プライヤーS&Cコーディネーターのウェイトトレーニングメニューの中に、オンガロスポットコーチによる
特別メニューが入っています。スクラムのポジションを意識した体幹のトレーニングです。

明日まで練習に参加する長野選手もメニューをこなしました。

午前中の練習はサントリーグラウンドで行われました。
実戦形式の激しいトレーニング。時間は
約1時間と短い時間ながらも、集中した環境での実戦を意識したトレーニングとなりました。
写真はボールを持った浅原選手に、昨日の夜に合流したばかりの小野澤選手が対峙しています。

低い姿勢で突っ込む霜村選手。

練習の終わりにはFW陣はスクラムマシーンを使って、スクラムの練習です。

長江選手は別メニューを調整を行っています。

さて、この日焼けして足がボーダー柄になってしまっている選手は誰でしょう・・・?

ラインアウトのジャンパーを務める安井選手はテープを太ももに巻くため、このような焼け方になってしまってました。

午後はロックとバックロー、バックス陣がウェイトトレーニングです。
FW陣はラインアウトを意識したウェイトトレーニング。
思いっきり前方から投げられるメディシンボールを頭の上で受け止め、それを横にいる人に
叩き付けるようになげる練習です。ジャンパーを務める伊藤選手、菊谷選手らが行いました。

開始時間より早めに来てウォーミングアップを始める大学生組の内田選手と藤田選手。
なぜかモロヘイヤのおいしさについて話しながらストレッチする2人。
ちなみに2人の大好物は内田選手や焼きそばとうな重、藤田選手が焼き肉、お寿司、素麺だそうです。
残念ながら代表合宿・遠征中は食べれないメニューかもしれません。

最近は恒例となってきたテニスボールのキャッチでのウォーミングアップ。
最初は数人だった参加者でしたが、

あっという間にバックス陣以外でウェイトトレーニングが終わったツイ選手やアイブス選手も参加。
人気メニューのようです。

明日はとうとうアラブ首長国連邦(UAE)に向けて出発します!

■2013年5月5日(日)

4日の韓国代表戦から一夜明け。
昨日は多くのみなさまにお越しいただき、また、「SAKURA 基金」のチャリティーオークション及び
募金活動の合計は789,273円になりました。ご協力ありがとうございました!

朝からリカバリーのメニューはプールでのストレッチなどです。
試合に出場したメンバーは時間差でプールに集合し、グループに分かれて
メニューを行いました。

また、出場しなかった安井選手、内田選手、そして昨日の試合後にチームに合流した長江選手は
ウェイトトレーニングです。

チームで最重量をあげる、長江選手はなんと200kg!

午前中にリカバリーメニューを消化し、チームミーティングを行いました。
韓国代表戦のレビューはもちろんのこと、10日に迎えるアラブ首長国連邦(UAE)戦へ向けて
新たに気持ちをリセット。

すでに優勝を決めましたが、最後のUAE戦では、その次につながる勝利をおさめたいです。
みなさんの応援よろしくお願いします。

※「SAKURA 基金」とは、昨シーズン、日本代表選手たちが自ら発案した社会貢献活動で、東日本大震災や福島第一原発事故で被災した子供たちへの支援活動の資金とするために実施しています。今年は、岩手県の子供たちを2013年6月15日に行う「リポビタンDチャレンジ2013 日本代表 対 ウェールズ代表」の試合に招待するために活動しています。

今回「SAKURA 基金」に寄せられたお金は、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会が、東日本大震災などにより被災されたラグビーファミリーへの支援を目的として設立した「JRFU ラグビーファミリー支援会」を通じて管理いたします。

■2013年5月3日(金)

とうとう明日に迫った韓国代表戦。試合前日練習の前に、まずはホテル内でチームミーティングです。
ジョーンズ ヘッドコーチから今日の練習でどのようなことを細かくやっていくかなどの話がありました。

メンバーの23人にはジャージーのプレゼンテーション。
負傷した廣瀬キャプテンの代わりにゲームキャプテンを務める菊谷選手から
「久しぶりのキャプテンなので緊張しています、いや本当に!」とこの笑顔。

十分任せて大丈夫そうですね!
続けて「初めてのスタメンの浅原とか福岡も緊張しているかもしれないけど、このジャージーをもらったということは
みんなその価値があるということなので、自信を持ってやっていきましょう!」と心強い言葉がありました。

試合前日練習でも特に緊張した感じはなく、3人一組になってパスをまわしていくウォーミングアップなどで
和気あいあいと始まりました。

もちろんアタックの確認などの練習も行いました。
初スタメンの福岡選手。明日は快足を生かしたプレーをご期待ください。

2試合連続フル出場の立川選手も疲れは見えません。

ゲームキャプテンの菊谷選手、プレーでも引っ張っていきます。

全体練習が終わった後はユニットに分かれて、FW陣はこの日もオンガロ スポットコーチの
スクラム指導に耳を傾けます。

しっかり自分たちのものにするために、指導が終わったあとも選手たち自身で復習。

メンバー23人には残念ながら入らなかった6選手は残ってさらに練習です。
「だいたい40分くらいかな」というコーチの声に、「嘘でしょ!」と霜村選手。
メンバーとの練習がハードだっただけに、さらに40分、というのに思わず突っ込んでいました。

連日レポートでもお知らせしていますが、
明日の韓国戦後には日本代表選手によるサイン入りジャージーのチャリティーオークションが行われます。

(出品されるジャージーはこちら
SAKURA基金リーダーの木津選手、バイスキャプテンの五郎丸選手らも駆けつけて実施する予定です。
なお、当日は試合前に日本代表選手による通常の募金活動も予定しております。
「SAKURA基金」の活動に取り組む日本代表選手たちの思いをご理解いただき、ご協力いただきますよう、
よろしくお願いいたします。

※「SAKURA基金」とは、昨シーズン、日本代表選手たちが自ら発案した社会貢献活動で、今回は、選手たちの寄付とあわせて、東日本大震災や福島第一原発事故で被災した子供たちへの支援活動の資金とするために実施いたします。
今回「SAKURA基金」に寄せられたお金は、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会が東日本大震災により被災されたラグビーファミリーへの支援を目的として設立した「JRFUラグビーファミリー支援会」を通じて管理いたします。

■2013年5月2日(木)

4日の韓国代表戦を控え、この日は疲れがたまってきた選手たちのために少し軽いトレーニングメニューとなりました。
ただし、ウェイトトレーニングはなくなりません。
頭から足まで身体を一直線にし、さらに75kgのウェイトを乗せた浅原選手。
頭にタオルをかぶせられていますが、これはジョン・プライヤーS&Cコーディネーターが
「何をするかわからないけど、体勢をキープするように!」とのことで、視界が遮られています。
そしてプライヤーS&Cコーディネーターは水をかけたり、頭を横に思いきり押したり引いたり。
スクラムで強くなるための練習です。

練習前にストレッチをしながら談笑している大学生トリオ、内田選手、藤田選手、中村選手です。

そしてこちらもウォーミングアップでラグビーボールでのリフティングをしている
田村選手、日和佐選手とジョーンズ ヘッドコーチ。

昨日の練習で足を負傷してしまい、韓国代表戦は欠場することになった廣瀬キャプテンは
別メニューで調整です。

昨日からチームに合流したファビオ・オンガロ スポットコーチ。ジョーンズHCと一緒に目を光らせています。
主にスクラムの指導にあたるとのことです。

ラインアウトのサインの確認を含めた練習。韓国代表戦ではスターティングメンバーとなった
アイブス選手も絶好調です。

フッカーがシンビンになったときのためにスローの練習をした菊谷選手。
負傷の廣瀬キャプテンに代わって、韓国代表戦ではゲームキャプテンを務めます。
「不在のキャプテンに『試合に出たかった』と思わせられるくらいのプレーをしたいです」と菊谷選手。
頼もしい限りですね。

また、両ウィングを務めるのは、福岡選手と藤田選手の大学生コンビ。
ジョーンズHCも「バックスは若いメンバーが揃い、いずれも将来性のある選手たち」と期待を込めていました。

そしてずらりと並んで構えているBK陣。

一体何の練習かと思ったら、ジョン・プライヤーS&Cコーディネーターがテニスラケット片手に
壁打ちならぬ選手打ち。
もちろん選手はキャッチしなくてはなりません。

オンガロスポットコーチはフッカーだった現役選手時代の経験を生かして、早速指導にあたっていました。

韓国代表戦へ向けてメンバーも確定し、臨戦モードへ突入です。
みなさんの応援よろしくお願いします!

■2013年5月1日(水)

東京合宿4日目。
日本代表は今日も早朝練習からスタートです。
ウェイトをあげるのにメディシンボールで高さを調整してあげている浅原選手。

今日の早朝練習はFW陣がメインでしたが、田村選手も参加。
FW陣とは鍛えるところが異なるので、別メニューを行っていました。

そしてスクラムを組むフロントロー陣ならではの頭からウェイトをぶらさげて、さらにダンベルをあげている
畠山選手と木津選手。

日本代表チームでは、毎日当番制(2人)がひかれています。
当番の人は、チームルームの飲み物を補充したり、
ミーティングやバスでの移動の際に選手の人数が揃っているかなどを数えたりする役です。
この日の当番は木津選手と小野選手。朝のチームミーティングでは小野選手が選手の人数が揃っているか
数えていました。

ミーティングの終わりにジョーンズ ヘッドコーチから「今日はヤングプレーヤーデーとします。
いつもシニアプレーヤーが引っ張ってリードしてくれていますが、シニアプレーヤーが
ずっといるわけではないので、今日はヤングプレーヤーがいつものシニアプレーヤーの役目を担って
リードしていってください」とのこと。

そしてヤングプレーヤーのキャプテンに任命されたのは安井選手でした。
ジョーンズHCからは具体的な年齢の区分けはありませんが、自らがヤングプレーヤーと認識してミーティング後に
残ったのは26歳以下の選手たちでした。

練習のはじめの円陣でのコメントはいつも廣瀬キャプテンですが、この日は安井選手からも一言。
「ヤングプレーヤーで盛り上げていきましょう!」
そんなヤングプレーヤーに負けず劣らず、シニアプレーヤーからは「シニアプレーヤー盛り上げてくよー!」との声も。
いい雰囲気で練習がスタートしました。

練習には長江選手も見学に訪れていました。

FW陣はユーロフィットと呼ばれる、ある一定の時間内に決められた距離を走るトレーニングです。
通常は立ってスタートすることが多いのですが、この日は寝た姿勢からスタート。

ゲーム形式の練習も行いました。

練習の最後はそれぞれの練習に時間を費やし、ハイパントを障害物にも負けずしっかりキャッチする練習をしているのは
福岡選手です。

香港代表戦以降は別メニューでの調整が続いている三上選手。この日も別メニューでしたが
かなりハードな練習をしていました。

昨日のレポートでもお伝えしましたが、4日の韓国代表戦でSAKURA基金※の活動の一環として
選手によるチャリティーオークションを行います!
真壁選手と内田選手、そして青木選手。

ジョーンズHC含め、もちろん全員分ありますので、ぜひみなさまのご協力をお願いいたします。

※「SAKURA基金」は、昨シーズン、日本代表選手たちが自ら発案した社会貢献活動で、今回は、選手たちの寄付とあわせて、東日本大震災や福島第一原発事故で被災した子供たちへの支援活動の資金とするために取り組んでいます。お寄せいただいたご寄付は、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会が東日本大震災により被災されたラグビーファミリーへの支援を目的として設立した「JRFUラグビーファミリー支援会」を通じて管理いたします。

■2013年4月30日(火)

東京合宿3日目。昨日合流した北川選手が今日は早朝練習に参加しました。
湯原選手と青木選手が見守ります。

これは腕立て伏せで起き上がるときに手を離します。
最初は手拍子1回、それがそのうち2回、そして手を耳の横まで持ってくるようになり
どんどん滞空時間が長くなっていきます。

今日の午前中の練習へはバスを使って移動。

サントリーグラウンドで行いました。
久しぶりのグラウンドでの練習。サントリー所属選手は口々に「なんか変な感じ」とつぶやいてました。

今日の練習はスピードを重視した練習。
「TOP 10 RUGBY」と呼んでいる、グラウンドを横に使って幅を広く使って行う実戦形式の練習を行いました。
伊藤選手に突っ込んでいく浅原選手。

マレ・サウ選手と対峙する今村選手。

中村選手のタックルを受けながらも力強く前進する菊谷選手。

正確なキックでチームの起点となる田村選手。

そしてボールを持ったら2人、3人とあっという間にかわして置き去りにした福岡選手。
この日も周りの選手から「速すぎ・・・!」との声が出ていました。
香港代表戦前に痛めた足もすっかり良さそうです。

そして、20日のフィリピン代表戦でケガをして日本代表から離脱してしまったサントリー所属の小野澤選手が
グラウンドに。ジャパンがグラウンドに着いた際、走っていたので復帰も近いかもしれないですね! 写真は今村選手と福岡選手と談笑している小野澤選手。
同じポジションを争う3人ではありますが、ジャパンはみんなライバルであり、そして仲も良いのです。

午後の練習はホテル内でユニットにわかれての練習。
安井選手と北川選手がティアティアスポットコーチと行っているのは、2人目がしっかり相手を倒す(テイクダウン)
練習です。

そしてそれを見つめているジョーンズ ヘッドコーチの右手に注目。
タックルする際に頭を下げるのではなくて、しっかり相手を見て頭をあげて倒す練習のため、
ジョーンズHCが出している数を叫びながらタックルするのです。
これでしっかり頭をあげてタックルをしているという証拠になります。

そして、SAKURA基金※のリーダーを務める木津選手。チームミーティングで
4日の韓国戦後にチャリティーオークションを行う旨を伝え、
選手1人1人にトレーニングウェアを持ってきてもらいました。

リーダーももちろんサインと名前、そしてメッセージを書き込みます。

そしてジョーンズHC。

田村選手に、山下選手とブロードハースト選手。

もちろん選手全員分あります。
チャリティーオークションは韓国戦後、リーダーの木津選手、
そしてバイスキャプテンの菊谷選手、五郎丸選手も駆けつけて実施予定です!
みなさまのご協力をよろしくお願いします!

※「SAKURA基金」は、昨シーズン、日本代表選手たちが自ら発案した社会貢献活動で、今回は、選手たちの寄付とあわせて、東日本大震災や福島第一原発事故で被災した子供たちへの支援活動の資金とするために取り組んでいます。お寄せいただいたご寄付は、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会が東日本大震災により被災されたラグビーファミリーへの支援を目的として設立した「JRFUラグビーファミリー支援会」を通じて管理いたします。

■2013年4月29日(月)

東京合宿2日目。おとといは試合、昨日は移動日だったので、早朝練習はありませんでしたが
本日はもちろんありました。昨日合流したばかりの霜村選手が早速参加です。

練習前のチームミーティングでは香港代表戦のレビューなどが行われました。

合流したばかりの霜村選手とウィング選手がみんなの前に出て挨拶です。
「色々な人たちからこのチームがどれだけ練習をしていて、すばらしいかを聞いています。このチームに入れて
とても光栄です」とウィング選手。

本日はホテルのテニスコートを使っての練習となりました。
高層ビル群に囲まれながらの練習です。

そしてこの手。大きいのはもちろんなのですが、マメだらけなんです。誰の手でしょうか?

今日は午前中からストレングスのメニューが続きます。フィリピン戦で鮮烈なデビューを飾った福岡選手も
昨日チームに再合流しました。少し足の調子が悪くなってしまい、香港代表戦には遠征メンバーに残念ながら
入りませんでしたが、4日の韓国代表戦へ向けて巻き返しを期待したいところですね。

天井の梁を使って懸垂し、下半身を斜めにあげているのは菊谷選手。
足の先までピンと伸びてきれいです。ジョーンズ ヘッドコーチもこのきれいな姿勢には見とれていました。

そしてフィニッシュ!体操選手のようですね。

練習後にコミュニケーションをとるウィング選手と大野選手。

そしてこちらも再合流組。内田選手と安井選手です。

夜のミーティングでは、この日合流したジュニア・ジャパンのPRC遠征で活躍した北川賢吾選手が挨拶。
拍手で迎えられていました。

そしてこれはミーティングの風景ですが、なぜか背中を向き合わせに。

これはユニット(FWとBK)に分かれてのミーティングなので、FW陣とBK陣がそれぞれミーティングをしているのです。

BK陣のユニットミーティングは、ワイズマンテル テクニカルアドバイザーの説明を
バイリンガルの小野選手が通訳していました。

そして、この日は21時から田中史朗選手の特集番組がオンエア。通常、フィジオルームでは
携帯電話やテレビなどは禁止なのですが、この日だけは特別にテレビをつけて
身体のケアをしながら田中選手の番組を見ている選手たち。
テレビで見るチームメイトの姿に「また身体が大きくなった」など感想をもらしていました。

そしてさきほどのマメだらけの手の持ち主は。。。
真壁選手でした。毎日のウェイトトレーニングでマメだらけなのだそうです。
ラグビー選手の強靭な肉体は日々の弛まぬ努力から成り立っています。

■2013年4月28日(日)

27日の香港代表戦は、前半こそ14 - 0のスロースタートとなりましたが、
結果的には廣瀬キャプテンの2トライなど計6トライを奪い、2試合連続の完封勝利を収めました。
予報では雨でしたが、試合中は曇りのままでしたが、気温はやはり日本と比べると高かったのと、
フィリピン戦に比べて激しい試合内容だったためか、選手たちも試合後は一様に「今日は疲れた」と口にしていました。

さて、一夜明けて、日本代表は朝6時に早朝練習・・・、ではなく、ホテルを後にして
香港国際空港に向かい、帰国の途につきました。
いつもの通り、荷物運びも選手たちは手分けして行いました。

ホテルに到着し、約半日かかった移動も含めてリカバリーをプールで行いました。
まずは試合翌日、そして移動後ということで体重チェック。

FW陣がまず先にプールで身体をほぐします。

FW陣が終わった後にBK陣がプールでリカバリー予定でしたが、BK陣はみずから進んでジムでウェイトトレーニング。
試合翌日にもかかわらず、みんなタフですね。

そして本日から再合流となった福岡選手や内田選手、そして新しくメンバーに加わった霜村選手は
ストレッチから始めます。

同じくメンバーに加わったウィング選手と霜村選手が急遽挨拶をすることに。
「大変だとは聞いていますが、楽しくがんばりたいと思います」と霜村選手。
平島選手が少し遅れての合流となりそうですが、今日から30名で4日の韓国代表戦へ向けて調整していきます。

BK陣はようやくプールでリカバリー。

そしてキャップを顔に被っている2選手・・・。一体誰でしょう?
ヒントはフィリピン代表戦、香港代表戦、ともにフル出場した選手です。

ふくらはぎや太もものストレッチを入念に行っているのは藤田選手とウィング選手。
藤田選手はケガからの復帰後、初の勝利を得てうれしかったそうです。
これからの活躍も期待したいですね。