新国立競技場の基本構想デザイン 最優秀賞が決定!
ラグビーワールドカップ2019のメインスタジアムにも

11月15日、都内にて、8万人収容を予定とする「新国立競技場」の基本構想デザインが発表されました。
これは、現在東京・新宿区にある国立競技場を建て替え、新たなスポーツの聖地をつくるべく開催された「新国立競技場基本構想国際デザイン・コンクール」にて、世界から46点の応募作の中から、最優秀賞と、優秀賞及び入選それぞれ1点が選ばれたものです。
「新国立競技場」は、ラグビーワールドカップ2019日本大会のメイン競技場として予定されていて、さらに、2020年の招致を目指すオリンピック・パラリンピックにおいても、大会のメインスタジアムとして決定しています。
「最優秀賞は、躍動感があり、外観構造と内部空間が合致していて、その流線型は特徴的。世界に日本の建築技術は『すごい』と言われ、これから100年、この建築が世界のスポーツの殿堂となるだろう」(国際デザイン・コンクール 安藤忠雄委員長)

「スポーツにとって最高のスタジアムにしたい。それと同時に、スポーツと文化の発信基地にしなければならない。ラグビーワールドカップ2019日本開催のメインスタジアムとして、そして2020年の東京オリンピック・パラリンピックを勝ち取るための計画として、これから真摯に取り組み、頑張っていきたい」(日本スポーツ振興センター 河野一郎理事長)

ザハ・ハディド氏(イギリス)によってデザインされた基本構想デザインによる、「新国立競技場」は、2013年4月から基本設計期間が始まり、2019年3月頃の完成を予定しています。

ラグビーワールドカップの世界最高の試合が、世界最高の日本のスタジアムで──
今からその新スタジアムの完成が心待ちにされます。

詳細はこちら。

新国立競技場の基本構想デザイン(画像提供:日本スポーツ振興センター)
新国立競技場の基本構想デザイン
(画像提供:日本スポーツ振興センター)