■「日本代表 vs フィジー代表」試合結果
曇り空で少し肌寒い中、両国国歌斉唱の後、フィジーがハカを行い気持ちを高める。それに対し日本も横一直線に並んで結束を固め、緊張感が高まった中、日本のキックオフで試合開始。 日本は開始から積極的に速い攻撃を繰り返す。それに対しフィジーも個々の身体能力を生かし、激しいディフェンスで応酬する。その状況の中で最初にスコアをしたのは日本。5分・10分と二度のPGチャンスを確実に決め、リードを広げる。序盤は少し日本の攻撃に戸惑いを見せていたフィジーも、少しずつディフェンスからリズムをつかみ始める。そして日本が三本目のPGで差を広げた直後、ブレイクダウンのターンオーバーからオフロードパスを使ってパスをつなぎ、この試合両チーム初のトライをあっという間にあげ、反撃開始。 ハーフタイムには坂田好弘氏のIRBラグビー殿堂特別授与式がピッチ上で行われ、IRBでは51人目、日本人としては史上初の快挙に、観客からも大きな拍手が贈られた。 後半は、開始早々の日本のミスからフィジーがPGを決め、点差を広げる。その後、日本・フィジーともに1PGを加えた19分、フィジーはキックチェイスしたボールを空中で奪い取り、さらにそのボールを大きく動かして後半初のトライをあげ、差を広げる。しかし日本も、前半から手ごたえを感じていたモールを執拗に押し込み認定トライをあげ、1トライ1ゴールで逆転可能な点差で、終盤を迎える。その後は日本もフィジーも何度かチャンスを得るが、ミスでスコアをすることができず、19-25で試合終了。この結果フィジーは勝ち点4、日本は勝ち点1を獲得した。
![]() ◎フィジー代表 ○アイサケ・カトニンバウ バイスキャプテン ──今日の日本はどうだったか? ○カトニンバウ バイスキャプテン ──昨年と今年の違いがあれば? ○マレ ヘッドコーチ
![]() ◎日本代表 ○廣瀬俊朗キャプテン ──個々のタックルはどうだったか? ○ジョーンズ ヘッドコーチ ──ブレイクダウンについてどうだったか? ○ジョーンズ ヘッドコーチ ──前キャプテン菊谷選手について? ○ジョーンズ ヘッドコーチ (構成 大林直之・植村元統)
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2025.4.25 (金)
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