■2012年4月25日(水) at 大阪・J-GREEN堺
合宿8日目。
いよいよ明日、カザフスタンへ向けて出発となる日本代表。今日は2012年度日本代表第1戦を戦うメンバーが発表されました。
ジョーンズヘッドコーチは
「ポテンシャルに満ち溢れた選手が揃いました。これからの試合をとても楽しみにしています。今の日本で一番強いチームとしてメンバーを選びました。22名のメンバーのキャップ数は約200キャップ。ここからがスタートです」
そして廣瀬キャプテンから
「ハードな合宿を重ね、28日にその成果を発揮できることを嬉しく思っています。今まで自分たちがやってきたベーシックなことを、どこまでできるのか楽しみですし、これからファンの人たちにも新しいラグビーを少しでもお見せできればと思います。
チームとしても『JAPAN WAY』というスローガンを掲げ、日本らしく、自分たちらしく、皆さんと一緒に戦っていきたいと思います」
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メンバー発表会見 |
会見では、廣瀬キャプテンを支える、バイスキャプテンに任命された佐々木選手、五郎丸選手も紹介されました。
「僕の役割は言葉ではなく、プレーで引っ張ること。一生懸命やって、キャプテンをサポートしたいと思います」(佐々木選手)
「代表に選ばれたり選ばれなかったりということを繰り返してきましたが、所属のヤマハでチームへのロイヤリティを持って、目の前の課題を一つ一つクリアしてきました。今回エディーさんに選ばれ、バイスキャプテンを任されたということは、自分がやってきたことが間違っていなかったということだと思います」(五郎丸選手)
スローガン「JAPAN WAY」を掲げ、日本ラグビーの進む道、日本らしさをグラウンド上で表現すべく、明日、HSBCアジア五カ国対抗初戦の地カザフスタンへ日本代表は旅立ちます。
ご声援どうぞよろしくお願いいたします。
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佐々木バイスキャプテン |
五郎丸バイスキャプテン |
◆伊藤選手
「試合をエンジョイしたい気持ちと、締まった試合をするために勝つことにこだわる気持ち、半々の心境です。どのポジションでも出場できたらうれしい。日本らしいスピードを生かしたサイドアタックなど見せていきたいと思います」
◆藤井選手
「素直に嬉しい。今まで支えてくれた人、特に家族には感謝しています。自分のやりたいプレー、ではなくジャパンがやるべきプレーに順応したいと思います。ここで満足してしまうのではなく、ここからスタートです」
◆有田選手
「すごくうれしく思います。合宿を通して、何としてでも残りたかった。
セットプレーが課題といわれているので、しっかりセットプレーに集中していきたい」
◆長江選手
「本当に、本当にうれしく思います。すでに緊張しています…。
先発ということで気が引き締まります。日本の中でも身長が低い方ですが、今までのやり方を変えずに低さで勝負していきたいと思います」
◆仙波選手
「名前を呼ばれた時は、さすがにグッときました。ようやく…という気持ちもありますが、常にベストの準備、プレーをしていこうと所属の東芝で考えていたので、代表の先発メンバーに入ったからといって、特別なことはありません。
他人と比べるのではなく、自分のベストを尽くしていきたいと思います」
◆田村選手
「新チームの初戦というのは、一般的にベストの布陣で臨むものだと思うので、その先発に入ることができたのは、とても嬉しく思います。ただ、特別なことは何もなく、いつも通りにプレーをしたいと思います」
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共に初キャップ 田村選手と仙波選手(右) |
初キャップ SH藤井選手 |
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NO.8で先発 初キャップ 伊藤選手 |
低さで勝負 初キャップ 長江選手 |
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セットプレーに集中 初キャップ 有田選手 |
プレーで引っ張る佐々木バイスキャプテン(中央) |
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取材を受ける有田選手 |
ベテランも若手もスタッフも 移動の準備 |
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