●予選リーグ
プールA
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市立船橋/関東選抜
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福岡ラグビーフットボールクラブ
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秋田ノーザンブレッツ/東北・北信越選抜
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勝敗
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順位
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市立船橋/関東選抜
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-
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○ 24-12
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○ 50-0
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2勝
|
1
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福岡ラグビーフットボールクラブ
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● 12-24
|
-
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○ 49-0
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1勝1敗
|
2
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秋田ノーザンブレッツ/東北・北信越選抜
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● 0-50
|
● 0-49
|
-
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2敗
|
3
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プールB
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名古屋レディース RFC
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石見智翠館/ 中国・四国選抜
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SCIX/ 近畿セブンズアカデミー
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勝敗
|
順位
|
名古屋レディース RFC
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-
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○ 14-7
|
○ 15-10
|
2勝
|
1
|
石見智翠館/ 中国・四国選抜
|
● 7-14
|
-
|
○ 5-0
|
1勝1敗
|
2
|
SCIX/ 近畿セブンズアカデミー
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● 10-15
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● 0-5
|
-
|
2敗
|
3
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プールC
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YRA/ 関東クラブ選抜
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神戸甲北高校 (兵庫)
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神戸甲北高校 (兵庫)
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勝敗
|
順位
|
YRA/ 関東クラブ選抜
|
-
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○ 26-0
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○ 41-5
|
2勝
|
1
|
神戸甲北高校 (兵庫)
|
● 0-26
|
-
|
● 12-24
|
2敗
|
3
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南九州 女子選抜
|
● 5-41
|
○ 24-12
|
-
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1勝1敗
|
2
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●決勝プール
カップ(予選1位プール)
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市立船橋/関東選抜
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名古屋レディース RFC
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YRA/ 関東クラブ選抜
|
勝敗
|
順位
|
市立船橋/関東選抜
|
-
|
○ 21-5
|
● 10-31
|
1勝1敗
|
2
|
名古屋レディース RFC
|
● 5-21
|
-
|
● 5-15
|
2敗
|
3
|
YRA/ 関東クラブ選抜
|
○ 31-10
|
○ 15-5
|
-
|
2勝
|
1
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MVP : 石川裕美(YRA/関東クラブ選抜)
プレート(予選2位プール)
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福岡ラグビーフットボールクラブ
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石見智翠館/ 中国・四国選抜
|
南九州 女子選抜
|
勝敗
|
順位
|
福岡ラグビーフットボールクラブ
|
-
|
● 0-28
|
○ 46-0
|
1勝1敗
|
2
|
石見智翠館/ 中国・四国選抜
|
○ 28-0
|
-
|
○ 42-0
|
2勝
|
1
|
南九州 女子選抜
|
● 0-46
|
● 0-42
|
-
|
2敗
|
3
|
MVP : 福島わさな(石見智翠館/中国・四国選抜)
ボウル(予選3位プール)
|
秋田ノーザンブレッツ/東北・北信越選抜
|
SCIX/ 近畿セブンズアカデミー
|
南九州 女子選抜
|
勝敗
|
順位
|
秋田ノーザンブレッツ/東北・北信越選抜
|
-
|
● 0-21
|
● 5-17
|
2敗
|
3
|
SCIX/ 近畿セブンズアカデミー
|
○ 21-0
|
-
|
○ 41-0
|
2勝
|
1
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神戸甲北高校 (兵庫)
|
○ 17-5
|
● 0-41
|
-
|
1勝1敗
|
2
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MVP : 小崎麻衣(SCIX/近畿セブンズアカデミー)
●大会レポート
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開会式 |
第13回全国高校選抜大会のベスト4に出場するチームが決まった翌日4月5日、熊谷ラグビー場Aグラウンドで今年初めての開催となる第1回女子セブンズの部が行われました。本大会は学校のラグビー部、クラブチームを問わず、単独チームでの出場を目指した大会となっております。この女子セブンズ大会を立ち上げることで、多くのチームが単独で試合ができるチーム作りを目指し、さらなる競技人口・チーム数の増加を図ることを目的としております。
今年の参加チームは9チーム、単独での出場チームは神戸甲北高校と福岡ラグビーフットボールクラブの2チーム、その他のチームは近隣で集まった選抜チームです。
本選は午前予選リーグ、午後決勝リーグを行い、手に汗を握る熱い戦いが繰り広げられました。昨年夏のコベルコカップや花園女子セブンズでのパフォーマンスに比べ、この大会に向けてチームで練習を積んできただけあって、息の合ったコンビネーションプレーで男子顔負けのトライが多く見られました。
近い将来には出場チームすべてが単独チームになり、この大会で日本一になることを目指し女子選手だけで毎日練習できるチームが増え、個々がレベルアップし、女子ラグビー全体の強化に繋がることを願っております。
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ハーフタイム、監督からの指示 |
また熱戦が繰り広げられているグラウンド横の広場では、今回試合には出場できたかった選手達を対象に女子ラグビークリニックが行われ、萩本光威氏(女子15人制日本代表監督)、女子代表選手の指導の元、基本ラグビースキルを楽しく教えてもらいました。はじめは遠慮がちだった選手たちですが、最後のタックル練習では、女子代表選手に怖がらずタックルに入れるようになっていました。チームの応援だけでなく萩本氏のラグビークリニックに参加できたことは彼女たちにとって貴重な体験となったことでしょう。
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決勝プール。YRA/ 関東クラブ選抜 vs 名古屋レディースRFC |
以下、チームキャプテンの今大会感想
【秋田ノーザンブレッツ/東北・北信越選抜 キャプテン:鈴木 結】
「5県から集まったこのチームは、初めて顔を合わせる人がほとんどという状態で3日間の合宿を経てこの大会に臨みました。
試合では1勝もする事が出来ませんでした。3試合目まで1トライも取れず、4試合目。キャプテンなのに怪我をしてプレー出来なかった事、本当に申し訳ないと思い悔し涙が溢れました。
でも仲間が取ってくれたトライ1つ。これはチームのみんなの思いがこもった1つです。その瞬間、悔し涙が嬉し涙に変わりました。
試合には負けてしまったけれど、1人1人に得られたものが必ずあると思います。それを糧としてまた日々の練習に励み、成長して再会したいと思います。本当に最高の仲間と出会えた事に感謝します。ありがとうございました」
【市立船橋/関東選抜 キャプテン:門脇 桃子】
「即席のチームだったので、最初はコミュニケーション不足がありましたが、試合を重ねるごとにまとまりが出てきました。普段15人制ラグビーをやっている人がほとんどなので、コンタクトプレーが多くなってしまい外で勝負することがあまりできませんでした。優勝を目指していたので今回の結果は悔しかったです。個人的には、タフな走りのできる強い選手を目指したいです」
【YRA/関東クラブ選抜 キャプテン:公家 明日香】
「今回の大会は合同チームで、練習する機会も少なかったけど合同チームだからこそチームワーク、コミュニケーションを大事にプレーしました。個人のスキルは高くないけど、自分たちのできる事を最大限出し切れたから優勝できたと思います。
優勝できたのはチームメイト、監督、コーチがいたからです。ありがとうございました。優勝できて嬉しいです」
【名古屋レディースR.F.C キャプテン:本間 美月】
「今まで一般の方と同様に『日本一』のチームを目指して、一般の方々と同じ練習メニューをこなしてきました。だから今回の三位という結果はとても悔しいですが、チームとしてこれからやるべきこと、強み弱みを再確認できたし、自分達がどこまで通用するのかがわかりました。
自分達は、特に秀でた選手がいるわけではないけれど、この結果を残せたのは高い意識をもったチーム力があってこそだと思います。全国のまとまったチームどうしで戦えるのはなかなかないので、とても良い経験になりました。
次の夏の全国大会では、フィットネスとスキルをあげ、今度こそ日本一になりたいと思います」
【SCIX/近畿セブンズアカデミー キャプテン:牧野 円】
「私たちは混成チームということで練習量も少なく、チームがまとまれるかという不安もありましたが、みんなで声を出してセブンズらしく展開していくラグビーで勝っていこうという気持ちで試合に臨みました。
予選リーグでは2試合とも1トライ差で敗退という悔しい結果になりましたが、残りの2試合では大差で勝つことができました。メンバー全員がボールを繋いでみんなで勝つという意識があり、何よりも最後まで楽しんでラグビーができたからこそボウル優勝することができました。
これからの女子高生ラガーの目標となるようなこの選抜大会の記念すべき第一回大会に参加し、結果を残せたことを本当に嬉しく思います。今後さらに女子ラグビーが日本中に広まってくれればと思います」
【石見智翠館/中国・四国選抜 キャプテン:山田 都佳沙】
「今回の大会は、中国と四国地方の選抜として出場しました。他県と合同なのであわせも一度しかできずかなり不安な気持ちで大会を迎えました。名古屋レディースに負けてしまったものの、残りの試合はすべて勝ちプレート優勝することできました。
このような結果が残せたのも、みんなの日頃の努力のおかげです。ですが、今の結果では満足せず、さらに上を目指して頑張っていきたいと思います」
【南九州女子選抜 キャプテン:正代 千尋】
「本大会に出場して、試合結果の方は悔しい結果で終わってしまったけれど、色々なチームとの試合を通して、今後の自分自身の課題を沢山見つけることが出来ました。今回の大会で自分より上手な選手と試合することが出来たのは、自分にとって良い刺激になったのではないかと思います。この経験を生かし、これからまた練習に励み、次にまたこのような機会があった時には、もっと良い結果が残せるように頑張りたいと思います」
【福岡ラグビーフットボールクラブ キャプテン:阿部 葉月】
「今回の選抜大会では、反省点ばかりです。福岡レディースは単独チームなのに、目指していた結果になれずとても悔しいです。勝てるだろうと思っていたからこそ負けた試合もありました。
試合で慌てすぎていつものプレーがだせなかったのが本当に残念です。これからもっと練習して次はいい結果をだせるよう努力したいと思います」
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MVP(左から)カップ:石川裕美(YRA/関東クラブ選抜)、プレート:福島わさな(石見智翠館/中国・四国選抜)、ボウル:小崎麻衣(SCIX/近畿セブンズアカデミー) |
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