●2月3日(金)

(AM)
午前中は、海の前にある公園で、キャプテンズ・ランを行いました。
天候に恵まれ、素晴らしい環境であったせいか、肩の力も抜け、心身ともに良い状態で午前のトレーニングを終えました。

(PM)
大会1日目、日本はプールDです。開催国のニュージーランド、サモア、スコットランド、とリーグ戦形式で対戦します。本日を勝ち抜けば、上位トーナメントへ進むのですが、全敗したため明日は下位トーナメントで戦います。対戦相手はオーストラリアです。
全敗ではありましたが、学生が大半の今回のチームには、本大会の経験は価値あるモノになったに違いありません。
本大会へ向けて集合し、短い期間ではありましたが、強豪国にも屈せず全員で挑戦する姿勢は、素晴らしい練習の成果です。皆さんの応援に応えられるよう、明日は結果をと誓い大会1日目を終了しました。

昨日のパレード同様に、試合会場も多くの人が訪れました。ありとあらゆるコスチュームを着たスタジアムいっぱいの皆さんの声援は凄まじく、ウォームアップ、ゲーム中の選手間の声が届かないほどです。
選手たちはいろいろな面で、来年のセブンズワールドカップ、2016年オリンピックに向けて良い経験しています。

●2月2日(木)

(AM)
午前中、大会前の最後の練習。緊張感の高まる中、オンとオフのバランスをとりながら短時間のフィットネス・トレーニング、ユニットスキル、キャプテンズ・ランを行いました。

NZでの最後の練習を終え、グラウンドから備品の準備、送迎、マネジメント業務をサポートして下さっている、ビルさんとマークさんへ感謝の気持ちを込めてジャージと感謝の言葉を贈りました。残り2日宜しくお願いします。

(PM)
午後から、堀江恭祐(明大)が到着しました。到着後、汗を流しハードスケジュールですが、明日の試合へのぞみます。
本日の午後は、明日から開催されるNZ大会のパレードの日です。参加国16チームがウェリントンの街をトラックに乗り約2万人の前を通ります。国ごとの文化をモチーフにした衣装を着た方々を先頭に、老若男女問わず多くの人から手を振られながら進みます。
めったにない素晴らしい機会。
彦坂匡克選手(筑波大)を先頭に日本代表が通る時は、とても盛り上がっていました。
スモウ、サムライ、シュリケン、ナイスコメディアンと彦坂君の一人舞台。

感心する一コマ。パレードの最後に大勢の観客の前でキャプテンより、1分間のスピーチをと頼まれたキャプテン、ロトアヘア・ポヒヴァ選手(埼工大)。残念ながら、スピーチは予定変更となりましたが、練習の合間に机に向かい文章を考える姿はとても素晴らしかったです。同じ震災を経験した国であること、交友のある国であることなど真摯な文章を綴っていました。ロト選手のおかげで、若いチームが一つになっています。代表のお手本です。

●2月1日(水)

本日は、小雨の中、午前午後と練習試合3試合を行いました。今回のチームで初めてのゲーム形式です。
午前中、クック諸島とカナダチームと対戦し、トライ数「日本1-4クック諸島」「日本2-3カナダ」で2敗しました。

午後は、ウェリントンのクラブチーム(州1位)と対戦し、「日本7-1ウェリントンクラブ」で勝利しました。
試合終了後、午前午後ともにプールリカバリーを行い試合へ備えます。
明日は、午前中にキャプテンズランを行い、午後からパレード、そして、翌日いよいよ大会となります。

●1月31日(火)

午前中はオフを過ごし、午後からトレーニング、プール、会場チェック(ウエストパック・スタジアム(Westpac Stadium))を行いました。

村田監督指導のもと、フィットネストレーニングとスキルトレーニングを交互に行うメニューや、最後にストレングストレーニングを行うなどハードなメニューを約1時間30分行いました。
その後、プールリカバリーへ。
最後に、会場チェックです。スーパーラグビーリーグのハリケーンズの本拠地でもある、素晴らしいスタジアムでした。約40000席もあるスタジアムで、大会当日はほとんど席が埋まるそうです。

●1月30日(月)

現地時刻14:00に、ニュージーランドの首都ウェリントンへ到着。空港では、マオリの踊りと歌の歓迎を受けました。
ホテルへ到着後、グラウンドでリカバリーを兼ねたユニットトレーニング、ボールゲーム、フィットネストレーニング、ストレングストレーニングを行い、その後、プールへ向かいました。
ニュージーランドでのリエゾンは、ビルさんとマークさんです。

●1月29日(日)

合宿2日目。
いよいよ本日、ニュージーランドへ向け出発となります。その前に、午前中には国内最後の練習を戸田ヤクルトグラウンドで実施しました。
早朝6:30より20mシャトルランの測定を行いました。自分でこれまでの記録を振り返り、目標を決め、挑戦しました。日本での最後の練習は、スキル/ユニットトレーニングと、フィットネストレーニングを半々で行いました。昨日に続き、寒風が吹きすさび、練習環境としては決してよいコンディションではありませんでしたが、選手たちは身体を動かし、来たる大会に備えました。昨日に続き、フィットネスを高める練習に、選手たちも息を切らします。

「若い選手たちにはチャレンジしてほしい」と話す村田監督。タレント揃いの若いメンバーの中でも、注目されている一人、高校大会3連覇の東福岡高校の藤田選手は「これから日本を背負って戦うことになります。チャレンジして楽しみたいと思います。前回のオーストラリア大会でプレーして、自信を持った部分もあります。日本代表がもっと上に行けるように、強みのスピードがどこまで通用するか、ボールを持ってチャレンジしていきたいと思います」
17時に成田に到着し、19:50の便で成田→シドニー→ニュージーランドへ向かいます。
ニュージーランド大会は2月3日金曜日、キックオフです。
応援よろしくお願いいたします。

「HSBCセブンズワールドシリーズ2011・NZ大会」男子7人制日本代表ツアーレポート
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先頭を引っ張る村田監督 走ります
「HSBCセブンズワールドシリーズ2011・NZ大会」男子7人制日本代表ツアーレポート
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伸び上がる彦坂選手 練習の最後は円陣
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明るく決意を表明 藤田選手
●1月28日(土)

合宿1日目。
HSBCセブンズワールドシーリーズ ニュージーランド大会に遠征する、男子7人制日本代表が東京・味の素ナショナルトレーニングセンターに集合しました。
13時に集合した後、さっそくヤクルトラグビー部さんよりお借りしたグラウンドへ移動、合計約3kmのフィットネストレーニングとディフェンス練習。コミュニケーションとフィットネスを高めるトレーニングを中心に、メニューを消化しました。

集合したばかり、これまで一緒にプレーをしたことがない組み合わせとなった今回の7人制日本代表は、まだまだお互いに遠慮がちな姿。しかし、きっと高校生3人を筆頭に、大学生ら若い選手たちが馴染むのも時間の問題、若さ溢れるチームとして一丸となって戦ってくれることでしょう。このチームのキャプテンは、埼玉工業大学のロトアヘア・ポヒヴァ選手。決して多くを語りませんが、円陣の際にはしっかり一言一言、チームに声をかけます。
今季もHSBCセブンズワールドシリーズの1位につける、ニュージーランド代表を始め強豪国に挑む男子7人制代表に、どうぞご声援をお願いいたします。

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チームを率いるのは村田監督 明治大学のアスリート、堀江選手   黙々と練習をこなす日本航空石川・長谷川選手
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)陽気なマフィレオ選手と大学選手権優勝の帝京大・中村選手 U20日本代表でもおなじみ、筑波大学・彦坂選手   つらさが伝わってきます。チーム最年長・NTTドコモ・ロコツイ選手(下)
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苦しい練習でも下を向かず! 尾道高校・久内選手 トゥキリ選手(左)と今回チームを率いるポヒヴァ キャプテン   史上最年少7人制日本代表、東福岡・藤田選手
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鍛えあう二人。中央大学・羽野選手(上)と筑波大学・竹中選手 ロトアヘア・ポヒヴァ キャプテン   大会初参加、堀江選手
「HSBCセブンズワールドシリーズ2011・NZ大会」男子7人制日本代表ツアーレポート
初日のミーティング