報告: 菊池公明(日本ラグビー協会普及・競技力向上委員会)

 

「菅平ミニ・ラグビージャンボリー大会」開催レポート

梅雨明けから1週間後の晴天に恵まれた7月17日(日)・18日(祝)の二日間、長野県菅平サニアパークでミニ・ラグビージャンボリー大会が開催されました。

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開会式

11都府県21スクールから高学年、中学年、低学年合計で63チームが参加しました。
ジャンボリー大会は全てフレンドリーマッチで、毎年菅平だけで顔合わせをする、いわば定期戦のようなチーム同士もいます。
各チームのコーチや、毎年参加している大会役員から見ると、子供たちの1年間の成長が良くわかります。このままジュニアに進み、高校やその先でもラグビーを続けていった同じ選手を見てみたいものです。

この時期の菅平の芝は、まだほとんど使われていないため、フカフカの状態です。子供たちのタックルも思い切りの良い感じです。
ジャンボリー大会は全てフレンドリーマッチで、レフリーも両チームから出していただいています。あまり対外試合でのレフリー経験の無い方にも、この機会にレフリング技術向上のために積極的に笛を吹いていただきました。今後のコーチングにも必ず役に立つことと思います。

そんな中、今年はトップレフリーの下井真介さんがお忙しい中、初日のゲームに日帰りでかけつけてくれました。高学年2試合、中学年と低学年それぞれ1試合の笛を吹いていただけました。
フルラグビーといくつかのルールの違いがありますが、ゲームがうまく流れるようモールやラックでの選手への声掛けなど、トップレフリーならではのゲームのさばき方は、各チームのコーチからは、「さすがだな」の声があがっていました。

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「菅平ミニ・ラグビージャンボリー大会」開催レポート

トップリーグや大学チームなどと、子供たちとの交流はジュニア、ミニ、タグと広がりを見せていますが、今後は普段15人制を吹いているレフリーの方々との交流の機会も増やして行きたいと思います。

試合後は下井レフリーを真ん中に両チーム一緒に記念写真を撮りました。選手やコーチも今年の菅平の良い思い出となりました。

二日間の大会も大きな怪我も無く、今年の最高気温を記録したにもかかわらず熱中症を出すことも無く、無事終了しました。

安全に楽しく二日間ご協力いただいたコーチや保護者の方々、ありがとうございました。

この大会は、二日間でも、どちらか1日でも参加できますので、来年は他のチームもぜひ参加してください。

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下井レフリーを中心に

 

【写真提供 : オールスポーツコミュニティ http://allsports.jp/