橋元レフリー「ニュージーランド　レフリー研修」報告3

Referee meeting on Monday

内容
1 レベルテスト l

2 レベルテスト ll

3 チームビルディング
ワイカトではシーズンを担当するレフリーを対象に毎年ルールテストが行われています。

レベル１テストは必ず全レフリーが受けなければなりません。

レベル２テストは少し内容が難しくなっているものです。（受検は任意）
例）(1)トスでは審判がコインを投げることができる。
(2)フィールドオブプレーにゴールラインは含まれる。　など出題がされていました。

Answer　(1)Yes (2)No

チームビルディング

タイトル　『ゲーム理解』
５～６名のグループごとにラインアウト、フェーズプレー、スクラムなどのシチュエーションとチームの強み、弱み、マークポイントが書かれたデータシートを元にチームが次に選択する確率の高いや攻撃のオプションなどについてどのような選択肢が考えられるのかをグループで話し合いチームごとに発表しました。
私のチームの場合
Mark　　ハーフウェイBKライン展開後
phase1 ブレイクダウンからのシチュエーション

Strengths　FWに力があり前にゲインすることができる。

ブレイクダウンでボールキープできる。

Pick＆Goがチームのスタイル

Weaknesses

BKラインが深い。

BKオフロード成功確率５０：５０％

BKラインメイク　遅い
1 サイド攻撃　2 SHハイパントのオプションを選択するのではないかという意見でまとまり発表しました。

ITM　ワイカトチームの練習見学

南半球最高峰リーグのスーパーラグビーが７月上旬に終わると７月中旬～８月下旬にかけてNZランド州代表の試合（ITMカップ）が行われます。ワイカト州代表にもスーパーラグビーでプレイしている選手が毎年、数名出場しています。

選出方法の仕組みは州内のクラブラグビーなどから有力選手の発掘→合同セレクション（５０～６０名程参加）→ワイカト州代表へというプロセスで行われています。

写真の指導内容は人数シチュエーションごとにグラバーキック、ショートパント、ステップを選手が選択し練習をしている様子です。

Referee活動

6月のコーチングレビューは先日、日本を訪問されたグラハム氏とスチュアート氏の両コーチによるコーチング、レビューをいただきました。

REFコーチとは自分自身が持っている課題にたいして解決するためのアドバイスや更にスキルを高めるための方法、課題のプロセスについてなどについて話し合っています。今後も話し合いを通してレフリングに対する理解を深められればと思います。