─ FOR ALL, FOR EARTH. ─
「エコキャップ運動」の途中報告

日本ラグビーフットボール協会では、昨年10月から「エコキャップ運動」をスタート、以来、多くの方々に参加いただいています。
秩父宮ラグビー場内に設置したペットボトルのキャップ回収ボックスには、多くのご来場者が積極的にキャップ回収へご協力いただいています。また、個人や団体単位で自主的に回収したキャップをまとめ、秩父宮ラグビー場に持参されたり、ラグビー協会あてに送付していただくケースもありました。

その結果、去る7月2日に秩父宮ラグビー場で行われた日本代表対サモア代表戦までの回収実績累計は43,520個となりました。運動開始から4ヶ月の1月末時点での回収実績累計は7,840個で、以後5ヶ月では約35,000個の回収と大きく数字を伸ばし、このエコ運動への関心の高まりが実感できます。

キャップ400個が焼却されると約3.15KgのCO2が発生すると言われ、本運動による回収実績を換算すると、約343KgのCO2発生の削減効果が得られたことになります。また、回収キャップ800個の売却益でポリオワクチン1人分が購入でき、54.4人分のポリオワクチンを途上国の子供たちに提供したことになります。

エコキャップ推進協会からの受領証(クリックでPDFがダウンロードされます)   エコキャップ推進協会からの受領証
(クリックでPDFがダウンロード)

この運動の成果は、「資源のリサイクル(再資源化)」「CO2排出量の削減」「発展途上国の子どもたちにワクチンを届ける活動への協力」という目的意識を共有するラグビーファミリーの皆様方の協力の賜物であり、まさに「FOR ALL, FOR EARTH」精神の具現化といえます。
本運動にご参加・ご協力いただきました全ての皆さまに厚くお礼を申し上げます。

なお、この運動により回収されたペットボトルキャップの贈呈先であるNPO法人エコキャップ推進協会では、回収キャップをリサイクルメーカーへ売却することで得られる売上金の一部を東日本大震災への義援金に充当することにしています。
日本ラグビーフットボール協会は今後も、この「エコキャップ運動」を通じて、「資源」「環境」「福祉」へ寄与し、あわせて東日本大震災の被災地・被災者支援にも積極的に参画していきます。

日本ラグビーフットボール協会/環境部門