DAY13:2011年7月15日(金)フィジー

☆☆☆RWC開幕まで56日☆☆☆

PNC初優勝を飾ったラグビー日本代表は、15日朝、フィジー・ナンディ国際空港を発ち、韓国・インチョン経由にて、無事日本へ帰国しました。

日本代表スコッド30名は24日(日)、イタリア遠征のため再集合し、次戦の親善試合、イタリア戦(イタリア合宿)に臨むことになります。

「IRBパシフィック・ネーションズカップ2011」日本代表 フィジー遠征レポート

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DAY12:2011年7月14日(木)フィジー

☆☆☆RWC開幕まで57日☆☆☆

いよいよフィジー遠征も最終日を迎えました。PNC初優勝から一夜明けた本日は、終日オフとなりました。午前中、ラグビー日本代表メンバーは、プールリカバリーでコンディションを調整後、各自フィジー滞在最終日を、買い物や観光など、それぞれに満喫していました。

FUMI@代表合宿日記

ブラブラ!!
パシフィックネーションで試合をすると、より一層小さく見えるジャックです(笑)。
今回はパシフィックネーションの試合会場でもあるフィジーの紹介をしたいと思います。
フィジーに住んでいる人達はみんな友好的で、どこを歩いても「ブラ!」と元気よく声を掛けてくれます。
「ブラ」とはフィジーのあいさつで、日本の「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」と同じ意味を持っています。
いつでも、どこでも、何度でも「ブラ」であいさつができるのでとてもお手軽な挨拶です。
「ブラ!」と言われれば、こちらも負けない様に「ブラブラ!!」と元気よく声を掛け返す事で、お互い笑顔で楽しい一日を過ごす事ができます。

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カバ

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スル

ここでフィジーの特産品を紹介したいと思います。
まずは「カヴァ」です。
「カヴァ」はヤンゴーナという木の根を砕いて粉末にしたものを水で溶いた飲みものです。
見た目は泥水の様ですが、鎮静効果があると言われていて、飲むと舌が痺れてきますが、とてもリラックスできます。
フィジーには「カヴァパーティー」というものがあって、日本でいう「飲み会」みたいなものです。
「カヴァ」には飲み方があって、みんな床に座り、リーダーがボール(桶の様なもの)の中で「カヴァ」を混ぜ合わせ、ココナッツのカップに注ぐと、カップを差し出された人は「ブラ!」と言って手を1回叩き、カップを受け取り飲み干します。
飲み終わると「ヴィナカ(ありがとう)!」と言ってカップをリーダーに手渡したら、手を3回叩きます。
カヴァはみんなで回し飲みするもので、この回し飲みは朝まで続くこともあります。

次に「スル」です。
「スル」はフィジーの伝統的なズボンで、学生やホテルの従業員さんなど、たくさんの人達が活用しています。
スカートの様な形をしていてとても穿きやすく、通気性も良いので日本でも流行らせたいです。
分かりやすい様に写真を載せておくのでご覧ください。

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ロボ

次は「ロボ」です。
ロボは、タロイモや魚、チキンやポークなどをバナナの葉でくるみ、それを地中に埋めて焼いた石で蒸し焼きにするという、フィジーの伝統的な料理です。
この料理は、トンガやサモアにもありますが、どの国も名前が違います。
食べてみたい方は、コリニアシ(コリー)選手にお願いしてみて下さい(笑)。

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鬼ごっこをするフィジーの子どもたち

最後は「ヴィリ」です。
これはフィジースタイルの鬼ごっこで、日本とは逆バージョンの鬼ごっこです。
日本では鬼が子を追いかけますが、フィジーでは子が全員で鬼を追いかけます。
全員から追いかけられた鬼は、必死になって相手をかわして逃げ回ります。
この「ヴィリ」によって鍛えられた子ども達が大人になって、あのどこに行くのか分からない「フィジアンマジック」を生み出しているのだと思います。
日本もこの「ヴィリ」を取り入れて、「ジャパンマジック」が完成する事を祈っています(笑)。
これだけ素晴らしいフィジーに一度旅行に来てみてはいかがですか?
もしかすると日本代表に会えるかもしれませんよ(笑)!!

DAY11:2011年7月13日(水)フィジー

☆☆☆RWC開幕まで58日☆☆☆

本日のナンディの天候も快晴で、朝から日差しの強い一日でした。午前中、宿泊ホテル内でウォーキングとストレッチを行い、最終戦であるフィジー代表戦に向けて気持ちを落ち着かせていました。その後、試合会場であるラウトカにあるチャーチルパークに向けて出発しました。ラグビー日本代表は第1試合:サモア代表対トンガ代表戦のハーフタイムに到着しました。
チャーチルパークでの試合直前のチーム練習では、選手ひとりひとりが、これまで練習を重ねてきた成果をこの試合で全て出し切る気持ちでいたと思います。国歌斉唱の後、フィジーのウォークライで日本代表の士気もあがっていました。

前半20分フィジーの激しいアタック攻撃からのプレッシャーに苦戦し思うようなプレーができませんでした。それでも前半を我慢で耐え8-0で折り返しました。
ハーフタイムには、後半、我慢とボールキープをすることができれば、必ず我々のゲームプラン通りトライを取ることができるとカーワンHCから檄がありました。
後半から、日本代表の巻き返しがはじまりました。集中力を切らすことなく、この4月の宮崎合宿から練習を重ねてきたより「はやい」ゲームプランを遂行して、激しいフィジー代表のプレッシャーの下、4トライ(ボーナス点1)を奪いました。またフィジー代表の粘り強い攻撃にも、フィジカル面では互角に戦い、ディフェンスラインで幾度もトライチャンスを阻止、24-13でフィジー代表戦に勝利するとともに、PNC初優勝を飾ることができました。*フィジー代表戦勝利は、1994年以来17年ぶりとなります。

今日の試合は、出場選手全員が80分間、身体的にも、精神的にも持っている力を出し切った、日本ラグビーの歴史にも残る試合であったと思います。RWC開催まで残すところ58日。今日の1勝、PNC初優勝はRWCに向けての大きな弾みとなり、また世界ランキング上位相手にもジャパンレベルが通用したという大きな自信にも繋がったと思います。これからが、RWC本番に向けたラストスパート。さらにレベルアップしたラグビー日本代表を期待してください!

最後に、今日の試合には、フィジー在住の多くの日本人の皆さんが応援に駆けつけてくださいました。ホームであるフィジーの応援に負けないぐらいのジャパンコールが会場内に鳴り響いていました。最後まで、あたたかいご声援ありがとうございました。この場をお借りして、日本代表一同心より御礼申し上げます。

◎ジョン・カーワンヘッドコーチ
「フィジー戦については、80分間を通して、勇気あるプレーを示してくれた選手全員にお礼を言いたいです。最初の20分間、フィジーの激しいプレッシャーの中、よく我慢していました。前半0-8で折り返しましたが、後半はボールキープと我慢をしてプレーを成し遂げ、また、悪い時でもディフェンスラインがしっかりとしていたので、乗り切ることができました。サモア、トンガ、フィジーというアタックの激しいプレッシャーの中で日本のゲームプランをやりきってくれました。この大会では、1対1のタックル、ディフェンスラインの強化、日本スタイルである早いゲームプランを課題としてきましたが、世界ランキング上位のフィジカルでタフなチームに勝ち、日本スタイルを成し遂げたことは大きな収穫、そして成果です。この大会を初優勝したことを選手たちはしっかりと自覚して、ワールドカップに繋げて欲しいと思います」

◎菊谷崇キャプテン
「世界に通じるゲームプランをチーム全員で理解したうえで、試合に臨みました。最終戦のフィジー戦を通して、世界レベルの相手に日本スタイルが通じることが認識できました。80分間自分たちのプレーができたと思います。フィジーの激しいアタックを激しいディフェンスで耐えることができ、後半の4トライはテンポアップしたゲームプランでトライをとることができました。また、スクラムからのトライチャンスも今回作ることできました。このことは、PNCでやってきた中で大きな収穫です。PNCは勝ち負け関係なく、日本スタイルであるテンポの良いゲームプランを目指してきました。それをこの3戦を通して実証することができた結果が、PNCの初優勝という結果に繋がったと思います。また、若い選手たちにとってもこの勝利は大きな経験となったと思います。この大会を励みに、しっかりメンタル面も修正して、次のイタリア戦、続くアメリカ戦、そして、ワールドカップに臨みたいです」

◎有賀 剛選手
「フィジー代表戦に勝利できて良かったです。ワールドカップに向けては、これからが本番ですので、さらにレベルアップを目指して頑張りたいと思います」

◎ライアン・ニコラス選手
「フィジー代表のタックルは強烈でしたが、試合に勝てて良かったです。特にボールキープしてからのトライができたことは良かったです」

◎今村雄太選手
「サモア代表戦では、自分自身思うようなプレーができませんでした。後半フィジー代表戦に途中出場し、トライを取り、勝利することができ、吹っ切れました」

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DAY10:2011年7月12日(火)フィジー

☆☆☆RWC開幕まで59日☆☆☆

本日午前10時より、インターナショナル・スクール・ナンディにてキャプテンズランを実施しました。個人ウォームアップから、FW/BKに分かれたユニット練習のあと、チーム全体で、ゲーム方式で戦術プレーの確認が行われました。30度を越える日差しの強い中にも関わらず、高い集中力と切れのある動きで、1時間程で練習を切り上げました。その後、宿泊ホテルに戻り、プールリカバリー&アイスバスに入り、選手それぞれが最後のコンディションを整えていました。

さあ、明日はいよいよPNC最終戦:フィジー代表戦です。フィジカルでタフな試合内容が予想されます。フィジー代表も、今回メンバーを14人変更しています。どのチームもラグビーワールドカップを意識した出場メンバーとなっています。選手たちにとっても、この大一番で、自らをアピールする絶好のチャンスとなります。また、PNC初優勝の可能性もある試合でもありますので、80分間ジャパンスタイルを貫き通して、勝利を掴みとって、日本へ帰国したいと思います。
PNC最終戦:対フィジー戦は、明日13日(水)現地時間15時10分キックオフです。明日も、ラグビー日本代表にあたたかいご声援をよろしくお願いいたします!

◎ジョン・カーワン日本代表ヘッドコーチ
「フィジー代表は、アタックに優れたチームであり、ワールドカップ本番に向けてのベストな対戦相手といえるでしょう。この試合は、よりフィジカルで、激しいプレッシャー下でのビッグゲームとなります。フィジカル面では競い合い、より『はやい』ゲームプランで戦いたいと思います。また、今回の出場メンバーはワールドカップを見据え、最終メンバーを選ぶ大事な選考の対象試合にもなりますので、出場するメンバーは、大きなチャンスと捉えて、積極的なパフォーマンスをアピールしてくれることを期待しています」

◎菊谷 崇キャプテン(トヨタ自動車ヴェルブリッツ所属)
「フィジー代表戦は、トンガ戦から出場メンバーが大きく変更していますが、ワールドカップに向けての、大きなチャンスであると理解しています。メンバー個人個人にとっては、プレッシャーのかかった大一番となりますが、これを跳ね除けて、チーム一丸となって立ち向かい、レベルアップしたジャパンスタイルで戦いたいと思います。また、優勝の可能性も残されているので、勝利と優勝を目指して頑張りたいと思います」

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フィジー戦特集記事 フィジー戦告知 リエゾンでお世話になっているワキさん

DAY9:2011年7月11日(月)フィジー

☆☆☆RWC開幕まで60日☆☆☆

本日は練習予定を変更して、午前中はプールセッション、午後からチームミーティング、ユニットミーティング、そして宿泊ホテル内のグラウンドにて軽めのユニット練習が行われました。これは、ラグビーワールドカップ本番(次の試合まで、中4日)を意識したもので、十分に身体を休め、リフレッシュしたコンディションで次の試合に備えるというものです。

午後のチームミーティングでは、トンガ戦をレビューし、良かった点、悪かった点など、チーム全員で認識しました。そのうえで、対フィジー代表戦で、日本代表としての強みとは? そしてどのように立ち向かっていくのか? チーム内でコミュニケーションを図りました。
◎本日、7月13日(水)対フィジー代表戦:日本代表出場予定メンバーが発表となりました。

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DAY8:2011年7月10日(日)フィジー

☆☆☆RWC開幕まで61日☆☆☆

昨日のトンガ代表戦を終え、ラグビー日本代表一行は、夜3時間半程かけて、バスでスバからナンディへ移動しました。今日のナンディは、快晴で、とてもすがすがしい静かな朝を迎えました。
午前中、宿泊ホテルのグラウンドにて、ヒューメと太田マサS&Cコーチ指導のもと、ノンメンバー(試合出場選手以外)を中心に、ストレッチ、タッチラグビー、ドリルメニューなど軽い運動で汗を流し、コンディションを整えていました。その後、試合出場メンバーも合流し、プールリカバリーセッション&アイスバス(1分間×2セット)を各自行いました。
午後は半日オフで、各自思い思いの方法で、時間を過ごして試合の疲れを癒していました。

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DAY7:2011年7月9日(土)フィジー

☆☆☆RWC開幕まで62日☆☆☆

早朝のスバは大雨となり、試合への影響が心配されましたが、試合のために雨がやんだかのように、試合前には強い日差しが戻り、快晴の中、トンガ代表戦を迎えました。両チームの国歌斉唱が終わり、トンガのシピタウで緊張感が一気に高まりました。

今日のトンガ代表戦では、前半出だしの20分間から、日本代表が目指す速いテンポで試合を展開させ、日本は前半を14-17で折り返しました。
ハーフタイムには、1対1のタックル、ワンモアラック、ボールキープ、そして自分たちのやりたいゲームプランを後半しっかりやっていこうとカーワンHCからの檄がありました。

後半も集中力を維持し、先制トライを挙げて逆転。後半は、トンガ代表の激しいアタックや相手陣地での我慢の時間が続きましたが、粘り強いタックルなどで、28-27の1点差で勝利することができました。

★日本勝点 5点(勝ち4、4トライ以上のボーナスポイント1)

◎ジョン・カーワン日本代表ヘッドコーチ
「前半始めの20分、選手はよく頑張ってくれました。自分たちを信じて試合を戦うことができました。後半はよく我慢し、ゲームを作ることができました。この試合では、速いディフェンス、ゲームプランを遂行することができたと思います。次のフィジー戦ではより速く、テンポアップした試合を目指します」

◎菊谷 崇キャプテン
「サモア戦後、自分たちの強みを意識して練習し、チームがどう戦うべきかを意識して準備してきました。今日の試合は、少しのミスがありましたが、速いテンポで、80分間を通して自分たちがやりたいことを出し切り、示すことができたと思います」

◎ホラニ龍コリ二アシ選手
「トンガ代表戦を迎え、気持ちが高ぶりました。日本代表としてプレー、トライ、そして勝利できたことを嬉しく思います。また、今日はトンガから家族が応援に駆けつけてくれていたので、家族みんなの応援が後押しとなりました」

最後になりましたが、スバ在住の多くの日本人の方々が、ラグビー日本代表を応援するため、駆けつけてくださいました。トンガの応援以上にジャパンコールは、チームの励みとなり、勝利への後押しとなりました。この場を借りて、心から御礼申し上げます。

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DAY6:2011年7月8日(金)フィジー

☆☆☆RWC開幕まで63日☆☆☆

午前10時にナンディから、試合会場となるスバに向けて出発しました。今日も天候は快晴で、とても良い移動日となりました。途中、ビーチ沿いに位置するワーウィックフィジーリゾートに立ち寄り、昼食を取った後、スバに移動し試合会場となるチャーチルパークでキャプテンズランを実施しました。軽めのゲーム方式で最後の戦術確認を行い、1時間半程度で練習を終えました。

明日は、PNC第2戦:トンガ戦です。トンガ代表はチャーチルカップや初戦のフィジー戦勝利でチームも順調に仕上がっています。緊迫した試合展開が予想されますが、日本代表も、初戦のサモア戦で出し切れなかったジャパンレベルを明日の試合では思う存分発揮して欲しいです。80分間テンポアップした試合展開でゲームをコントロールして、勝利を勝ち取りたいと思います。皆さん、ラグビー日本代表へのご声援よろしくお願いいたします。
対トンガ代表戦は、現地時間9日(土)12:40キックオフです。

7月8日、キャプテンズラン   7月8日、キャプテンズラン   7月8日、キャプテンズラン   7月8日、キャプテンズラン

7月8日、キャプテンズラン   7月8日、キャプテンズラン   7月8日、キャプテンズラン   7月8日、キャプテンズラン

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DAY5:2011年7月7日(木)フィジー

☆☆☆RWC開幕まで64日☆☆☆

今日のナンディも快晴でした。この日終日オフで、選手の大半が十分な睡眠を取り、ジムやプールで体を動かしたり、気分転換で観光するなどそれぞれの方法で英気を養っていました。

本日、7月9日(土)フィジー・スバにて行われる「IRBパシフィック・ネーションズカップ2011 第2戦目 日本代表対トンガ代表戦」の日本代表出場予定メンバーが発表されました。

◎ ジョン・カーワンHC
「トンガ代表は、チャーチルカップでの活躍やフィジー戦勝利で、今勢いのあるチームです。またRWCでも同プール(A組)で戦う相手になります。お互いに80分間、息の詰まった緊迫した試合になると思います。サモア戦での課題を改善し、テンポアップな試合展開でゲームコントロールし、完成されたパフォーマンスを期待しています。新たな気持ちで、このビックゲームにチーム全体で立ち向かっていきたいです」

◎ 菊谷崇キャプテン
「初戦のサモア代表戦は、ホームゲームであったにも関わらず、あまり良い結果を残すことができず、チームメート全員で大きな反省をしました。その結果をひとり一人が受け止め、トンガ代表戦に繋げて、日本スタイルを全面に出せるような戦いを積極的に仕かけていきたいと思います。ラグビー日本代表へのあたたかいご声援よろしくお願いします」

DAY4:2011年7月6日(水)フィジー

☆☆☆RWC開幕まで65日☆☆☆

午前中から、強く焼き付けるような日差しの下、練習会場であるインターナショナル・スクール・ナンディでフィジー到着後はじめてのチーム練習を行いました。個人ウォーミングアップ、サッカー形式のボールゲームを行った後、グループ別でのドリル練習、FW/BK別ユニット練習に取り組みました。その後、ゲーム方式でラインアウト、スクラムからのアタック・デフェンス、キック戦術を主体としたゲームプランを繰り返し行いました。

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◎ IRB PNC2011公式記者会見が開催されました。参加4チームの監督、およびキャプテンが参加しました。

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参加4チームの監督、キャプテンが参加した会見

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参加4チームのキャプテン

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菊谷キャプテン、9日に対戦するトンガ代表キャプテンと

DAY3:2011年7月5日(火)フィジー

☆☆☆RWC開幕まで66日☆☆☆

今日のナンディは快晴で27度まで気温があがりました。午後からのスタートで、FW・BKユニット別のミーティングが行われ、組織、そして個々の動きなどトンガ代表戦に向けた細かな戦術について話し合われました。
また夕方から、BKはウェートトレーニング、FWは、宿泊するノボテルホテル内にあるグラウンドにて、軽めのユニット練習、その後ウェートトレーニングで汗を流しました。

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DAY2:2011年7月4日(月)フィジー

☆☆☆RWC開幕まで67日☆☆☆

約10時間のフライトの後、午前9時30分(現地時間)・ナンディ空港に到着しました。仁川空港からは、昨日戦ったサモア代表チームと同じフライト便での移動となりました。到着後フィジーの天候は小雨で摂氏20度でした。宿泊するノボテルホテルでは、民族音楽で日本代表一行を迎え入れてくれました。

その後、軽くプールリカバリーを行い、夕方からは、チームミーティングでサモア戦での課題点や反省点について整理し、改善点を確認しあいました。日本代表は、PNC第2戦トンガ戦に向けて明日から練習を再開させます。

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DAY1:2011年7月3日(日)東京~韓国~フィジー

☆☆☆RWC開幕まで68日☆☆☆

昨晩のPNCサモア戦から一夜明け、日本代表一行は、午前中成田空港へ移動。その後、13時のフライト便にて、韓国・仁川空港を経由して、遠征先のフィジーへ出発しました。今回の遠征は、第2戦・トンガ戦(9日)、第3戦・フィジー戦(13日)に臨みます。皆さん、引き続きラグビー日本代表に熱き声援をよろしくお願いいたします。

東京強化合宿期間中、お世話になりましたホテルアバンシェル赤坂のスタッフの皆さま、快適なサービスと心なごむ温かいおもてなしありがとうございました。日本代表一同、心より御礼申し上げます。