◎日本代表
○ジョン・カーワン ヘッドコーチ
(すべて日本語で)
「最初の20分、ミスが多く、みんなちょっとパニックになりました。前半、最後の20分は良くなりました。トライミスがちょっと多いです。攻撃では速いラインブレイク、ディフェンスでは良いタックルがありました」
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カーワン ヘッドコーチ(右)、ニコラス選手
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──ディフェンスの評価は?
「システムは大丈夫です。最初の20分は1オン1タックルができませんでした。来週からは1オン1タックルが重要です。フィジー、トンガには大変重要です」
──ボールの生かし方は?
「今日は、全然問題ないです。チャンスは作れています。24対15の時間に私たちはサモアサイドで試合できました。そこでキッキングゲームをして、グラバーキックがちょっと遠かったです(横からライアン・ニコラス選手も「そのコールは外からでした」と補足)」
──フィジカリティは?
「フィジカリティは全然問題ないです。ラックからたくさんトライチャンスを作れましたが、ラストパスのミスが多かったです。24対15の時に2回チャンスを作れました。このクリティカルモメントでサモアは1回のチャンスでトライしました。ライアンのキックもちょっと遠かった。ですから、たぶん、全然問題ないです」
──後半30分にバックスを代えたのは遅すぎないか?
「セットピースでボールをキープしましたし、バックスはラインブレイクもしました。最初の40分、ライアンはボールに触れなかったし」
──24対15の場面でモールを押し切れなかったが?
「最初のモールはちょっと高かったです。(ここから英語で)次はトライだと思いました。ペナルティ・トライだと。クイックラインアウトもなぜできないのか。たくさんチャンスがありました。でもノーエクスキューズです。今日のクリティカルモメントはサモアの方だったということでしょう」
──スクラムは?
「(日本語に戻って)ハッピーです。嬉しいです。後半20分過ぎ、回ってしまいましたが、スクラムは凄く良かった。ラインアウトは、来週、レベルアップしないと」
──ハーフタイムの指示は?
「1オン1タックル。前半最後の15分、サモアは疲れていました。我々のチャンスだと言いました。我々のプランの速いボールの展開をしましょうと」
──トンガ対フィジー戦を見た感想は?
「フィジカルなゲームでした。真っ直ぐ、我々の速いディフェンスラインと1オン1タックルが重要です」
──初キャップの西原選手の評価は?
「西原、良いです。凄い嬉しいね。ディフェンス、タックル、たくさんの仕事をしました」
○ライアン・ニコラス選手(バックス・リーダー)
(すべて日本語で)
「全体的にミスが多いです。特にセットピースからのスキルが良くなかったです。ボールキープできなくても、そこからチャンスを作ったが、最後まで生かし切れませんでした。ラインアウトからも良く攻めましたが、最後にしとめられませんでした。向こうのイージートライは、我々のミスからです」
──バックスラインのミスも目立ったが?
「サモアのプレッシャーがあったけれど、セットピースからのパスアウトが遅かった。最初のパスアウトはすべて大事です。ただ、プレッシャーの下でも良いチャンスを作りました。ウェブ、遠藤、イマム(今村選手の愛称)もラインブレイクしました。最後のパスでフィニッシュできませんでした。特に、強いチーム相手の時はラストパスでフィニッシュしなければ。汗は、両サイド同じ(条件)、ノーエクスキューズです。レベルアップしないといけません」
──前半、立ち上がりで、ペナルティゴールを狙ったのは?
「もちろん、その判断はキッカーとキャプテンです。ゴール成功できるか半々の位置でした。3点取れたら良いスタートでした。(横からJKが「最初の10分はポイントが取れたら確実に取っていく作戦でした」と補足)」
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