●4月3日(日) 試合中のベンチ ハーフタイム 心を一つに リカバリーフードを頬張る すぐにiPadで試合を確認 セルフストレッチする坂井選手 Pray For Japan! 海外メディアへメッセージ発信 アデレードセブンズ 表彰式 撮影会 SHIELD WINNERS!! たくさん声をかけてもらいました 会場から大声援 観客と記念撮影 感謝です! 準MVPのレプハ選手 MVPの中濱選手 ●4月2日(土) いよいよアデレードセブンズ1日目。フィジー遠征、香港セブンズを経てこのチームがどこまで成長したのか、強豪国相手にどこまで通用するのか、選手達も大きなチャレンジにワクワクしているようです。本日も快晴でかなり暑いです。風もほとんどありません。予選3試合の相手は、サモア、南アフリカ共和国、フランスになります。JAPANらしい思いきりのよいラグビーで戦ってほしいと思います。 初戦のサモア戦、前半は成田選手のトライで7-7の同点で折り返しますが、後半はサモアのスピードとパワーに圧倒されだし、JAPANの足が止まってしまいました。後半はほとんどアタックする機会はありませんでした。スコアは7-40で完敗となりました。 予選プール2戦目は南アフリカ戦です。間違いなく、今大会の優勝候補の1つです。先ほど、サモアに完敗したJAPAN、普通に考えれば大変な苦戦が予想されます…しかし、そんな心配は無用でした。キックオフ直後から果敢に攻めてくる南アフリカに対して、JAPANは必死のタックルで止めていきます。スピードもパワーも明らかに相手の方が上回っていますが、JAPANの気持ちがそれを上回っています。しつこいDFで止め続け、相手の反則から一気に敵陣まで攻め込みます。トゥキリ、坂井両選手のナイストライで前半12-0のリードで折り返します。 後半、明らかに南アフリカの動きが変わりました。残り2分までに2つのトライを返され、12-14で逆転。まだ、JAPANにもチャンスは十分にあります。しかし、後半終了寸前にトライを決められて、12-21で負けてしまいました。しかし、優勝候補との接戦は選手達の自信になったと思います。 予選最終戦はフランス代表との試合です。ここ最近は負けていない相性の良い相手です。しかし、先ほどの南アフリカ戦で力尽きたのでしょうか…この試合はあまりJAPANの良いところは出せませんでした。フランスの運動量が落ちた後半5分にラトゥイラ選手がトライを返すのが精一杯。予選プールは全敗となり、ボウルトーナメントへ進出することになりました。 ボウルトーナメントの初戦は、香港で2回戦ったアメリカ代表です。 朝のライトトレーニング ライトトレーニングでもスクラム 朝刊の1面! 試合前はリラックス 試合前はリラックス リカバリーは真剣に! サインする正海選手 サインする坂井・成田選手 サインする中濱・中づる選手 ●4月1日(金) 本日は試合前日のため、軽めの調整を行いました。時間にして1時間程で、チームの動きの確認を行いました。隣のグラウンドでは現地の小学生くらいでしょうか、ちびっ子達がラクロス大会をしていました。小さい体で一生懸命クロスを振り、ボールを追いかける姿はとても可愛らしかったです。それにしても、こんな小さい子達がラクロスをしているとは驚きです。さすがスポーツ大国のオーストラリアです。また、小さい時は日本人と同じくらいの背丈なのに、どうしてあんなに大きく育ってしまうのでしょうか…。それが驚きです。 練習後は都合によりプールが使えなくなったので、全員で時間をかけてストレッチをしました。ホテルに戻ってからは完全フリーとなり、部屋で身体を休める選手、ジムワークに出かける選手、南川トレーナーの治療を受ける選手と、それぞれの時間を過ごしました。 明日はいよいよ、アデレードセブンズの初戦になります。 チーム一丸で ●3月31日(木) アデレード滞在3日目、本日は午前にフィジー、ケニアと3チームで練習試合を行いました。試合で疲れも溜まっている状態ではありますが、しっかりとJAPANの目指すべきラグビーを目指しました。 試合後は試合会場のアデレードオーバルをチーム全員で視察しました。香港スタジアムのように大きなスタジアムではありませんが、とても綺麗な芝生で選手達は「速く走れそう」と既に試合をイメージしている様子でした。 午後、選手はフリーとなりましたが、キャプテンの山内選手は新聞取材によるフォトセッション、ガバナンスレセプションと忙しくスケジュールをこなしました。フィジーのキャプテンはフォトセッションの後にジムワークをこなし、レセプションに参加するようで、さすがに少し疲れていました。どのチームがどのようなハードワークで準備しているかが伺えます。気軽に他チームの選手・スタッフとコミュニケーションが取れるのもセブンズの魅力だと思います。夜はチームで外食をして、決意も新たに、更にチームもまとまったと思います。 3チームで記念写真 試合会場の視察 速く走れそう? ウォーミングアップエリアもチェックします アイスバスが冷たすぎる? プールも気持ちいい! キャプテンフォト 明日の朝刊に載るそうです 堂々と山内キャプテン ●3月30日(水) アデレード滞在2日目、本日は午前・午後の2部練習を行いました。午前はチームDFの確認やセットプレーの確認を中心に行いました。新たに合流した選手と香港セブンズで出場時間の少なかった選手は、追加で強度の高いフィットネストレーニングを行いました。特に香港で出場時間が少なかった中づる選手、正海選手はメニューにしっかりと取りくみ、このアデレードセブンズに向けての意気込みが感じられます。彼らの頑張りがチームを盛り上げてくれますし、良い緊張感を保つことができます。練習後はプールリカバリーを行い、午後の練習試合に備えます。 午後はケニア、トンガとの練習試合です。試合前ですのでタックル無しで行われます。香港セブンズの良い部分をさらに伸ばし、改善すべきところを改善する重要な試合となります。選手達は3日ぶりの試合でしたが、伸び伸びとプレーしていました。アヒオ選手、中濱選手もそれぞれの持ち味を発揮していました。恒例のプールリカバリーで締めて、午後の練習は終了です。 本日より選手からのコメントをお届けしたいと思います。まずは最年長の成田選手と最年少の中づる選手です。2人はセブンズでのポジションも同じで成田選手が中づる選手に一生懸命教えている姿を見かけます。練習以外でも仲の良い2人です。 成田選手(左)と中づる選手 【成田秀悦選手】 「こんにちは。サントリーサンゴリアスの成田です。社会人5年目になりました。 今回のメンバーの最年長でみんなのまとめ役です。少しでも日本に元気を与えられるように、精一杯プレーしたいと思います。そして世界に向けて日本の活力をアピールしたいと思います。 また、今回は4回目の出場なので、しっかりみんなを引っ張っていけるように頑張りたいです。まずは自分の持ち味を出して、世界に挑戦したいと思います。チームにトライゲッターがたくさんいるので、周りを活かすようなプレーをしていきたいと思います」 【中づる隆彰選手】 「こんにちは。早稲田大学の中づるです。大学三年生になりました。今回のメンバーの最年少で、みんなのいじられ役です。今の自分にできることは全力でプレーすることだと思っています。日本の皆様に少しでも明るいニュースが届けられるように一生懸命頑張りたいと思います。香港セブンズではあまり試合に出られなかったのでアデレード大会ではチームの勝利に貢献したいと思います」 DFのトレーニング エキストラフィットネス 試合を観に来てくださった加藤家の皆さんと リエゾンのSteveとRandy ●3月29日(火) 計10時間近くのフライトを経て、全員無事にアデレードに到着しました。アデレードは香港とは街の雰囲気が全く違います。のどかな風景が広がり、全てが大きくて広く、オーストラリアに来たことを実感します。 ホテルに到着した後は、昼食を食べて近くの公園で軽く身体を動かしました。選手は疲れを見せず、元気にメニューをこなしていました。 本日より、中濱選手とシリバ・アヒオ選手がチームに合流しました。心強い味方が2人も増え、明日からのトレーニングにも気合いが入っていくことでしょう。 明日は、早速午後にトンガ、ケニアとの練習試合が予定されています。選手達はしっかりと身体を休めて明日に備えていました。 アデレードの街並み 公園でトレーニング 移動で凝った体をほぐします 坂井選手と豪州から合流したアヒオ選手 大会に備え体のケア