第4回 府中市小学生タグラグビー大会フォーリスカップ開催報告

平成22年12月5日(日)、府中市民陸上競技場で子供たちが待ちに待った第4回府中市タグラグビー大会が開催されました。昨年度は、新型インフルエンザが流行したため開催日前日に中止を決定し、今年度は10月31日に予定されていましたが、雨のため延期となっての開催でした。 当日は、府中市内15小学校50チーム420名の元気な小学生が参加し、4チーム毎の予選トーナメントを行い、カップ・プレート・ボウル・シルバーの各トーナメント戦を行いました。

第1回大会に比べ、参加小学校数6校、チーム数23チーム、参加児童が199名も増え、参加教員数も62名となり、来場者数はスタッフ、児童を含め約1100人以上の大会規模になりました。来賓には、府中市 野口忠直市長、高橋脩二教育部長、他多数の府中市関係者、校長先生方が小学生の熱戦を観戦されました。

この大会は、府中市を活動拠点にしているサントリーサンゴリアス、東芝ブレイブ・ルーパスといったラグビートップリーグを代表する2チーム、府中市、小学校教職員、(株)フォルマ、東京都・府中市ラグビーフットボール協会が企画段階から連携、企画して開催するという地域社会における新しいタイプの健全育成事業といえます。さらに今大会では、明星大学・杏林大学ラグビー部の学生がタッチジャッジや各コートの運営、アナウンスまでボランティアとして力を貸してくださいました。また参加賞を(株)フォルマ様、モランボン(株)様からご提供いただき、この事業も軌道に乗り、さらに発展の兆しが見えてきたと言えるでしょう。

試合については全101試合行われ、各チームの特徴が出て熱戦が繰り広げられました。特にこの大会で一戦一戦力をつけたチームが多く見られました。結果は次の通りです。

閉会式では、各優勝チームには表彰状・優勝トロフィー・メダルが、2・3位チームには表彰状が授与されました。
第1回大会に比べ、参加児童・チーム数が増えたにもかかわらず、大会運営が遅れることなくスムーズに行われ、今大会もレフリーを市内小学校教員が行い、レフリングも大きく向上しました。 またギャップを見つけ走り抜けるラン、クロスや飛ばし等のパス、間合いを計りながらのステップなど児童の技術の向上にも目を見張るものがありました。

家族の方々の素晴らしい応援など大会を重ねる毎にうれしい光景が増えてきました。

最後に6月に行ったタグラグビー指導者講習会でご指導をいただいた鈴木秀人様(東京学芸大学准教授、日本ラグビーフットボール協会普及育成委員)、大会開催にご尽力いただいた東京都普及育成委員会 飯原雅和委員長、星野綾子様、関係者の皆様に心から感謝申し上げます。 来年も、今大会で象徴的であった「子どもたちのやる気あふれる笑顔」「保護者の子どもたちに対する一体となった応援」をさらに増やしていくつもりです。