7月14日
「女子アジアラグビーチャンピオンシップ2017」第2戦 対女子香港代表戦に向けた遠征が7月13日より香港で開催されています。
8月に開催される「女子ラグビーワールドカップ2017アイルランド大会(女子RWC)」の壮行試合として行われた第1戦は、女子香港代表を相手に58-0と追随を許さない大勝を挙げた女子日本代表でしたが、試合後の記者会見で有水HCは「自分たちが女子RWCで目標としているベスト8の基準には至っていなかった」と振り返り、課題が残る試合展開となりました。
続く第2戦は、女子RWC前に開催される最後の試合ということで、第1戦の課題を修正し、自分たちの目指すラグビーをどこまで行うことができるか、1ヶ月後に迫る女子RWCに繋がる重要な試合になります。
試合前日の本日は、試合開始と同時刻の現地時間18時からチームランを行いました。
気温は30度。湿度が高く蒸し暑い気候の中、約1時間のチームランを行い、翌日の試合に向けて最終調整を行いました。
齊藤キャプテンは練習の冒頭で
「自分たちが目指しているところはどこなのか、もう一度みんなで意識しよう」
と語りかけ、チームの雰囲気を引き締めました。
練習の終盤には激しい雨が降り出しました。
この時期の香港はよく雨が降るそうで、明日の試合も雨になる可能性があります。
雨の中、タックルの練習をしていたのは末選手。
「先週の香港戦でノミネートタックルに課題が残ったので、明日はそれを改善したい」
No8.で2年ぶりの代表戦復帰を果たす高野眞希選手は
「今日の練習はラインアウトも取れていたし、精度高く自分たちのやることができた。明日の試合に向けていいイメージができたと思う」と本日の練習を振り返り、明日の試合に向けては「自分が思い切り前に出るプレーでチームに貢献したい」と語りました。
明日の試合はCTBで先発出場する伊藤瑞萌選手は、
「女子RWC前の最終戦なので、自分の良いプレーはもちろんだが、チームとして女子RWCのために今までやってきたアタックやディフェンスが全面に出るように頑張りたい」
と意気込みを語りました。
また、本日は香港在住の日本人のご家族が応援に来てくださり、最後にみんなで記念撮影を行いました。
いつもどうもありがとうございます。
こちらは、今回も香港でリエゾンを務めてくださっているマキさんが、「女子ラグビーワールドカップ2017」でサクラフィフティーンが活躍することをイメージして描いてくださった絵です。
いよいよ「女子アジアラグビーチャンピオンシップ2017」第2戦 対女子香港代表戦が明日に迫りました。
試合は日本時間夜7時から開始。
8月のワールドカップに向けて良い形で大会を終了できるよう、皆様の応援、宜しくお願い致します。