「上海トーナメント」スケジュール / 7人制日本選抜メンバー / 試合結果

9月5日(日)

決勝トーナメント1回戦、香港代表戦は開始2分でキャプテン アリシがイエローカードでシンビン(2分間退場)。シンビンの場合、席に着いてから2分間が加算されるため、急いで戻らなくてはなりませんが、その間に3連続トライを許し0-17のビハインド。しかし、アリシが戻って7人になった後は汚名返上の1トライを返し、後半も3連続トライで大逆転勝利した日本選抜。

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続く準決勝の相手は韓国代表。昨年のリベンジと行きたかったのですが、急遽降り出した豪雨にも呑み込まれ敗戦。終盤に出場した高校生の布巻選手が個人技で持ち込み30mの独走トライを決めたプレーは次戦につながります。

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気を取り直して挑んだ3位決定最終戦、相手は予選で惜敗したマレーシア代表。先発7人中6人のフィジアンにリザーブにも3名ほど擁するマレーシアフィジアンチーム相手に、前半は高井選手のトライ等でリードも互角の戦い。後半その高井選手がプロフェッショナルファウルを取られシンビン。その2分間を6人で戦う時間を凌ぎ、逆にトライを決める。後半4分に園中、布巻を投入した後、その2人が元気よく前に出てチームを鼓舞。

 
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最後は坂井が持ち込んで試合を決定するトライ。12チーム中3位で上海セブンズ大会を終えました。

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優勝は成長著しい中国代表を抑えた韓国代表で上海大会2連覇達成。年々各チームのレベルが上がってきているのも2016年に7人制ラグビーがオリンピック種目に決定したことが大きい。今大会での目標は優勝でしたが、学生主体のヤングメンバーが日々成長していく姿を目の当たりにして、最後まで諦めることなく戦ってくれた選手全員に先ずはありがとうと言いたい。また、このチームのキャプテンとして選手の模範になったアリシ選手、また南川トレーナーのケア、選手としても出場した岩渕コーチのおかげでジャパンがひとつになれたこともチームとして良い経験が積めました。
最後にリエゾンとして活躍して頂いた南さん、伊佐さん、チャンさん他、上海に在住するたくさんの日本人大応援団が我々をサポートして頂いたことに心から感謝いたします。ありがとうございました。

(2010.9.9)