メンバー・スケジュール

9月17日

台風18号の影響による交通機関の乱れが予想されることから、本日予定していたトレーニング並びにセッションを中止しました。

6:30に起床、その後清掃を行い、7:30より閉講式を行いました。

閉講式では、日本ラグビー協会高校委員会天野委員長、日本ラグビー協会男子15人制日本代表山神強化副委員長、日本ラグビー協会横田ユース統括より挨拶があり、最後に第43期高校日本代表の薬師寺利弥監督よりキャンプの総括と今後の指針が話されました。

天候による日程変更等はあったものの、スタッフと選手そしてサポートいただいた地元の皆様のおかげで「キャンプ・ゴール」を達成することができたことを全員で共有しました。
これからは各所属チームで頂点を目指す期間となりますが、今の覚悟を持って成長し続けなければ“Beat Ireland(打倒アイルランド代表)”という目標は達成できないということを認識し、次回の「U18 TIDユースキャンプ」で大きく成長した姿で再会できることを期待して2017年度「U18 TIDユースキャンプ」第2回合宿を締めくくりました。

選手は午前中に全員で移動し、それぞれの帰路につきました。
当初の予定とは異なる移動経路となった選手もいましたが、全員が当日中に帰宅することができました。

今キャンプは多くの皆様からのご理解ご協力、ご尽力により実現いたしました。
素晴らしい施設を提供いただいた上富田町並びに同スポーツセンターの皆様、全日程サポートいただいた地元熊野高校ラグビー部の皆様、サプリメント等をご提供いただいた株式会社明治様、そして選手の所属チームなど、多くの皆様のご理解とご協力により、大変充実した素晴らしい時間を過ごすことができました。

最後になりますが、今キャンプの実施に携わってくださった全ての皆様のご厚意に心より感謝申し上げます。


9月16日

台風情報を常に確認し、スタッフ全員で安全確認を行い、柔軟にスケジュールを修正しながら進めていきます。

早朝6:00のヘッドスタートからキャンプ2日目を開始しました。

FW・BKに分かれて、ストレングストレーニングとスキルトレーニングを交互に行います。
今回は9月1日にオープンしたばかりの上富田スポーツセンターのジムをお借りしました。
最近ではU20日本代表やサクラフィフティーン(女子15人制日本代表)もここでトレーニングを行った実績があります。

国内トップクラスの施設で刺激をもらいながら短時間でしっかりと追い込みました。

セッション中、徐々に雨が強まりましたが、BKのスキルトレーニングは屋根付きの人工芝グラウンドで実施していたので、滞りなく行うことができました。
こちらの施設も素晴らしく、フットサルコート2面分の広さがあり、ワイドな展開を目指すBKも十分なトレーニングを行うことができました。

朝食としばしの休憩をはさみ、午前のトレーニングが始まります。
選手が休息する中、その後の天候の悪化を鑑み、予定を変更し屋内練習場でトレーニングを行うことにしました。

昨日15日に引き続き、里コーチによるスピードトレーニングから始まり、そのスピードをアタック・ディフェンスに繋げる構造的な練習を行います。

その後、小雨が降る中、FWは天然芝、BKは人工芝グラウンドに会場を移しユニットトレーニングを行いました。
FWのトレーニングは主にスクラム、BKはハンドリングスキルを中心としたものでした。

本日午後に予定していた試合を午前中に繰り上げ、自分たちにどれくらい戦術が浸透しているかを確認し、午前のメニューを終えました。

雨風が強まる中、午後は午前の試合で明らかになった課題を解決する時間としました。

里コーチによるスピードトレーニングに始まり、アタック・ディフェンスそれぞれの戦術練習を行い、課題の確認・解決、今後の取り組みについての理解を深めました。

最後は"BAO"("BAKUHATSU ALL OUT")トレーニングで、チーム一丸となって力を出し切り、午後のトレーニングを終えました。

本日も宿舎から提供いただいた美味しい食事と温泉でリカバリーし、再度ウォークスルーを行い戦術の徹底をはかり、一日のトレーニングを終えました。

明日17日は台風による天候悪化が心配されますが、打倒アイルランド代表達成のため、キャンプ最終日の大切な時間を有効に使います。


9月15日

今年度2回目の「U18TIDユースキャンプ」が和歌山県の上富田スポーツセンターで開催されました。

台風の影響が懸念される中、事前からスタッフ内で綿密に情報共有しつつ、計画を進めました。関係各位のご理解とご協力のお陰で本キャンプを開催できることに感謝申し上げます。

選手は新大阪駅に集合し、バスにて会場へ。
車中では、前回のキャンプを映像で振り返り、前回参加者と初参加の選手で情報共有を行いながら移動しました。

上富田スポーツセンターの素晴らしい施設で開講式を行い、今回のキャンプはスタートしました。

まず、日本ラグビーフットボール協会高校委員会の天野委員長から、今回のキャンプに向けて激励の言葉がありました。

続いて、日本ラグビーフットボール協会の横田ユース統括より、このキャンプの位置付けについての話がありました。選手の身も引き締まります。

その後、第43期高校日本代表の薬師寺監督より、このキャンプの目的についてのプレゼンテーションが行われ、トレーニングを開始しました。

9月11日までウルグアイで行われていた「ワールドラグビーU20トロフィー2017」で優勝し、「ワールドラグビーU20チャンピオンシップ2018」への昇格を果たしたU20日本代表の指導もしていた里ランニング・S&Cコーチがウルグアイより駆けつけ、ハイスピードラグビーの実現を目指しているチームの肝となる、スピードトレーニングを行いました。

続いて、今田・馬場両リソースコーチを中心に、アイルランド代表に勝利するためのブレイクダウン、アタック戦術、FW・BKそれぞれのユニット・スキルのトレーニングを行いました。
薬師寺監督のもと、選手は主体的に取り組み、難易度の高いトレーニングを重ね、大きな収穫があった1日となりました。

今年度のスタッフには、樋口前高校日本代表監督に加え、8月24日~27日に行われた「第25回日・韓・中ジュニア交流競技会」でU17日本代表を率い、優勝に導いた浅野監督も指導に駆けつけました。

明日は早朝から、より速く、より強く戦うためのトレーニングを行います。