12月11日・12日に開催された「IRBセブンズ」南アフリカラウンドのプレート決勝(南アフリカ vs イングランド)をもって、平林レフリーの「IRBセブンズ」におけるレフリー担当試合が通算100試合に達しました。 平林レフリーのコメント、そして氏の素質を見抜き、「レフリー」としてスカウト、ここに至る道筋を示した恩師でもある川崎レフリーコーチから寄せられたコメントをあわせてご紹介いたします。 ◎平林レフリー 「2006年からレフリーとしてIRBセブンズに参戦していますが、機会を与え続けて頂いているIRBと、快く送り出して頂いている日本協会関係者さまに、家族やレフリー仲間への感謝の気持ちでいっぱいです。 ラグビーセブンズがオリンピックの正式種目になり、格段にラグビーの取り巻く環境やパフォーマンスレベルが変化することが予想されます。今までの経験はしっかりと残して、改めていろいろな課題に取り組んで、変化していくラグビーにしっかりとレフリーとしてコミットしていきたいと思います」 ◎川崎レフリーコーチ 「IRBセブンズの100試合担当誇りに思います。 『名馬これ無事なり』徹底した自己管理を。 尽きることのない探求心と日本人としての誇りを持ち、利他の心を具現化して欲しいと願っております。 世阿弥のことばを贈ります。 しかれば当流に万能一徳の一句あり。 初心忘るべからず。この句三ヶ条の口伝あり。 是非とも初心忘るべからず。 時々の初心忘るべからず。 老後の初心忘るべからず。 この三、よくよく口伝すべし。 益々の御活躍を心より期待しております」