2018年1月22日(月)午前11時よりパレスホテル東京「葵の間」にて第67回日本スポーツ賞の表彰式が行なわれ、ラグビーフットボール競技からは、女子日本代表として2017年の女子ラグビーワールドカップアイルランド大会で活躍した津久井萌選手(東京農業大学第二高校3年)が競技団体別最優秀賞(個人)を受賞しました。

 

 

日本スポーツ賞は、昭和26年に読売新聞社が制定した賞で、毎年、日本のスポーツ競技団体から推薦された個人またはチームの中から「日本スポーツ賞委員会」により慎重な選考を行い、日本スポーツ界の最高の選手またはチームを選び、「日本スポーツ賞」受賞者を決定している賞です。

 

第67回日本スポーツ賞は、大賞に桐生祥秀選手、特別賞に髙梨沙羅選手が選出されるなど、2017年に国内・海外で活躍したスポーツ選手、チームが表彰されました。

 

表彰式の本日は、日本を代表するトップアスリートがパレスホテルに一同に会しました。

津久井選手は競技団体別最優秀賞受賞者としてステージに登壇し、表彰状とトロフィーを受け取りました。

 

表彰式には、津久井選手のご両親、東京農業大学第二高校ラグビー部齋藤監督も参列されました。

表彰式後、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会の岡村正会長と共に記念撮影を行ないました。

 

津久井の受賞理由と、津久井選手のコメントは以下の通りです。

 

■選考理由

「2017年8月にアイルランドで開催された女子ラグビーワールドカップに、女子日本代表『サクラフィフティーン』は2002年以来4大会ぶりとなる出場を果たした。

その記念すべき世界の舞台に、日本代表としては男女を通じて最年少となる17歳で出場し、スクラムハーフとして5試合すべてに先発。

さらに、日本女子として初めて世界のベストフィフティーンに選ばれた。

上位に食い込んだ強豪のトップ選手ばかりが名を連ねる中、12チーム中11位からの選出は、的確なパスワークが国際的にも評価されたものだ。

兄・壮さんの影響で5歳からラグビーを始めた。

現在は群馬県高崎市の東京農業大第二高校ラグビー部で、男子部員に混じって汗を流す唯一の女子部員。

これからもスピード感のあるプレーで世界を驚かせてくれるに違いない」

 

■津久井萌選手コメント

「このような素晴らしい賞を頂くことができて、大変光栄に思います。

ラグビーはチームスポーツなので、女子ラグビーワールドカップが切っ掛けで自分がこのような賞を頂くことができたのは、チームメートが自分に綺麗にボールを出してくれたお陰で、今回の受賞はサクラフィフティーン全員の受賞だと思っています。

本日の表彰式では、トップアスリートの方々を間近に見る事ができて非常に刺激になりました。

次回は、サクラフィフティーンでチーム賞を頂けるように頑張ります」