●11月8日(日) 午前中は晴れていましたが午後の最終戦はスコールで大粒の雨に降られました。 初戦オーストラリアには快勝、2試合目マレーシア戦は苦戦しましたが最後まで粘り勝利を勝ち取りました。最後のフィジーとの試合は途中からまわりの音も聞こえなくなるほどの大雨に降られながらマレーシアからの連戦で疲れも出ていましたが代表チームは健闘しました。収穫と明確な課題の現れた大会となりました。 応援していただいた皆さま、関係者各位、応援とご協力ありがとうございます。 次は今月後半のスリランカ大会に参加しますので、ご声援よろしくお願いいたします。 ◎村田監督 「24チーム参加の今大会では、予選からハードな試合ができました。南ア戦では、代表クラスのチームに、チャレンジしましたが、トライ差ほど力の差を感じなくなった日本代表を頼もしく感じました。 2勝1敗でカップトーナメント1回戦に進みましたが、チームとして『南アと決勝でもう一度戦う』と目標を新たに設定。フィジー人主体のマレーシアチームとの激戦も、数少ないチャンスを活かし、ディフェンスでしのぎ、接戦をものにできたことはチームの成長だと思います。準決勝はフィジーチーム相手に、後半の後半に2トライとったことは、次につながるのではないでしょうか。 今回のツアーは、アジア(ボルネオ)で優勝、クリケットセブンズでベスト4と、7人制日本代表も新たな局面に到達できたかと思います。選手はもちろん、スタッフの皆さんにも感謝します。そして現地で応援くださった、日本人会の皆さん、本当にありがとうございました。来年もこの大会に参加し、優勝を目指したいと思います」 ●11月7日(土) マレーシアからいい流れで迎えた大会1日目は3試合を戦い、オーストラリアとインドネシアチームには快勝しましたが南アフリカ(代表)にはゼロ点に抑えられてしましました。得点は入れられませんでしたが、これまでと違い当り負けが少なくなり、手ごたえを感じました。 明日も頑張りますので応援よろしくお願いします。 ●11月6日(金) シンガポール遠征5日目 今日も雨が降ったり止んだりの天気でした。午前中のみ集中した練習を行い、夜は女子日本代表のワールドカップアジア地区予選決勝を観戦、応援しました。 藤谷選手と長野選手に今日の感想を伝えてもらいます。 ◎長野直樹選手(関西学院大学) 「本日の日記を担当する関西学院大学3回生の長野直樹です。 今日は大会前の最後の調整としてクラブチームと練習マッチを行いました。一昨日の練習から意識していたアタックのポジショニングとサポート、ディフェンスのコミュニケーションと上がりをキーポイントにおいて試合に臨みました。 結果は、意識して練習してきたことが顕著に表れ圧倒して勝つことができました。良いイメージで大会に入ることができそうです。 では、午後は同部屋の東芝ブレイブルーパス、藤谷さんにお願いしたいと思います」 ◎藤谷敦選手(東芝) 「午後のメインは、日本代表女子W杯予選の応援でした。会場はシンガポール7'sが行われる会場と同じで、ホテルから歩いて10分くらいで行ける距離にあります。 相手は強豪「カザフスタン」。僕らが並んでも同じくらいの体型がぞろぞろいるかなり大きいチームです。そんな相手に我ら日本代表の選手たちは、怯まず、ビビらず、何度もタックルに入って行きます。本当に彼女たちは日本代表のプライド、誇りを胸に戦っていました。それを観ている僕らにも勇気と感動を与えてくれました。明日から始まる大会では、日本代表のプライド、誇りを胸に戦ってきたいと思います。日本からのご声援よろしくお願いします」 ◎村田亙監督 「いよいよ明日から24チームで行われるクリケットセブンズが開幕します。JAPANの調子は・・・!? 昨日は丸一日積極的休養にあて、選手を休ませることができました! 午前中はみんなゆっくりしたりウェイトやプール&ジャグジーで身体をリラックスさせる選手もちらほら。 午後はそれぞれにオフを満喫した様子でした。 そして本日午前中の練習では、NZのクラブチームとホールドゲームを行い零封。 あすの開幕に向けて順調な仕上がりを見せています。 午後は夕方集まって全体ミーティング。 最後にみんなに決意表明を語って頂いた。 「SIMPLE & ENJOY」 その予選の相手がようやく決まりました。 11/7(土)クリケット7's 予選POOL D JAPAN-SAMURAI SCHEDULE 10:06 JAPAN SAMURAI vs AUS州選抜チーム 13:42 JAPAN SAMURAI vs インドネシアチーム 18:54 JAPAN SAMURAI vs 南アフリカチーム 予選の相手は世界一の南アと、また15人制ではSamoa代表にも勝っているAUSの州選抜チーム、インドネシアチームと対戦!! 相手は強いですが、どこまでできるか楽しみです!!! 日本からの温かいご声援、宜しくお願いいたします」 長野選手。右は築城キャプテン 大会本番が近づき、順調な仕上がり 太田GMが現地入り 真下副会長/専務理事 ●11月5日(木) シンガポール遠征4日目 今遠征初めての一日オフ。選手たちは長い遠征のつかの間の休息を思い思いに過ごしたようです。 オフ日の感想を末松選手と築城(昌)選手に伝えてもらいます。 ◎末松勇喜選手(ホンダヒート) 「今日は一日オフのリフレッシュデー!!素直に嬉しいです。 朝食はオムレツ、フルーツサラダ等いつものメニューをチョイス!!ここのホテルのメシは美味しいです。食べるの、大好きです。 朝食後、古舘トレーナーのトリートメントをうけて、体が回復しました。これで明日のオーストラリアとの練習試合は走れます。 午後は、藤谷さん、コージ(和田)、ヤス(築城康拓)、チョーノ(長野)とマーライオンを見たり、カフェでインターネットをしてリラックスした時間になりました。 明日は試合前の最後の練習です。自分の力を出し、明日も成長していきます。応援よろしくお願いします」 ◎築城昌拓選手(コカ・コーラウエスト) 「題:鳩と正面さん 皆さん、こんにちは、キャプテントゥーイです。風邪引いてませんか? 本日はフリーということで、朝食を摂ったあと、正面選手と一時間程度筋肉に刺激を与えてあげようと思い、ウエイトトレーニングを行いました。すると胸筋や広背筋そして上腕二頭筋や腹筋の筋肉が喜んで踊っていました。ウエイトトレーニングのあとはプールリカバリーを行い、体の疲れを積極的に取りました。僕らがプールでリラックスしていると空から『鳩さん』もやってきて、プールの水を飲んだり体に水をつけたり気持ちよさそうにしていました。 やっぱり『鳩さん』もシンガポールの暑さにはまだ慣れていないのかなと思いました。 午後は、昼食後に少しゆっくりして正面選手と散歩に出掛けました。正面選手は地図を片手にシンガポールについていろいろと教えてくれました。正面選手はいろいろと頼りになるなあと感じた一日でした」 ●11月4日(水) シンガポール遠征3日目 昨日はチームランを確認後セブンミニッツ測定を行い、UNIT(SCRUM)を経て練習終了。ホテルでプールリカバリー後に遅めのランチをとった後、午後はフリー。 今朝は6:45プールウェイクアップ後朝食。 8時に岩渕HPMが編集したゲームビデオ分析Meeting後、練習会場へ。 9:15から練習を始め、10時からFIJIのチームと練習試合(ホールド)を行いました。 トライ数3-3の引き分けでしたが、疲れもピークの状態の中、選手は最後まであきらめずにボールを追いかけていました。 午後は時間を絞って約1時間強の練習(アタック&ディフェンス中心)で終了。この2日間でチームは成長していると感じています。 2部練習後、ラグビー女子日本代表のワールドカップ予選の応援に行ってきました。もちろん勝利、熱戦に感謝。また女子は6日にカザフスタン代表と決戦! ALLEZ JAPON !! 男女共々日本からのご声援、宜しくお願いいたします。 ◎和田耕二選手(トヨタ自動車) 「今日は、午前・午後とタイトな時間での練習を行いました。セブンズでは一日に3試合というハードスケジュールのため、ふだんの練習からタイトなスケジュールに慣れることも必要です。 練習では、マレーシア(ボルネオ)大会での反省に重点的に取り組みました。非常に集中して良い練習をすることができました。 練習後は女子15人制代表のワールドカップアジア最終予選の応援に行きました。女子のラグビーを見るのは初めての経験でしたが、良い刺激を受けました。結果は日本代表の低いタックルがしっかりと決まり、シンガポール代表に勝利。次は6日(金)の決勝に勝利すればワールドカップ出場が決定。頑張れ女子日本代表。 充実した1日を過ごしたシンガポール3日目でした」 ◎築城康拓選手(コカ・コーラウエスト) 「今日はとてもハードな一日でした。午前中、フィジーのクラブチームと練習試合をし、午後は練習後、女子日本代表のワールドカップ予選の試合観戦をしました。想像以上の迫力で見ていてとてもいいゲームでした。とても良い勉強になり、刺激を受けました。 明日からも気合を入れがんばっていきます」 フィジークラブチームとの練習試合の様子 築城昌拓キャプテン(コカ・コーラ) 桑水流裕策選手(コカ・コーラ) フォラウ愛世選手 正面健司選手(神戸製鋼) 末松勇喜選手(ホンダ) 友井川拓選手(NTTコミュニケーションズ) 築城康拓選手(コカ・コーラ) 和田耕二選手(トヨタ) 藤谷敦選手(東芝) 長野直樹選手(関西学院大学) 午後の練習 ●11月3日(火) シンガポール遠征2日目 シンガポールに到着後初めての本格的な練習をセント・アンドリュー・スクールで行いました。晴れていましたが前日までの雨で過ごしやすい一日でした。 今日は、桑水流選手とフォラウ選手のリポートをお届けします。 ◎桑水流裕策選手(コカ・コーラウエストレッドスパークス) 「午前は東アジアに向けて継続的に測定しているフィットネステスト、午後はフリーでした。フィットネステストは、連戦の疲れや暑さにもかかわらず監督も納得のいく結果でした。 大会まで限られた時間ですが新しく参加した拓さん(注:友井川)と長野もすぐにチームにとけこんでいて、雰囲気はとてもいいと思います。 マレーシアで出た課題をなおし、シンガポール大会も優勝できるように頑張りたいと思います」 ◎フォラウ愛世選手(日本ラグビー協会) 「朝から良い天気で、みんなで一緒にプールに入って、とてもよい雰囲気でした。 シンガポールに来て初めてのチーム練習では、すごくコミュニケーションがあって良かったです。これからも一日一日レベルアップしていきたいです。そしてこのまま大会に入ればいいチームができ上がっているのではないかと思います」 ●11月2日(月) 「シンガポールクリケットクラブセブンズ」に向けて、マレーシアからシンガポールへ移動した7人制男子日本代表。 村田監督からレポートが届きましたので、お送りします。 ● 優勝の余韻もつかの間、選手は早朝プールリカバリーを経て空港へ。お世話になったリエゾンの’トンちゃん’ことアストンにお礼を言ったあと、空港で今大会(選手選考)MVPを発表! 準VP:和田(トヨタ)、藤谷(東芝) MVP:桑水流(コカ・コーラウエスト) キックオフのボールを8割以上獲得し、勝利に貢献した"ツル"が過半数を占めてMVPに!! 和田はスピードを生かしてアタック&ディフェンスに奮闘! 初召集の藤谷は初参加と思えないパフォーマンスで選考!? シンガポールへは15時過ぎに到着。 16時からホテルのGYMにてウェイトサーキットトレを約1時間、その後プールリカバリーを行いました。 セブンズの大会が2大会続く場合、選手にとってはウェイトトレーニングも重要な練習のひとつ。体重を維持するためにも欠かすことができません。 この日帰国した鶴ヶ崎と岩井の代わりに、長野(関西学院大)と友井川(NTT)が夕食時に合流。同じくウェイトサーキットとプールリカバリーを経て明日からの練習に備えます。 大きな怪我人もなくシンガポールの大会に挑む新たな10名の選手たち。 次は相手が世界なので、選手がどのくらい成長しているか楽しみです。