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2月10日

合宿最終日も早朝トレーニングから始まりました。今まで行ってきたトレーニングを2人組のペアで20分間行い、最後は全員で体幹トレーニングをしながら足だけでボールを落とさずに回すというミッションをクリアしました。

午前は、熊谷公園自由広場にて、今回の合宿の総まとめを1時間集中して行いました。ボールゲームでは、空いてるスペースに動き続け、キャリアに明確なコールを出す、またキャリアは勝負しながら味方の声をしっかり聞いてボールを繋げることができ、コミュニケーションの質と共にパフォーマンスが上がりました。

練習後は青空の下、クロージングを行いました。アカデミーを卒業する高校3年生とスタッフ全員が一言ずつ話し、第49回女子セブンズユースアカデミーを終えました。ユースアカデミーで学んだことを胸に刻み、これからいろいろな場所で活躍することを期待しています。


2月9日

昨夜、選手ミーティングで自分たちに必要なこと(心と体)を話し合い、リーダーたちがまとめました。今朝の練習前にはまとめたことについて、再度浅見コーチよりお話しいただき、トレーニングに入りました。トレーニングは今まで行ってきた自体重トレーニングをバージョンアップしたものを、個で戦うところ、仲間をサポートするところ、一緒に戦うところを意識して行いました。

午前の練習では選手ミーティングで課題に出た、ホグ(捕まっても前進すること)とサポートの声を重点的に、ボールゲームを行いました。間にアクションスピードやトレーニングを交えて、疲労感が高まった中でもスピードの変化や明確なコミュニケーションを行うことを意識しました。

午後は、午前と同じく運動量の多い内容でしたが、選手たちの意識がぐんとあがり、素晴らしいパフォーマンスが多く見られ、練習後の選手たちの表情からも、成長を感じる1時間でした。

ホテルに戻ってからは、そのまま30分間サーキットトレーニングを行いました。前回よりもみんな姿勢がしっかりしていたことから、合宿間のトレーニングの成果も感じられました。また、自分がやっていないときも仲間のフォームをチェックしたり、励ます言葉をかけたりする姿から、チームや仲間のために何ができるか一人一人が考えられるようになってきたように感じました。

夜は交替浴等でしっかりリカバリーを行い、コーチ陣と1on1ミーティングを行い、これまでの取り組みや今後について話し合いました。

いよいよ明日で合宿最終日。高校3年生にとっては今回が最後のユースアカデミーです。これまでで一番の練習、そしてこれからのラグビー人生の原点になるよう、スタッフ、選手一同頑張ります。


2月8日

まずは早朝練習です。股関節をほぐし首ストレッチ、前転、受身の動作のあと、どのようなシチュエーションにおいても強い姿勢でパワーポジションを崩さない、という意識を持ちながら練習に取り組みました。
また、バンドの反発を利用して負荷をかけ、特にハンドオフやピックにフォーカスしたキャリアコンタクトの練習を行いました。

午前中は、キャリアコンタクトにフォーカスをした練習のあと試合を行いました。
海外の大きい選手を想定し、まずは根本的な「1対1で勝つこと」への拘りについてコーチングを受けました。

午後も引き続きキャリアコンタクトで1対1の勝負をし、捕まった場合のボディコントロールと二人目のサポートを意識しました。
午後も試合を行い、練習したことを実戦においてチャレンジすることが出来ました。
また、「世界と戦うこととはどういうことか?」と改めて考える機会があり、現在の状況に甘んじることなく、世界を意識し続けることの重要性を再認識しました。


2月7日

本日より、熊谷スポーツ文化公園にて第49回女子セブンズユースアカデミーがはじまりました。オープニングは女子SDSと合同でミーティングを行い、稲田ヘッドコーチよりサクラセブンズ(女子セブンズ日本代表)が世界と戦うために、メダル獲得に向けて大切にしていることについてうかがいました。

最初のセッションはSDSと一緒に屋内練習場にて10m、50m、マルチの測定を行いました。
その後はSDSとは別メニューとなり、チンニング、ベンチプレス、スクワットの測定です。

チェックイン後はホテルにて、フレキシビリティ、夕食後は体幹やパス姿勢、ストロングポジションの取り方などの確認を行いました。

また栄養士の河谷先生には今回がアカデミーへの参加が最後となる高校3年生が積極的に今後の食生活について質問し、ご指導いただきました。

これまでは何を質問したら良いかわからなかった選手たちがアスリート食に興味を持ち、成長していることを感じました。