「IRBセブンズ 香港大会」
3月29日(日)

香港セブンズ最終日の1試合目はスリランカとの対戦でした。開始早々トゥプアイレイ(ホンダヒート)がトライを決め幸先の良いスタートになりました。その後もトゥプアイレイが2トライし、山本秀文(NECグリーンロケッツ)がゴールを成功させて19対0とリードして前半を終了しました。
後半はスリランカに連続2トライを許してしまいますが、ノーサイド間際に佐藤貴志(ヤマハ発動機ジュビロ)がトライを決め、後半から出場していた長友泰憲(サントリーサンゴリアス)がゴールを成功させました。結果は26対10で日本代表が2勝目を勝ち取りました。次は午後ポルトガル代表との試合です。

香港セブンズのイベントのひとつ「マーチ」が大盛況のもと終了したすぐ後、日本代表とポルトガル代表の試合がキックオフ。先制トライとゴールはポルトガルに奪われてしまいました。緊迫した攻防が繰り広げられ得点は動かずにいましたが、前半ラストプレイで4番トゥプアイレイ(ホンダヒート)がトライを決めて5対7としました。

後半開始早々にポルトガルにトライを取られ、日本選手も懸命に攻めますがなかなか得点には結びつきません。が、4分にマイケル・リーチ(東海大学ラグビー部2年)がトライ。これで2点差まで追いつきました。しかしポルトガル代表にさらに2トライ、1ゴールを奪われ10対24で念願のボウル決勝を逃してしまいました。
負けは悔しいです。「何が勝てなかった要因だったのか各々が考えよう」という岩渕コーチの言葉に全員が頷きました。次のアデレード大会ではもっと上を目指して頑張ります!

試合会場 試合会場

7人制日本代表選手・スタッフ 7人制日本代表選手・スタッフ

会場でサインするリーチ選手   熱いご声援、ありがとうございました!
会場でサインするリーチ選手 熱いご声援、ありがとうございました!

3月28日(土)

大会2日目はイングランドと中国との対戦でした。
イングランドとの試合では日本の良さをほとんど発揮できず50対0と屈辱的な結果に終わりました。ロッカーに引き上げてからチーム内で叱咤激励し、次の中国戦に向け前向きな気持ちに切り替えることができました。

中国戦では前半1分経過前にトゥプアイレイ(ホンダヒート)が先制トライを奪い山本秀文(NECグリーンロケッツ)がコンバージョンを決めて勢いに乗ります。その1分後、今度は軽快なステップで相手ディフェンスをかわし成田秀悦(サントリーサンゴリアス)がゴール下にトライ。このコンバージョンも山本が難なく決め14対0と離します。しかしその後中国代表に2トライ1ゴールを奪われ前半を14対12で折り返しました。
後半も中国に先制され前後半合わせて連続3トライを許してしまいました。後半の中盤で俊足の徐吉嶺(ヤマハ発動機ジュビロ)が相手を振り切り真ん中に逆転トライを決めました。最後はこの大会から7人制代表に参加している長友泰憲(サントリーサンゴリアス)がコンバージョンキックをきれいに決めて21対17としました。
最後は山本秀文がタッチを切り試合終了。村田ジャパンにとってこれがIRBセブンズワールドシリーズ初勝利となりました。
明日は第一試合でスリランカと戦います。
皆様応援ありがとうございます。明日からも宜しくお願いします。

3月28日(土)   3月28日(土)

対イングランド戦 対イングランド戦

3月28日(土)   3月28日(土)

3月27日(金)

世界最大級のスポーツイベント「香港セブンズ」が今日開幕しました。日本代表の初戦、ウェールズとは午後8時38分(香港時間)キックオフです。
会場に到着してすぐにロッカールームでアイスバスに入り血の巡りを良くし、ストレッチも済ませ、練習グラウンドで30分間アタックとディフェンスの動きを確認しました。試合ピッチで最後にアップをしているとトンネルに並ぶようにコールがかかります。

日本代表は緊張の中にも落ち着きのある雰囲気でピッチへ出るコールを待っていました。20:38予定時刻通りウェールズのキックオフで試合が始まりました。キックオフ2分を待たずに、8番の徐吉嶺(ヤマハ発動機ジュビロ)が先制トライ。日本は勢いづきます。ディフェンスでもしつこくウェールズに反撃をさせませんでした。しかし前半終了間際トライを許してしまいます。

5対7で折り返し、後半が始まりました。攻守共に闘志あふれる戦いが繰り広げられましたが、日本のラインアウトのボールをウェールズに弾かれそのままトライ。反撃を何度も仕掛けるもののスコアは動かず5対14で敗れました。しかしながら練習で見られなかった多彩な攻撃と粘りのあるディフェンスで、日本は善戦したことを生かし明日の2試合ではもっと貪欲にいってもらいたいです。
会場で応援してくださった皆さま、その他の場所から声援を送ってくれた皆さま、ありがとうございます。明日こそは互いに喜びを分かち合えるよう戦います!

1日目のジャパン   1日目の対ウェールズ戦
1日目のセブンズジャパン 対ウェールズ戦

先制点を奪って、前半は5-7   結果は5対14で敗戦
先制点を奪って、前半は5-7 結果は5対14で敗戦

3月26日(木)

大会開幕を明日に控えた今日の午後は、Happy Valleyのグラウンドでトンガ代表、そしてフィジー代表と練習セッションを行いました。日本-トンガ、日本-フィジー(2回)の3セッションをし、日本は攻守共に連携の取れたいい動きが見られました。
結果(トライ数)はそれぞれ、15-10(トンガ)、5-10(フィジー)、0-10(フィジー)でした。アタックでもディフェンスでもコミュニケーションの良さが出てくるようになったように見受けられました。また修正点はゲーム中やインターバルで話し、それを実際に次のゲームで直していくなど共通認識のもとにチームがひとつになりつつあることを感じました。

トレーニング後は大会会場の視察に行きピッチコンディションやロッカールームを確認してきました。会場は想像以上に大きく、ここが満員の観衆で埋め尽くされることを考えるとこの大会の規模の大きさを改めて知った気がしました。
選手たちには明日は試合のことだけを考えワールドカップセブンズ優勝国ウェールズと戦ってもらいたいです。
香港にいらっしゃる方や日本やその他の国から応援していただいている皆さまに、良い結果を報告できるよう頑張ってまいります!!

LOの佐藤さん   フィジーとのゲーム
LOの佐藤さん フィジーとのゲーム

攻撃の様子 攻撃の様子

大会ピッチ確認中
大会ピッチ確認中

3月24日(火)

今朝の香港は強い雨が降りピッチコンディションの悪さが懸念されましたが、グラウンドに到着し準備をしているうちに雨が上がりました。
午前中はスタジアム隣のSo Kon Po練習グラウンドにてニュージーランドセブンズと10人制代表チームと7分3本の練習セッションを行いました。1本目はセブンズ代表と2トライ対1トライ、2本目は10人制代表と1トライ対4トライ、3本目はもう一度セブンズ代表と1トライ対1トライという結果でした。ホールドゲームの予定でしたが途中からタックルに近いコンタクトも出てきてエキサイティングな展開となりました。昨晩からチームに合流したアリシ選手はこちらの予想を超えて良い動きをしていました。またセブンズ初参加の小林選手もチームメイトとコミュニケーションを取りながら懸命にゲームに参加していました。

夕方からはアメリカ大会から合わせると3回目となる練習セッションをオーストラリア代表チームと行いました。依頼していたレフリーが到着せず、急遽香港に到着したばかりの平林泰三レフリーが派遣され、7分3本を吹いていただきました。ラインアウトやスクラムから開始、攻撃5回で交代というスタイルの試合のため点数にはあまりこだわりませんが、やはり気になるところです。結果は1本目日本1トライでオーストラリア3トライと出足はかなりスローでした。2本目になると日本ノートライ、オーストラリア1トライと徐々に本来の良さが現れてきました。最後3本目は逆に日本2トライで相手をノートライに抑えました。
これまでの課題のひとつ、第1試合であっても持てる力を出してゲームをモノにしなければなりません。築城新キャプテンのもと、日本代表チームは頑張っております。

今晩はチームディナーで久しぶりの日本食をおいしくいただきました。これを力に週末の大会で思いっきりあばれてくれることでしょう。
皆様の応援がチームの原動力になりますので温かいご声援をお願い致します!

3月24日   3月24日

3月24日   3月24日

3月24日   3月24日

3月24日   3月24日

3月23日(月)

今日は午後から活動を開始し、ホテルに近いHappy Valleyのグラウンドでトレーニングを行いました。メニューはセットプレーとコンタクトの確認が中心で最後にアタックの練習という内容でした。

ホテル出発前には怪我のためチームを離れる松下馨選手(ヤマハ発動機ジュビロ)が挨拶をし、日本へ帰国しました。彼の分までチームが力を出してくれると信じます。

またアリシ・トゥプアイレイ選手(ホンダヒート)と松下選手と交代した小林訓也(ヤマハ発動機ジュビロ)がそれぞれ今晩到着しました。

明日は午前・午後と他国代表チームとの合同練習を予定しております。

3月22日(日)

今日も香港は曇りで朝からとても蒸し暑いです。7時半前にホテルを出発して試合会場のKing's Parkで30分間ウォーミングアップをし、8時半キックオフで香港代表と3本×7分フルコンタクトの試合を行いました。

1試合目は両チームともノートライでしたが、日本が圧し気味で終了できたことで第2試合はより日本らしい連携のとれたディフェンスにつながりました。山本秀文(NEC)と末松勇喜(ホンダヒート)がトライを取り2対1で3試合目を迎えました。

前の2試合で調子をつかんだ日本は徐吉嶺(ヤマハ発動機ジュビロ)と末松がトライをし、香港代表をノートライに抑えました。まだ大会までには課題が残っていますがチーム内でよくコミュニケーションを取り調整しながら勝利を勝ち取るため励んでおります。
皆様の温かい応援をよろしくお願いいたします。

試合前 試合前

香港との試合の様子 香港との試合の様子

スクラムは日本が優勢でした スクラムは日本が優勢でした

3月21日(土)

今日は曇っていたので涼しい過ごしやすい一日となりました。午前中のメニューは午後の香港戦のため、主にアタックとディフェンスの実践的な練習でした。アタックとディフェンスの人数を変え、状況に応じた対応を個々が判断しながら動けるよう繰返し行いました。合間のミーティングではお互いに要求や指示を出し合いチームに何が求められているのかを全員が把握し共有していました。

午後3時30分に香港との練習試合がキックオフ。香港は練習直後ということもあり良く体が動いていましたが、日本チームは動きが硬く思い通りのプレーができませんでした。結果は香港が前半3トライ後半1トライ、日本は前半の山本秀文(NECグリーンロケッツ)と後半のラトゥイラ レプハ(大東文化大学)の計2トライでした。

明朝8時半キックオフでもう一度香港代表とKing's Parkにて練習試合を予定しております。今日の試合後に確認した修正点をふまえ明日の試合に挑みます。応援よろしくお願いいたします。

3月21日   3月21日

3月21日   3月21日

3月20日(金)

香港に到着し3日目の今日は、午前中にミーティングと選手のみの軽いトレーニングを行ったあとは、終日オフとしました。明日からは練習試合が続くため心身ともにリフレッシュさせることが目的です。大会開幕まで、1週間です。応援してくださる皆様ありがとうございます。

3月19日(木)

朝からホテル内ジムでウェイトをして汗を流し、そのまま近くの公園で軽めのメニューを1時間弱行いました。体がまだ慣れていないため動きが重そうな印象です。

午後は香港協会の協力を得て人工芝のグラウンドで2時間程度トレーニングに励みました。アタックとディフェンス両方の動きをとサインプレーを細かく確認し、コミュニケーションを取り合うことがいつにも増して多いように思います。
新キャプテンの築城昌拓選手(コカ・コーラウエストレッドスパークス)はウォーミングアップから率先して走りこみ、トレーニング中も各選手とコミュニケーションを取りチームメイトを励まし引っ張っています。

短い時間のトレーニングとはいえ、アタックとディフェンスでは選手それぞれが状況により自分で判断してより良い動きができるように、納得いくまで話し、実際に動くなど内容は充実していました。
明日はオフで土曜日・日曜日は他の代表チームとの練習試合を控えています。

3月19日   3月19日

3月19日 7人制日本代表は、「IRBセブンズ 香港大会」まで現地でキャンプ。大会は27日の金曜日から3日間行われる

3月18日(水)

ワールドカップ後、再び7人制代表メンバーが顔を揃えました。諸事情により数名の選手が入れ替わりました。今回1年以上ぶりに参加する佐藤貴志選手(ヤマハ発動機ジュビロ)と、セブンズ初招集の長友泰憲選手(サントリーサンゴリアス)が加わりました。

香港へ出発する前に、都内練習場で約1時間程度練習をしました。数名のファンの方も見学に訪れてくださり力をもらいました。練習後はそのまま成田空港に向かいました。選手たちも7人制チームでの移動にも慣れてきた様子です。深夜、ホテルに無事到着しました。
今日からいよいよ香港セブンズ大会合宿が始まります。ゆっくり休んで明日からトレーニングに励んでまいります。

築城(ついき)キャプテン   辰巳の森海浜公園ラグビー練習場で調整後、香港へ
築城(ついき)キャプテン 辰巳の森海浜公園ラグビー練習場で調整後、香港へ