日本協会公認Aレフリー 平林泰三 IRBセブンズワールドサーキットシリーズ ドバイ&ジョージ ラウンドへ参加しましたご報告をいたします。 ドバイ大会、AUS vs Samoa 派遣期間: 2008年11月24日~12月8日 大会期間: IRBセブンズ UAEドバイラウンド 2008年11月28日・29日 IRBセブンズ SAジョージラウンド 2008年12月6日・7日 担当試合: ●IRBセブンズ ドバイラウンド ケニア vs アラビアンガルフウェールズ vs ジンバブエイングランド vs フィジーフランス vs USAサモア vs オーストラリア ●IRBセブンズ ジョージラウンド ニュージーランド vs フランスポルトガル vs サモアフランス vs チュニジアフランス vs グルジア カップ準決勝 南アフリカ vs フィジー プレート決勝 イングランド vs ポルトガル 参加レフリー: ●IRBセブンズ ドバイラウンド カルロ・ダマスコ(イタリア)、サイモン・マクドウェル(アイルランド)、ディビッド・キーン(アイルランド)、ニール・パターソン(スコットランド)、ジェームス・ボラビウ(フィジー)、スコット・ハーバート(アラビアンガルフ)、ジャンルク・レボラル(フランス)、平林泰三(日本) ●IRBセブンズ ジョージラウンド カルロ・ダマスコ(イタリア)、ディビッド・キーン(アイルランド)、ニール・パターソン(スコットランド)、ジェームス・ボラビウ(フィジー)、ジャンルク・レボラル(フランス)、ジェイソン・ジャフタ―(南アフリカ)、ヤコ・パイパー(南アフリカ)、平林泰三(日本) 総括 全ラウンドで8ラウンド開催されるIRBセブンズシリーズがドバイより開幕しました。 新設されたスタジアムは第1日目より4万人を超える超満員の観客で埋め尽くされました。南アフリカ会場においても、新たにスタンドを拡張新設し、2万人以上の観客で超満員でした。UAEのドバイ・南アフリカのジョージラウンド共に、南アフリカ代表がカップ優勝し、多いに盛り上がりました。 来年は、セブンズワールドカップイヤーということもあり、運営面やチームの状況ともに昨年より大きく強度を増していました。 ELVsの導入によって、よりスピーディーによりフィジカルになったセブンズは、非常にレフリングの難しい局面が多くなっていた印象があります。 今回のこの2ラウンドを含め、来年3月にドバイで開催されるワールドカップセブンズに向けて、厳しいレフリーの強化と評価が行われます。 大会数日前に現地入りし、トレーニングやレフリーミーティング、レフリー・チームコーチミーティング等を行い大会準備としました。 また、期間中には、今年度よりIRBセブンズシリーズ・レフリーマネージャーに就いたキース・ローレンス(NZ)との個人面談等も行い、来年3月のワールドカップに向けて色々なプログラムが組まれていきました。 参加レフリーは、それぞれハイネケンカップやカリーカップ等の主要な大会を担当しているレフリーがほとんどであり、大会期間中は非常に激しいレフリー間の競争が行われました。 9月のスリランカセブンズより、ワールドカップアジア最終予選、コブラ10sと自分自身でも様々な課題を克服し、今大会に挑みました。 その結果、ジョージラウンドでは、カップ準決勝やプレート決勝をレフリー担当し、レフリングの評価が結果として表れた事には非常に嬉しく思います。 また、手配サポートをして頂いた日本協会事務局やホスト協会関係者に厚くお礼申し上げます。 平林泰三 「来年早々には、NZ&USAラウンドを控えているが、すべては来年3月のワールドカップに向けてしっかりと準備して、必ずワールドカップの大舞台に立ち、パフォーマンスできるように精進して行こうと思う」 ジョージ大会、NZ vs FRA ジョージ大会、プレート決勝ENG vs Portugal 南アフリカ、ジョージ大会に参加したレフリー