●9月27日(土) 香港
7人制日本代表男子チーム香港遠征3日目。本日の香港も快晴。連日猛暑が続いています。
日本代表チームの今日のトレーニングは、午前中のみでしたが、内容の濃い練習となりました。
まず練習前にチームミーティングを実施し、さらなるセブンズ理解に務めました。その後、施設内のフィットネスルームに移動し、ウエイトトレーニングを行いました。バイクや各種ウエイト、ダンベルなどを使用した13種目を40秒間で周るサーキットで身体作りに励みました。
そして徒歩でグラウンドへ移動。香港競馬場の中にあるHappy Valleyでの練習となりました。
グラウンドでは、ストレッチや、セブンズのコンタクトを意識したウォーミングアップを行い、村田監督によるスキルトレーニングに移りました。今日のスキルトレーニングは、コミュニケーションを意識した内容となり、チームを2つに分けたパスゲームなどを実施しました。競争意識を保ちつつ楽しみながらも負けたチームには罰ゲームが科されるなどメリハリのついたメニューとなりました。
続いて、ユニットに分かれFWはスクラム/ラインアウト、BKはセットプレーからのアタックを確認しました。FWに関しては、日頃BKとして活躍し、スクラムを組む機会がほとんどない選手たちですが、姿勢を意識した力強いスクラムが組まれ、HOを務めた松下選手、築城選手らが巧みなフッキングを見せていました。ラインアウトも複数の組み合わせが試されセットプレーを安定させるべく繰り返し行われました。BKは、アタックの方向性やスペースの使い方をチェック。プレーの合間に、小吹選手を中心に1プレー1プレーを確認しながらのものとなりました。
その後は、アタック・ディフェンス形式のトレーニングとなり、ゲームシチュエーションでの動きを確認しました。コーチ陣が挙げたキーポイントは、アタックは仕掛けること、ディフェンスはコンパクトにということ。非常にシンプルですが、アタックは、相手のスペースをしっかり見極め仕掛けること、ディフェンスに関しては、6人で相手のアタックに対応するということでコミュニケーションが重要になります。明日は香港代表とのトレーニングマッチも控えていますので、そういった部分を踏まえての練習となりました。
練習後は、キンキンのアイスバスに浸かり、しっかりとリカバリーを行いました。
午後は、フリーとなりホテル周辺を散策したり、ゆっくりとホテルで休んだりと各々自由な時間を過ごしたようです。
また、夕食後には選手だけでミーティングを実施し、選手同士でポイントを確認しあいました。同時にスタッフミーティングも行い、ゲーム当日の役割を再確認しました。
明日は、香港代表と練習マッチを行う予定です。鈴木キャプテンが練習後の円陣で「明日の試合は練習試合ではなく、本番の気持ちで戦おう。絶対に勝とう」と皆に語り掛けました。既に臨戦モードに突入です。
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テーピングを巻いて準備をする山本選手。後ろの築城選手カメラ目線です‥‥ |
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練習スタートの円陣のリードは、今回はリーチ選手 |
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全員でランニングをしてウォーミングアップ |
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しっかりボールをプロテクト |
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3つのボールをジグザグにパスして速さを競うスキルレース |
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15人制ではBKの選手たちが組む不慣れなスクラムも安定してきた |
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村田監督の指示を聞くBK陣 |
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ラインアウトも一段と高くなった |
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選手が考えてチームを組み立てる。アタックについて説明する小吹選手 |
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キックオフの陣形を確認 |
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ボールキャリアーに対してDFはコンパクトに |
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ATはスペースがあったら仕掛けて前へ |
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狭いスペースを有効に使ってアタックする |
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激しい練習を終えれば皆リラックスです。写真は、三浦総務のサングラスをかける成田選手 |
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練習後のひとコマ。本日のベストショットです |
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