7月30日(火)

シュミレーションも最終日となりました。
準決勝・決勝を想定した試合は、激しい攻防が繰り広げられました。
 
午前の試合では接点やスキルに課題が残りました。しっかりリカバリーして最終戦に備えます。

決勝戦を想定した最終戦は、国歌斉唱から始まります。
スタジアム内は、良い緊張感に包まれます。

最終戦では、相手選手の足が止まってきた隙を逃さず勢いあるアタックで一気に攻め込みました。
最後に勝ち切れたことは、チームとしてとても大きな収穫となりました。

 
ハードな試合日程が終了した翌31日(水)、ミーティングを行いました。
稲田仁ヘッドコーチから「来年ここで締める時には、みんな金メダルを持っていなければいけない」とのコメントがありました。その言葉通り、来年のこの日には結果が決まっています。
あと1年、厳しい環境が続きますが、金メダルという目標を成し遂げるまで全力で前へと進み続けます。

このシュミレーションを実行するにあたり全面的にサポートしてくださった日本ラグビーフットボール協会のみなさま、また、対戦相手として胸を貸してくださった国際武道大学男子ラグビー部を中心とした選手の皆さま、誠にありがとうございました。この場をお借りして感謝申し上げます。

 


7月28日(日)29日(月)

東京五輪の本番を想定した試合が7月28日から始まっています。
かなり暑い中で行われている試合ですが暑熱対策やケアを万全に行い、試合に臨んでいます。
本番さながらに選手入場から始まり、スタジアム内には録音された歓声が大音響で流れ、選手へのストレスを増します。
男子選手相手の試合は、接点やスピードで劣勢に立つも、ひたむきさを全面に出したアタックやディフェンスで食らい付きます。

準決勝、決勝を想定した30日は特に疲労がある中ですが、勝ちきれるように選手・スタッフともに一丸となって試合に臨みます。


7月27日(土)

いよいよオリンピックシミュレーションが明日に迫りました。
午前は当日と同じウォーミングアップを実施し、良いイメージを持ちます。
セットプレーの確認から、最後はキャプテンズランを行いました。

夕食前にはジャージープレゼンテーションを行いました。
稲田仁ヘッドコーチから出場選手一人一人にジャージーが手渡されます。
中村知春キャプテンは「シュミレーションではあるが絶対に勝とう。本番でも負けられない試合が続く。また、感謝の気持ちを忘れずに全力でプレーし、チームの力を出し切ろう」とコメントしました。
稲田ヘッドコーチからは「本番と同じ会場で試合をする。勝たないといけない。1日目、1試合目の試合の入りからとにかく全力でプレーしよう」と選手に伝えました。 

明日からの3日間は、来年の東京オリンピックと全て同じスケジュールで進行されます。
また、国際武道大学男子ラグビー部の選手を中心としたチームと3日間、対戦します。
 

7月24日(水)

午前中はグラウンドでラグビートレーニングです。
この日もまずはスピードトレーニングから始まりました。
慣れないトレーニングメニューでしたが、回数を重ねていくたびにスピードやフォームがあっという間に改善されていきます。

午後はウエイトトレーニングです。
大会前最後のウエイトを想定し、少しハードな合宿中ですが強度をしっかり維持します。

サクラセブンズでは各メニューごとの数値を毎回記録し、次々と重さにチャレンジします。
ノートと向き合って記録を残す姿は印象的です。

また、本日でジャレッド・クラウチ氏の帯同が終了しました。
ジャレッド氏には、主にキャッチやキックのコーチングをしていただきました。
7月18日からの約1週間、ありがとうございました。
最後は選手とハイタッチです。

 


 

7月22日(月)

この日の午前中まで熊谷でトレーニングを行いました。
午前中のラグビートレーニングでは試合形式の練習とキックオフの練習にフォーカスしました。

昼食後、東京2020の舞台がある東京・府中市に移動です。
移動後はグラント・ダシー氏(オーストラリア)によるスピードトレーニングを行いました。

 
最後はウエイトトレーニングで追い込みます。
翌23日は終日オフとなり、24日からまたトレーニングが始まります。